名称:神明社(しんめいしゃ)
安置尊像:大黒天・弁財天
所在地:柏市塚崎1460
旧沼南町塚崎に鎮座する神明社は、下総国相馬郡(手賀、風早、土、鎌ケ谷西部)四ケ村17部落の総鎮守であった。社殿は伊勢神宮に面していて、古い記録からも伊勢神宮の相馬御厨(みくりや)・伊勢神宮の神領であったことが伺える。天正19年(1591)関東に入府した徳川家康から社領十石の朱印を受けている。
例年10月17日の大祭には十二座神楽が奉演されている。神楽(かぐら)とは神が宿る場所「神座(かみくら)」の語源といわれ、神様をもてなすために神坐で踊りを捧げること。