高分子の物性測定と

その応用

趣旨

我々の生活と高分子は切っても切り離すことは出来ず、多くの研究が昔からなされて来た。しかしながら周知のように、高分子自身の持つ分散性の高さ、不均一性ゆえに、その物性を定量的に明らかにするには、色々な困難が付きまとう。本シンポジウムでは高分子物理についての実験・測定に関わる講演を通じて、高分子物理の今後の展望について探りたい。

日時

2018年3月2日(金)9:30ー17:25(懇親会 18:30〜)

場所

京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 3号館311講義室

キャンパスマップ(PDF)

大学までのアクセス

参加登録

事前参加登録は締め切りました。参加を希望される方は直接会場にお越しください。

参加費は無料です。

プログラム

PDF版

9:30-9:35 オープニング

9:35-10:25 猿山 靖夫(京都工繊大) 速い温度変化に誘起されるガラスのα過程緩和時間の変化

10:25-10:50 辰巳 創一(京都工繊大) 高分子とそのダイマー混合系のガラス転移挙動

10:50-11:30 則末 智久(京都工繊大) 超音波スペクトロスコピー法による感熱応答ゲル微粒子の構造と物性解析

11:30-13:00 昼食

13:00-13:40 新屋敷 直木(東海大) 溶液中の高分子鎖のガラス転移と水とアルコールの多様な誘電緩和

13:40-14:05 佐々木 海渡(東海大) 高分子水溶液の誘電緩和とエイジングによるエンタルピー緩和

14:05-14:45 藤原 進(京都工繊大) 高分子構造形成の分子動力学シミュレーション

14:45-15:10 田所 大輔(京都大) ポリトリメチレンテレフタレートにおける高分子結晶の融点とラメラ厚の関係

15:10-15:20 休憩

15:20-16:00 西川 幸宏(京都工繊大)力学的に不均一な高分子材料の変形について

16:00-16:40 小西 隆士(京都大) X線散乱法による高分子結晶化初期過程における密度揺らぎの解析

16:40-17:20 戸田 昭彦(広島大) 高分子結晶化・融解キネティクスの熱測定

17:20-17:25 クロージング

招待講演者リスト(50音順・敬称略)

小西 隆士(京都大学)X線散乱法による高分子結晶化初期過程における密度揺らぎの解析

猿山 靖夫(京都工芸繊維大学)速い温度変化に誘起されるガラスのα過程緩和時間の変化

新屋敷 直木(東海大学)溶液中の高分子鎖のガラス転移と水とアルコールの多様な誘電緩和

戸田 昭彦(広島大学)高分子結晶化・融解キネティクスの熱測定

西川 幸宏(京都工芸繊維大学)力学的に不均一な高分子材料の変形について

則末 智久(京都工芸繊維大学) 超音波スペクトロスコピー法による感熱応答ゲル微粒子の構造と物性解析

藤原 進(京都工芸繊維大学)高分子構造形成の分子動力学シミュレーション

懇親会

18時半より懇親会を予定しております。

会場:照月(京都市左京区下鴨上川原町24)http://shogetsu.kyoto/

会費:八千円程度

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本シンポジウムは、京都工芸繊維大学のシンポジウム等開催助成金により、助成を受けています。

世話人

辰巳 創一(京都工繊大)、水口 朋子(京都工繊大)