三斎流  梅村尚子
華甲記念茶会

 謹啓   秋風の候、皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。平素よりお力添えいただき誠にありがとうございます。

さて、このたび還暦を迎えるにあたり、日頃の感謝を込めてささやかな茶会を催す運びとなりました。

心和むひとときをご一緒できますよう、ぜひご臨席賜りますようご案内申し上げます。　

                                                                                                                                                                            謹白

令和７年９月吉日                                                                   三斎流 観翠庵理事/翠尚会 代表  梅村尚子

記

日時：  令和７年１１月２日（日）

午前9時半〜、午前11時10分〜、午後12時10〜

会場：  池上梅園 

〒146-0082 東京都大田区池上２丁目２−１３
https://maps.app.goo.gl/7jUiLqA4eRUtQc7P9

茶会概要

席主：三斎流 観翠庵理事/翠尚会 代表  梅村尚子

薄茶席

濃茶席

点心席：お弁当 　※お持ち帰りも可能

記念品

茶券代：15,000円(おひとり様)

お申込締切：１０月２０日(月)まで

※定員になった際に締め切る場合がございます。

三斎流とは

三斎流は、茶禅一味の悟道を会得した千利休七哲の一人である細川忠興公（1563年～1646 年）を流祖とする武家茶道であります。忠興公の夫人は明智光秀の娘お玉で、ガラシャ夫人として有名です。忠興公は元和六年剃髪して号を三斎宗立と称し、三斎公御流儀として知られていました。三斎公は利休の点前を改めなかったと伝えられており、現在伝わっている点前も、大変丁寧な所作で、約四百年前の利休や三斎公の時代の形が多く残されています。

池上本門寺の西にあり、高低差を生かした梅園や茶室などがある公園になっています。戦前まで当地は日本画家の伊東深水の自宅兼アトリエがあり、戦後は拡張され築地の料亭経営者である小倉誠の邸宅がありましたが、その没後、庭園として残す事を条件に東京都に敷地を譲渡され、1978年に大田区に移管され現在に至ります。

当庭園に区の花である梅の花の植林をするなど整備し、現在は370本（白梅150本、紅梅220）の梅の木が植わっており、梅のシーズン以外にも四季を通じて草花を楽しめるようになっています。
茶室（聴雨庵） は政治家・藤山愛一郎所有の茶室であったものが移築されたもの。茶室（清月庵） は建築家・川尻善治の元々自宅の離れを華道家・中島恭名が買取り寄付した茶室として利用されています。

【アクセス】 

都営地下鉄浅草線 西馬込駅南口から徒歩10分。

東急池上線 池上駅から徒歩約20分。

五反田駅・川崎駅などからバス「本門寺裏」バス停下車 徒歩5分