Kento Tominaga (Ph.D.) 

富永 賢人 博士(農学)

所属

東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 


個人に紐ついたリンク等

研究内容 (Current projects)


現在は主に海洋に生息する微生物・ウイルスを主な対象として



を進めています。


Currently, I mainly focusing on marine prokaryotes and viruses.

 I'm now working on the following projects.

研究キーワード ( Keywords)



研究の興味・関心 (My Research Interests)


地球には膨大な数の多様な微生物(細菌・アーキア・真核微生物・ウイルス)が生息します。


一方で、これらの微生物の大部分はまだ分離されておらず、機能のよくわからない遺伝子を沢山持っています。


数個の遺伝子から成り立つ小さなシステムの仕組みから、たくさんの生物を巻き込んだ生態系の大きなシステムの仕組みまで、微生物の世界にはその存在を知られていない精巧な仕組みがまだまだ多数存在しています。


私は研究を通じてこれらの仕組みの謎を解き明かしていくとともに、より長期的には得られた知識を社会や環境に役立てることを目指したいと考えています


特に目指していることは、ミクロな分子生物学的な現象から、よりマクロな進化・生態学的な現象までを幅広く対象とし、両者を繋ぐようなオールラウンド型の海洋微生物学を展開することです。



微生物の世界の仕組みを、より多くの人に楽しんもらうことが出来ますように。



The earth is home of a vast number and diverse microorganisms (bacteria, archaea, eukaryotic microorganisms, and viruses).


Great predecessors have revealed the importance of these microorganisms in ecosystems and their unique and sophisticated life strategies.


On the other hand, the majority of these microorganisms have not yet been cultivated and encode numerous numbers of unknown function genes.


Thus, from the microsystems inside a microbial cell to the macrosystems involving many organisms in the ecosystem, there are a lot of mysteries in the microbial world.


I aim to unravel the mysteries in the microbial world and to use the knowledge to make a better world.

Ihope that more people will enjoy the mechanisms of the microbial world.

研究アプローチ(Approaches)


特に今の研究の主軸となっている手法は以下の3つです。


先人たちの解き残した問題は一筋縄ではいかない難しい問題ばかりですが、私の研究ではドライ(情報学)やウェット(実験科学)と言った従来の分野の枠に囚われず、多様な手法を適材適所で組み合わせた「ジェネラリスト」型のアプローチでこれらの問題の解決を進めたいと思っています。




In particular, the following methods are the basis of my current research.



The unsolved problems left by predecessors are difficult to solve in a straightforward manner, so I would like to solve these problems with a "generalist" approach, combining various methods.


学歴 (Education)

BS @Tokyo Metropolitan University

(分子遺伝学研究室/指導教官・加藤潤一先生)

MS @Tokyo Metropolitan University (Supervisor: Prof. Jun-ichi Kato ) 

分子遺伝学研究室 

(海洋分子微生物学研究室/指導教官・吉田天士先生)

Ph.D. @Kyoto University (Supervisor: Prof. Takashi Yoshida

海洋分子微生物学研究室  

歴 (Work experiences)


論文発表(Publications)

‪Kento Tominaga‬ - ‪Google Scholar

学会発表(Conferences)

乗船履歴

ベントス採取を主目的とした航海でしたが、運良く初の長期の乗船に参加させていただきました。多くの方に教えていただきながらですが、CTDによる採水を主に担当しました。この航海での経験や試料を活かし、新たな成果に繋げていきたいと思います。

日本の東端である南鳥島での観測や、狂気の?複数72時間時系列観測を実施しました。全人未踏なデータが出せるようにこれから頑張って解析をしていきたいと思います。また、熟練の海洋研究者の方々によって緻密に計画され、誰がやってもできるくらい完全にシステム化されたサンプリングを体験したことで、フィールド系研究者としてとても学びがある航海でした。

受賞歴(Awards)

所属学会

その他研究関連活動

山梨大会の本学会初参加直後になぜか世話人になってしまいました。コロナ禍でオンライン・オンサイト両方の形での運営に関わることができ、とても勉強になりました。


国内の環境ウイルス研究者のハブとなるような研究集会の開催を行っています。


ゲノム微生物学会の若手の世話人を担当させていただいています。学生の頃からお世話になっているゲノ微若手の会を少しでも盛り上げていけるよう頑張りたいと思います!


群雄割拠しているウイルス研究用ツールの情報を集めたリンク集です。環境ウイルス部会若手運営委員を中心に運営しています。

個人的なメモ

いつかなにかの執筆の種にしたい(願望)

海洋微生物学に関するメモ1 

遺伝子機能予測に関するメモ2