釣り図鑑を作ろう
伊是名島で釣れた魚の図鑑を作っています。
釣り図鑑を作ろう
伊是名島で釣れた魚の図鑑を作っています。
魚の方言名について
魚の名前は主に沖縄伊是名島で呼ばれる「方言名」で表記しています。
そのため沖縄本島と違う場合もあります。
呼称について
動画内では同じ系統の魚を総称して呼ぶ場合もあります。
例1:ハタ系は全て「ミーバイ」
例2:アジ系は全て「ガーラ」
食用かどうかの表記について
※美味しいかどうか、よく食べるかどうかの表記は「カミヤマライトゲーム」の独断と偏見です。
※釣った魚を食べる場合は自己責任です。
食用であっても、魚種によってはシガテラ中毒などの食中毒を引き起こす個体もいます。
こちらのサイトでは一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
イラブチャー(ブダイ)/雌
メスは種類の見分けがとても難しい。またブダイ科は環境によって性別が変わる雌性先熟(しせいせんじゅく)・雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)なのも特徴。
ウクー(クマササハナムロ)
「ウクーグルクン」とも呼ばれ、陸に上げると赤くなりグルクンそっくりになる。体の縦帯と、尾ひれの両葉が黒くて細いのが特徴。
エーグヮー(アイゴ)/スク
幼魚はスクガラス(カラス=塩辛)の「スク」という名前。スクの大漁は「海人のボーナス」とも言う。成魚は背びれに毒針がある。
カーハジャー(タスキモンガラ)
ムラサメモンガラと共にハワイでは「フムフムヌクヌクアプアア」と呼ばれるハワイ州の州魚。あまり食べない。
カーハジャー(ムラサメモンガラ)
目の間に青い線があり、口の周りが黄色い。気性が荒いのでとてもよく釣れる。食べられるが調理が大変なので、あまり食べない。
ガーラ(イトウオニヒラアジ)
オニヒラアジによく似ているが、イトウオニヒラアジの成魚は尾ひれが黄色をしていて、尾びれの上(尾鰭上葉)が黒。
ガーラ(カスミアジ)
1m超えにもなる大型種。GTとまとめて「ガーラ」と呼ばれる。シガテラ毒がある個体もいるので流通はしない。
クサバー(キヌベラ)
リュウグウベラにもよく似ているが、頭に模様がある。見た目に反して食べると美味しい。目が痛いくらい色がどぎつい。
クサバー(シロタスキベラ)/雄
体に白の横帯(シロタスキ)があるのが一番の特徴。雌は体色が赤い。見た目に反して食べると美味しい。色がどぎつい。
クサムルー(マトフエフキ)
体の中央にある黒い斑点が的のように見えるため「マト」フエフキ。尾びれが赤っぽい個体もいるが、赤くない場合もある。
クサラー(ゴマヒレキントキ)
口の中が臭いので「クサラー」という可哀相なネーミング。背びれ、腹びれ、尾びれ等にゴマのような斑点がある。
クブシミ(コブシメ)
コウイカ類の中で最大種。最大50cm、12kgになる。硬い甲羅状尾の骨があるのが特徴の一つ。美味しいので高値で取引されている。
シマハギ
白っぽい体色に5本〜6本の横帯があり群れで行動することが多い。観賞魚としても人気のある魚。
シルイチャー(アオリイカ)
美味しくて人気なので釣れたら英雄。イカ類の中で最も高価でイカの王様とも言われる。イカスミ汁も美味しい。
タキベラ
成魚の体色は赤色、頭に黄色の斑点がある。体の中央に白い横帯が入り、滝の水が落ちているように見える模様。
ダツ
光るものに反応して突進する習性があり、夜に海中を照らすと刺されるという事故も発生。尖った口が危険な魚。
タテジマヤッコ
目の後ろから尾びれに伸びる縦縞が特徴。体色は淡色をしている。また雌性先熟の性転換をする魚。
チカメキントキ
ゴマヒレキントキにも似ているので伊是名島では「クサラー」とも呼ばれる。煮る・焼く・刺身なんでも美味しい。
ツマリテングハギ
方言では「バショウカー」と呼ばれる。頭頂部に天狗のような角がついているのが特徴。また尾柄部にトゲがある。
テンジクイサキ
イスズミとよく似ているが、比べると背びれが丸く、臀びれが幅広くなっている。体長は40cm〜50cm程になる。
ニーブヤー(ネムリブカ)
方言でニーブヤー(眠そうな人)という単語そのままで呼ばれる魚。昼間はおとなしくウトウトしているように見えるところから。
ヒカー(シマスズメダイ)
小さなスズメダイ科の中では大きくなる種類の魚。「ヒカー」はスズメダイ類を総称して呼ぶこともある。小さいので調理しずらい。
ヒトスジモチノウオ
尾柄部分に白い横帯が入っているのでこの名称。食べると柔らかくて美味しいが、シガテラ毒に注意が必要。
ヒラーグルクン(ササムロ)
体に黄色の縦帯が1本、体色は鮮やかなブルーが特徴。「ウクー」や「グルクン」とも激似だが違うグループ。成魚はササムロが大きい。
ボラ
超スタンダード外道。臭いと言われているが、丁寧に下処理をして調理すれば、意外にそんな事もないらしい。
ミカドウミウシ
ウミウシ。
ミナミハコフグ(成魚)
名前の通り角ばった体つき。幼魚は黄色の体色と全身に黒の斑点。幼魚はハコフグとよく似ている。
ムチグヮー(ノコギリダイ)
背中側は黄土色で白い縦線、腹側は白で黄土色の縦線がある。「ムルー(群れる)」とも呼ばれる。群れる魚は大体「ムルー」。
ユダヤーミーバイ(マダラハタ)
全体的に黒い斑点があり迷彩のような柄をしている。粘液でぬめるので「ユダヤー(ヨダレ)ミーバイ」。「ユダヤーガーラ」もいる。
ホタテウミヘビ
名前に「ウミヘビ」がつくが、ウナギに近い魚の一種。食用としても流通している。普段は砂から顔を出して静かにしている。