ウズマキゴカイ亜科の1種

Spirorbinae sp.

レア度:よくわからない

形態:大きさは1㎜くらい?石灰質のきれいな白い棲管を、石灰藻の表面に付着させていた。反時計回りに巻いて、藻体から数㎜立ち上がる。棲管表面はほとんど平滑にみえる。鰓冠は透明で模様はなく、鰓糸は5~6対。鰓蓋は底のある皿状に見えるため、ウズマキゴカイ科に属すると思われる。少しのぞく虫体そのものは赤い。

生息域:石灰藻の表面に付着した個体が見つかった。

生態:

その他:似たような形のもとだと、ケヤリムシ科の種は石灰質ではなく砂泥を集めた棲管をつくり、ウズマキゴカイ亜科以外のカンザシゴカイ科の種は、鰓蓋の形がさらに複雑である。

2020年12月 大友
2020年12月 大友後ろ?むきの一枚