アナアオサ

Ulva pertusa Kjellman, 1897

レア度:いつでも見られる(冬~春)

形態:薄い膜質でひらひらした、黄緑色の非常にきれいな海藻。光合成によって藻体表面に湛える酸素の泡は、写真の撮り方によってはとても映える。広げると卵形や楕円形に見える。大きく生長したものでは、表面にいくつもの穴が空いたり、先の方に裂片ができて縮れて見える。生物顕微鏡が必要だが、細胞層が2層になることが特徴。近縁なヒトエグサ Monostroma nitidum は、細胞層は1層であることで明確に区別できる。

生息域:葛登支では初春から、平磯のいたるところで見られるようになる。夏までに枯れてしまい、無い時期には本当にまったく見られない。日本各地に分布。

生態:

その他:

2021年3月 大友
2021年3月 大友