競輪の社会学…古川岳志
競輪の社会学…古川岳志
関西大学・大阪大学・大阪商業大学ほか非常勤講師
「競輪」の歴史を探求した本を2018年に出版しました。(『競輪文化~「働く者のスポーツ」の社会史』)競輪は日本で生まれたギャンブルスポーツで、ケイリンという日本語の名称でオリンピックの正式種目にもなっています。この本では、誕生の経緯や社会との軋轢、ファンの視線、選手の意識など多角的な視点から競輪の全体像を描いています。競輪には約70年の歴史がありますが、客観的な視点から競輪をとりあげた世界で初めての本です。出版まで、かなりの時間がかかってしまいましたが…(その経緯はこちらに)
本作で、社団法人現代風俗研究会から第30回橋本峰雄賞をいただきました。また『日本経済新聞』2018年2月22日付夕刊「目利きが選ぶ3冊」、「西日本新聞」2018年3月4日付「書評」、「図書新聞」2018年7月14日付「書評」等でとりあげられました。
現在は、復活して10年を経過した女子競輪の可能性、日本以外で唯一の競輪実施国韓国との関係史について研究しています。韓国の大衆文化にも興味関心を持っており、日韓の文化的交流がより豊かに進むことを願っています。
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