会計記帳サポートいたします。
江尻 一夫行政書士事務所
電話0246-43-4862
法律的には、会計の専門家は公認会計士と行政書士なのです。
行政書士は「事実証明に関する書類」を作成できます。(行政書士法第2条)
江尻 一夫行政書士事務所
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法律的には、会計の専門家は公認会計士と行政書士なのです。
行政書士は「事実証明に関する書類」を作成できます。(行政書士法第2条)
「記帳」とは、企業の業務において出入りしたお金について日々各種帳簿を作成し、決算や確定申告の際に必要な損益計算書、貸借対照表等を作成する作業のことをいいます 。「青色申告書」は作成できません。
会計記帳代行業務に必要な書類
現金出納帳・預金出納帳のコピー
請求書
領収書
買掛金管理票・支払予定表
売掛金管理票
預金通帳のコピー
給与明細書等
会計記帳業務を行う際の注意点
〇会社の重要な書類を預かるため、その管理は厳重に、慎重に。
〇数字の誤りや入力漏れがないように、事務所に2人以上の行政書士がいる場合にはダブルチェック
会計ソフト
以前から広く利用されているインストール型は、一度購入・インストールしてしまえば月額料金がかかりません。初期費用は高額になりやすいものの、長期的にみればランニングコストを削減できる点が強みです。働く場所や利用するPCが決まっている場合はインストール型で十分でしょう。また、古くから利用ユーザーがいるため、会計ソフトの中では利用する割合が高くなっています。
インストール型ならではの特徴としては以下が挙げられます。
複雑な処理をスピーディーにできる
複雑な入力や処理を素早く行う場合に適しています。カスタマイズの幅が広く、画面を自社の仕様に合わせて細かく作り込みたい場合にもおすすめです。
セキュリティ面で安全
重要な会計情報を固定の端末に集約でき、オフラインでの動作も可能なので、利用者を制限しやすい、インターネット経由での漏えいが起きにくいといった点で、情報漏えいの防止に役立ちます。
初期費用はほとんど発生せず、月額料金なので費用も平準化できます。ソフトを導入したものの、使い勝手や機能面で不満が多い場合には、短期間で解約でき、コスト面で低リスクなのも特徴です。
クラウド型ならではの特徴としては以下が挙げられます。
メンテナンスが楽
新たな会計制度への対応や最新版の利用には、ソフトウェアのバージョンアップが欠かせません。クラウド型であれば、いつでも最新版を利用できるので都度アップデート作業を行う必要がなくなります。
データの保全性
データはクラウド上に保存されるので、ハードウェア障害によるデータ消失の危険性が低いのも特徴です(ただし、インストール型でもクラウドに保存できるサービスやオプションもあります)。
多人数での共有
PCを物理的に共有する必要がなく、IDを発行すれば誰でもデータにアクセスでき、また複数人同時で作業することもできます。
スマホやタブレットでの利用
たとえば、経費精算システムを利用せずに直接会計ソフトに伝票入力する場合、クラウド型であれば、領収書をスマホで撮影して処理できる機能を利用するだけで出先での対応も可能に。出張等が多く、拠点とするオフィスだけでなく、支店や現場を飛び回って利用したい人に向いています。
テレワークに最適
インターネットに接続できる環境があれば、どこにいてもログインするだけで利用できます。オフィスのデスクトップPC、自宅のPC、出張用に貸与されたモバイルPCなど、どこでも利用可能です。また、最近ではMac対応したソフトも。
会計業務のためにわざわざ出社しなくてもよくなるため、自宅でのテレワークはもちろん、働き方改革・多様な働き方の推進にもつながります。
会計ソフトのメリット・デメリット(注意点)
会計ソフトを導入する上では、メリットとデメリットを理解しておくことが重要です。以下、一つずつ紹介していきますので、導入を検討する場合は参考にしてください。
