ハコダテギンポ

Rhodymenichthys dolichogaster (Pallas, 1814)

レア度:たまに見られる

形態:北方性のにょろにょろの代表種で、北海道周辺では普通にみられる。頭は小さく、眼を通って胸鰭の基底まで伸びる銀白色の線が特徴的。体色は褐色~明るい黄緑色まで様々で、生息環境によって変異がある。20㎝くらいの成熟オスではこの帯が不明瞭になり、背鰭の前部に濃い青色をした斑点があらわれる。体側に模様はほとんどないものや、背鰭などに斑点が並ぶものもいて、こちらは変異が大きい。

生息域:本州では新潟や岩手以北、北海道には全域に分布する。外海に面した岩礁や藻場を好み、葛登支では沖との境目でガサガサするととれる。

生態:

その他:「地名+ギンポ」シリーズでは、他にムロランギンポ Pholidapus dybowskii がある。どちらも北海道周辺ではふつうにみられるが、ムロランギンポは全長50㎝くらいまでなる大型種。

2020年9月 大友
2020年9月 大友にょろにょろする
2021年6月27日 りった
これしか撮られへんかった