アワコブゴカイ

Sphaerodoropsis minuta (Webster & Benedict, 1887)

レア度:めったに見ない

形態:体長は3~4㎜程度。写真個体は体節数28。体は円筒形で、体表は大小様々なベージュ色~黄色の球状の突起で覆われる。大きい突起は各節の左右方向に8~10個が1列をなして並び、小さい突起がその間に散在することが特徴。腹面には大きい突起はなく、小さい褐色の突起がまばらに散る。前口葉も小さい突起で覆われてもじゃもじゃしているため、感触手がどれなのかわかりづらいが、いちおう中央+両側の3本を持つらしい。褐色の眼が1対、頭部に埋もれている。疣足は鈍い三角形で、先端に2本の細い突起があり、基部には透明な球状突起がついている。体後端には1対の大きな球状突起があり、その間から肛触手が1本のびる。

生息域:北半球に広く分布する。葛登支は紅藻?をいじっていたらでてきた。

生態:

その他:頭をすばやく左右に振りながら歩く。かわいい。

2020年11月 大友
2020年11月 大友 背中の球状の突起
2020年11月 大友右上が頭部、先端よりやや後ろに褐色の眼がある
2020年11月 大友 疣足のようす