ユスリカ科

Chironomidae spp.

レア度:いつでも見られる

形態:釣り餌で一般的な赤虫を小型にしたような形態だが、赤くはなく半透明の褐色。節・頭部・眼がはっきりしている。細長いニャッキ。

生息域:海藻中からたまに採集される。

生態:夜間採集していると寄ってくる羽虫の幼虫ではないかと考えられる。種によって大量発生する時期が異なるらしいが詳細不明。

その他:ユスリカ科の中でも海産種はウミユスリカ亜科、エリユスリカ亜科に限られており、いずれかに該当?

2022年4月 追記 葛登支では数種のユスリカ科昆虫が確認されているものの、種や成長段階によって未同定のものがあるので、それらはこのページにまとめて掲載します。

2020年10月 大友 やや横向き
2020年10月 大友 これは上から
2021年3月 山上成虫か?
2021年3月 大友春になって飛び回っていた虫=成虫候補
2021年3月 大友春になって飛び回っていた虫=成虫候補②

引用文献:

  1. 河合幸一郎 斉藤英俊 阿武択磨 , 2016. 日本産エリユスリカ亜科33属の遺伝的関係について. 陸水学雑誌 (Japanese Journal of Limnology) 78: 45 -50.