BOOK#11 Dear My Star(赤安/全年齢/46p)
BOOK#11 Dear My Star(赤安/全年齢/46p)
※2019年時点の解釈なので現在と少し違うかもしれません
組織の中でEveningStar(宵の明星)つまり一番星を見つけたふたりが、今度はお互いの特別=一番星でありたいと思うようになったらいいなと…そういうことを考えながら描きました。毎度恒例ガンギマリポエムですね!!!!!
続きを描きたいと思ってからこの結論に達するまで三か月くらいかかりましたが…
しかもスパークのときに一度途中まで描いたネームが気に入らず全て描き直したり…
ライバボ本同様プロットが非常に難産でもうどうしようかと…
とりあえず無難にまとまったでしょうか…?そう信じたい…
惚れてるほうの肩が濡れる相合傘とか、部下の前では体調不良を悟らせないれーくん(ただしシュウだけはわかる)とか、好きなものもいろいろ詰め込みました。
甘やかされまくるれーくんも大好きです。
あと、シュウが追いかけなかったのはキスを拒否された挙句逃げられるなんて初めてで呆然としてたからとか、熱があるれーくんに言葉がきつくなったのは責任感じてるからとか、ちょっと構成力がなくて明言できなかったんですけどそんなことも考えてたページです。
しかしこんなまともなシュウはじめて描いた気がする…沖矢要素がないからですかね。
まともすぎて全年齢になってしまいました。すみません。
解釈詰め込み本なので少しでも「わかる」となる部分があればうれしいです。
わかりにくいですがエピローグのスコッチとバーボンは一応EveningStarの前あたりを想像しています。
組織の構成員であるライに対して、理想のヒーロー像というか…なんでも出来る、自分のなりたかった姿、憧れに近いものを密かに感じてしまっていて、それほどの男なのにどうしてこんな組織にいるのか理解できず、そして敵であるライにこんな感情を抱いてしまう自分に戸惑いイライラするバーボンが個人的に好きなのですよね…
零くんって、おそらく才能が頭角を現してからは何をやっても一番で、どちらかというと誰よりもヒーローに近い人間だったはずなのに、ライとの出会いで「自分より強いものに対しての憧れ」という感情を知ってしまうんですね…エモいわ…
ライバボはどうしてもスコッチの自決による離別が待っているので、あのときの零くんの「あれほどの男なら止められたはず」という(当時は)敵であるはずのライに対するありえないほどのクソデカ感情にどうしても繋げたかったのです。
EveningStarはライ視点だったのであまりバーボンの内面には触れてないんですが、
「どうしても憧れてしまうほどに意識しているライに対等に扱って貰えない(ガキ扱い等)悔しさによる反発」からの
「(最終的にライが態度を改めることで)同じところに立てた嬉しさ」でぶわーってなるバーボン…みたいなのが少しでも伝われば………
こんなとこで語るよりも漫画でもっとわかりやすく表現すりゃいいんですけど…いつも「察してポエム」になってしまって…すみません…
そして今回もセックスしてくれなかった…どうなってるの…
Dear My Star
2019年12月1日/LoveForgiven8発行