名称:香取神社<旭町>(かとりじんじゃ(あさひちょう))
安置尊像:恵比寿天
所在地:柏市旭町2-7-23
明治22年、豊四季の鎮守として創建された。明治の初め豊四季は、政府の命を受けた三井財閥系の会社によって開拓された13の入植地のうちの一つで、4番目の入植地になったことに由来し「豊四季」となった。神社は開拓の精神を持って集まった人々の心の拠り所としての役割を果たしてきた。境内には大鳥神社が合祀され、例年11月に行われる「酉の市」には商売繁盛や福運を求めて多くの人が訪れている。「酉の市」はもともと秋の収穫物や実用の農具が並んだ近郊農村の収穫祭が発端といわれる。農業市が江戸市中へと移行するに従い、招福の吉兆を満載した飾り熊手などを縁起物とする都市型の祭りに変わっていった。