クロイサザアミ

Neomysis awatschensis (Brandt, 1851)

レア度:いつでも見られる?

形態:体長は1㎝くらい。生時は全身が透明だが、死ぬと白濁する。第1触覚の鞭部は大きく二叉する。「第2触角鱗片」というパーツ(第2触角の下に見える部分で、モエビ類でいうと触覚鱗にあたる)の先端がとがることが特徴。額角は両眼の間から三角形に突き出し、先端が鈍く尖る。尾節は後端が短く切断されたような台形で、長さは幅の2倍以下(?)。この後端の縁には大小2対の棘があり、尾節側縁には15~20個の小棘が生える。

生息域:日本各地の内湾や河口域に生息する。

生態:メスは背甲の後端腹部側に育房を持ち、オスは同じ場所にペニスを持つ。

その他:

2020年10月 大友
2020年10月 大友
2020年10月 大友
2020年10月 りった幼生
2020年10月 りった成体と幼生の比較