金沢大学弓道部主将 奥田大智
10月19日日曜日、金沢大学弓道場にて金沢錦丘高校さんと練習試合が行われました。この日は時々小雨の降る、秋を感じるような肌寒い一日でしたが、高校生にも笑顔がみられた、そんな明るい一日になりました。
この練習試合は金大OBであり錦丘高校にて弓道部を指導されている友安先生より「新人戦を前に生徒に4人立ちによる対戦式の試合を経験させたい」との要請を受け、大学側としても新執行部に経験を積ませるというメリットがあると考え、また高校生のお役に立てられるのであればという事で実現したものです。
指示が遅れたり大学サイドの運営の不手際があり、試合の雰囲気づくりを最初うまく作れなかったことは高校生に大変ご迷惑をおかけして申し訳なかったと反省しました。ただ、試合が進むにつれてお互いの緊張感も高まり、徐々にいい雰囲気にできたのではないかと思います。矢取りや看的なども高校生に手伝っていただき、本当に助かりました。ありがとうございました。
新人戦の要項を取り寄せ、実戦に近い形で1チーム4人、予選8射、その後6チームのリーグ戦を行い、勝利数で順位を決定しました。
参加チームは 錦丘高校男子、錦丘高校女子、錦丘控え 金沢大学A、金沢大学B、金沢大学C の6チームでした。
試合は9時15分開始、昼食を挟み13時半までリーグ戦、その後個人決勝射詰めを行いました。個人は予選8射のうち男子は5中以上、女子は4中以上で通過としました。
予選、リーグ合わせて28射と矢数が多いですが、緊張感のある中での行射や集中力を持続するという点でいい練習になったことと思います。リーグ戦では友安先生も競射に参加していただき、我々大学生も近くで国体選手の射を見ることができ、射技向上のために多くの刺激をいただきました。
個人決勝の後は余興ということでビンゴ的を使ったゲームを行いました。普段は狙わないような場所を狙ったり、ビンゴを完成させたり、高校生の皆さんもとても楽しそうな表情をしており、運営としてはとても安心しました。
部活動に本気で打ち込んでいる高校生の姿は自分たち大学生もとても感動しました。また、フレッシュさも交わり、普段とは違った雰囲気の中で弓道をすることができてとても良い経験になりました。
練習試合が終わった後は短い時間でしたが、友安先生に射も質問の時間を取っていただき、指導をしていただきました。今後の練習では存分に友安先生の教えを試し、叩き込み、金沢大学弓道部の実力をあげていけるよう、頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
来年の総体前にも練習試合を企画したく、お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
新人戦応援しています。