九州代数的整数論

2021 hybrid




「九州代数的整数論2021春hybrid」は,総勢90名以上の方に参加していただき,大盛況となりました!

今後とも「九州代数的整数論」をよろしくお願いいたします!


下記の要領で研究集会を開催します.

  • 日時: 202136(土)〜 39(火)

  • 場所: Zoom meeting + 九州大学(九州大学伊都キャンパスのIMIオーディトリアムにて専用の撮影機材を用いた現地講演も行います.)

  • 参加は次のURLからお願い致します(特にパスワード等は在りません.ご参加の際には「氏名(または社会的な通名)と所属」が判る名前にしてください.):https://zoom.us/j/93994181565

  • 講演者を募集します.下の「講演申し込み」をご覧ください.修士課程の学生による短時間(30分)の講演も歓迎します.

※申し込みは終了しました.

  • 講演者には,通信等にかかるご負担を想定して,科研費からの援助を行います.

  • いままでオンライン集会に参加されたことのない方にも,是非ご参加いただきたいと考えています.

[last update: 2021/3/21]


プログラム(pdfファイル)

緒言

 前回のオンライン集会(KANT2020夏)から半年が経とうとしています.前回の集会では,少しでも普段の集会の雰囲気を再現しようと,休憩時間には座長を中心に会話をつないでいただきました.また,偶発的な対話の機会を確保する目的で,オンライン懇親会を毎晩開きました.講演者には,通信の負担を想定して,僅かながら謝金もお支払いしました.国内外から総勢140名以上の方々にご参加いただき,大盛況となりました.参加してくださった皆様には,改めて感謝申し上げます.

 その後,数多くの集会がオンラインで開催され,その利点や難点が周知されてきたように見受けられます.オンラインへの移行によって,これまで仕事や家庭,地理的な事情などがあった色々な方たちが気軽に研究集会に参加できるようになった反面,新たなバリアーの存在(通信環境の格差,webで顔を出すことへの抵抗感や人格権的なリスクなど),偶発的コミュニケーションの不在,日常に埋没しやすく印象に残りづらいことなども指摘されています.

 今回のハイブリッド集会(KANT2021春)は,いままでオンライン集会に参加してこなかった方も参加したいと思えるような,「参加者の身体に作用する」集会にしたいと考えています.まず,聴衆の集中力と集会の性質を勘案して,30分間を1モジュールとしてプログラムを組むことになりました.ほかにもブレスト段階のアイディアとして,皆でやるちょっとしたストレッチや朝体操,2人同時に登壇する対話型講演,アバターを用いたVTuber講演 (講演者自身の顔や声を出さない形式),聴衆参加型の講演(クイズを出題してchatで答えを募る),ローカルエクスカーション(各地の参加者が任意に企画),懇親会(ブレイクアウトルームの新機能を活用)などが挙がっています.

 学生・若手が主体となって運営するKANTという研究集会のキャラクターを活かして,色々と新たな試みができるような場の形成を一つの狙いとしています.何かと至らない点もあるかもしれませんが,温かく見守っていただければ幸甚です.皆様の積極的なご参加をお待ちしています.(last update: 2021/1/2, 文責: 植木)

講演者一覧(敬称略,五十音順)

石田 哲也(佐賀大学)

植木 潤 (東京電機大学)

落合 啓之(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)

隈部 哲(九州大学)

小林 真一(九州大学)

佐野 薫(同志社大学)

新庄 慶基(大分大学 / 中村学園大学)

臺信 直人(慶應義塾大学)

高田 芽味(九州産業大学)

富安 亮子(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)

中園 大雅(九州大学)

新甫 洋史(Supership株式会社)

林 拓磨(東京大学)

平野 光(九州大学)

平之内 俊郎(九州工業大学)

松坂 俊輝(名古屋大学)

村原 英樹(中村学園大学)

室谷 岳寛(京都大学数理解析研究所)

Huang Maozhou(東京工業大学)

世話人:岡﨑 勝男(九州大学),久家 聖二(九州大学), 隈部 哲(九州大学)

技術補佐:植木 潤(東京電機大学),松坂 俊輝(名古屋大学)

本研究集会は

  • JSPS科研費 JP17H02837(基盤B, 森下昌紀)

  • JSPS科研費 JP19K14538(若手, 植木潤)

の助成を受けたものです.

前回(九州代数的整数論2020夏 on Zoom)のwebpageこちらです.