ヨロイイソギンチャク

Anthopleura uchidai England, 1992

レア度:いつでも見られる

形態:本属は側面の体壁の上端(触手の付け根)に防御の役目を果たす「周辺球」をもち、また体壁の上縁の少し下に「吸着疣」という器官をもつ。本種はその中でも吸着疣の発達が著しく、よく体の周りに小石や貝殻片つけている。体色は非常に変異に富んでいて美しい。触手には直行する薄い色の斑模様があるものが多い。

生息域:葛登支では砂がたまる小さなタイドプールのような場所で、触手だけ伸ばしている姿をよく見かける。

生態:有性生殖と無性生殖によって数を増やすが、無性生殖はあまりしないようである。また、本種は野外の近隣個体に対して、周辺球による攻撃行動を高頻度に示す (高橋ほか 2003)。

その他:持ち帰るのは難しい。夜に行くとたくさん見かけるので、夜行性なのかもしれない(りった)。

2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りったカニの抜け殻がのっていた
2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りった
2020年7月@茂辺地 りった
2018年2月@葛登支 りった
2020年7月@茂辺地 大友3年生の自主実験で餌食となり、貝殻の破片を口につっこまれてる哀れな子
2015年7月 りった
2018年2月26日 りった
2020年12月25日 りった
2020年10月 りった
2020年10月 りった
2021年2月@茂辺地 大友
2021年6月 藤本アスファルトに咲く花のように
2021年4月16日 りった
2021年10月21日 りった
2021年10月21日 りった
2021年10月21日 りった
2021年10月21日 りった
2021年11月4日 りった
2021年11月5日 りった水が濁っていた日
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月5日 りった
2021年11月6日 りった

引用文献:

  1. 高橋真智子・樋口真理可・和田哲. 2003. ヨロイイソギンチャク Anthopleura uchidai とヒメイソギンチャク A. asiatica における分布, 繁殖, 攻撃行動の比較. Bulletin of marine sciences and fisheries, Kochi University, 22: 53–60.