①入力・作成作業の効率化
入力を補助する機能があるため、仕訳項目の選択ミスや入力もれ、転記ミスといった人的ミスを防止できます。たとえば「交通費」と入れると勘定科目欄に「旅費交通費」が自動で入力され、取引先を履歴から選択可能です。伝票入力したデータは会計ソフト上で集計されるため、手書きやExcelのように伝票の内容を仕訳帳や総勘定元帳へ転記する手間も省け、業務の効率化も期待できます。
スキャン機能を使えば、読み取った内容が自動で入力されるため、入力の手間が減り、内容が合っているか確認するだけと担当者の負担を軽減できます。スマホに対応している会計ソフトの場合、外出先でスマホを使って経費等の入力を済ませることも可能です。
②会計事務所とのデータ共有が簡単に
会計ソフトの入力データを会計事務所と共有できるため、決算の度に郵送したり、確認のために来社してもらったりする必要がありません。修正箇所が見つかれば、会計事務所で修正してもらえます。
③バックアップができる
システム上でバックアップが取れるため、帳簿を紛失したり、Excelを誤って消してしまったりといった心配がありません。たとえば、仕訳入力の最中でも、1回ごとに記録されるので、途中で作業を止めても作業したところまでは記録されています。
④会計初心者でも的確に入力できる
紙帳簿やExcelの場合、売掛、買掛、入金、出金、振替、といったお金の動きをそれぞれの伝票に記載し、それを仕訳帳や総勘定元帳に転記するなどの作業が必要です。
しかし会計ソフトを利用すれば、摘要欄を選ぶだけで自動的に勘定科目が仕訳され、税区分まで入力されます。そのため、会計の知識に不安がある場合でも簡単かつ的確な入力が可能です。たとえば、摘要で「交通費」を選べば勘定科目は「旅費交通費」、「文房具代」を選べば「事務用品費」に自動仕訳されます。
⑤不正行為が起こりにくい
会計ソフトは手書きやExcelと比べて、操作や入力履歴を残しやすく、問題があれば遡って確認できるため、不正な書き換えを未然に防げるようになります。また、伝票から帳簿へ自動で転記されるため、改ざんも困難に。たとえば、伝票で10,000円と入力したら、元帳にも自動で10,000円となるため、1,000円でごまかすことはできません。
⑥事業の改善機会の増加
決算書や試算表など、会計ソフト上で帳票を出力することで最新の数字を確認できるため、問題点を早期発見でき、経営改善につながります。
⑦テレワークの推進
紙帳簿がなくてもPC上で会計作業ができるため、テレワークや場所を選ばない働き方の大きな後押しとなります。他部署がテレワークをしているのに、経理担当者だけが出社せざるを得ない、といった職場環境を変えることも可能です。
一方、会計ソフトのデメリットですが、仕訳が少なすぎてシステムを習得するのが手間という場合を除いて、導入をためらうほどの大きなデメリットはありません。ただし、インストール型とクラウド型でそれぞれ注意点があります。
(1)インストール型の会計ソフトの場合
法令改正時等のアップデートを手動で対応する必要があるため、通知などを見逃したり忘れたりしてしまうと改正前のやり方で書類作成してしまう可能性があります。ダウンロード、インストール、アップデート、バックアップ、といった作業に少しでも不安のある場合は、より直感的に使えて常に最新版が利用できるクラウド型の会計ソフトを選びましょう。
(2)クラウド型の会計ソフトの場合
長期利用の場合は、インストール型の購入価格を上回る金額を支払う可能性も出てきます。月々数千円の利用料でも、3年間利用すれば10万円を超えることも。ただし、クラウド版は、初期費用がそれほどかからず、ソフトウェアの乗り換えのハードルが低いことを考えると大きなデメリットにはならないでしょう。
また、クラウド型の場合はインターネット環境によっては動作が遅くなる可能性もあります。無料トライアルなどの機会を利用し、正式導入前に確認しておきましょう。
報酬 13万円