ムスジガジ

Ernogrammus hexagrammus (Temminck & Schlegel)

レア度:いつでも見られる(夜)

形態:体長15㎝程までの個体がよく見られる。タウエガジ科の他種に比べると、かなり頭でっかちに見える。眼から斜め後ろへ伸びる3本の暗色帯が特徴。大きめの個体では、胸鰭の5~6本の黒い線も識別形質になる。10㎝に満たない小型個体(幼魚もしくは若魚)は、吻から背鰭にそって白色の線が走り、その下側は一様に黒褐色と成魚と体色が全く異なるが、頭部の3本の暗色帯は不明瞭ながら確認できる。体側には明瞭な側線が3本平行して走る。

生息域:日本各地で見られる。葛登支では、夜の平磯の水路周辺でぼーっとしている個体が多くみられる。昼間はほぼ見かけないが、大きめの転石をひっくり返すとごく稀に見つかることがある。

生態:冬から春にかけて転石の下で産卵し、オスが卵保護を行うとされる。

その他:

2020年10月 大友
2020年10月 大友
2020年10月 大友 若魚?
2016年11月1日 りった
2016年11月1日 りった
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2020年4月 深澤
石をひっくり返したら出てきた卵塊
近くに親魚もいた
2020年4月 深澤
撮影後、石の下に返却した
2021年11月6日 りったテナガホンヤドカリのガードペアと一緒
2021年11月6日 りったにょろりん
2023年3月20日 とみよしヌッ