離婚劇

腕時計についても 「約600万円から、中には約2000万円を超えるものを購入するようになりました」

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宗教法人「幸福の科学」を巡り、週刊誌各誌が大川隆法総裁の離婚問題などを報じている。

大川総裁の妻きょう子氏の「告白」を紹介する形で、教団へのお布施額や総裁の年収にも触れている。

首都圏の書店などに2011年1月27日に並んだ週刊文春と週刊新潮の最新号(いずれも2月3日号)は、

「大川隆法総裁夫人 ついに明かした『教祖の私生活』」(文春)

などの見出しで、いずれもきょう子夫人の話を軸に、離婚に向けて進んでいる現状やその経緯などを報告している。

http://www.j-cast.com/2011/01/28086758.html?p=all

きょう子夫人 「お布施だけで年に約300億円」

両誌などによると、きょう子夫人は、教団の副総裁などを務めたこともある。

大川総裁が09年に「創立」した幸福実現党の党首だった時期もある。

週刊新潮によると、きょう子夫人は、09年夏の衆院選の際に没収された供託金「約11億円」について、

「正直に言って、11億円というのは教団にとって大した金額ではない」と指摘。

「何しろ、お布施だけで年に約300億円も集まりますから」と答えている。

また、週刊文春記事では、きょう子氏は、大川総裁について04年ごろ以降、

「1着約60万円のジャケットを渋谷の東急本店で買ったり」、腕時計についても

「約600万円から、中には約2000万円を超えるものを購入するようになりました」と語っている。

「私の知る限り」と断った上で、「彼の年収は本の印税を含めて8億円くらいありました」とも述べている。

大川総裁の本は、これまでに600冊以上出ている。

書店のベストセラーランキング上位で見かけることも多い。

紀伊國屋書店の単行本週間ベストセラー(11年1月17日~23日)をみると、10年12月発刊の大川総裁の「救世の法」が1位となっている。

「基本書」とされる「太陽の法」は、幸福の科学グループ広報局によると「全世界で累計1000万部を超えている」(翻訳本や文庫含む)。

http://www.j-cast.com/2011/01/28086758.html?p=all

お気に入りの女性相手に隆法氏が

「○○ちゃん、ボクこれどうすればいいの?」

と赤ちゃん言葉のような口調で会話していた

http://6261.teacup.com/amamin/bbs/51

昨年10月、幸福の科学・大川隆法総裁の妻・きょう子氏が教団から事実上追放。

隆法氏および教団から「悪妻」「悪霊」と罵られたきょう子氏が、本日発売の『週刊文春』『週刊新潮』でインタビューに応えています。

そこで語られているのは、隆法氏の教団内「女性関係」や収入の金額。

離婚調停の経緯も詳しく説明されている上に、訴訟宣言まで……。

きょう子氏への取材をもとに、大川夫妻の現状や隆法氏の“素顔”をリポートしているのは、1月27日発売の『週刊文春』と『週刊新潮』(ともに2月3日号)です。

『週刊文春』は、<大川隆法総裁夫人 ついに明かした「教祖の私生活」カネと女>とする4ページの記事。

『週刊新潮』は3ページで、<「幸福の科学」の不幸すぎる離婚歴 捨てられた「大川きょう子」総裁夫人の嘆き>。

以下で紹介するのは、それぞれの記事のごく一部分です。

ぜひ雑誌を買って読むことをお勧めします。

どちらも非常に興味深い内容で、ボリュームもたっぷりです。

■教団の収入はお布施だけで年間300億円

『週刊新潮』によると、きょう子氏が隆法氏と別居状態になったのは、08年4月から。

その4カ月後にきょう子氏は、教団の役職を全て剥奪されたとのこと。

その原因は、07年6月頃から隆法氏がある女性秘書を寵愛し「彼女は過去世の妻だ」とまで言い出したことだそうで、

記事中、きょう子氏は隆法氏から「エル・カンターレ系の基本は一夫多妻制だ」と言われたとも語っています。

09年の衆院選についても言及しています。

実は教団内では会員数をもとに票読みを行い、「45万票」と予測していたそうです。

結果は、ほぼこの予測通り。

供託金だけで約11億円が水の泡となりましたが、きょう子氏によると教団にはお布施だけで年間300億円も集まるので、11億円くらいは大した金額ではないのだとか。

もっとも、書籍販売による収入は書籍の宣伝費用で消えてしまって、実はあまり儲かっていないそうです。

『週刊新潮』の記事は、大川夫妻の不仲の原因から、きょう子氏が教団から事実上追放されるにいたった経緯を詳細にリポートしています。

■隆法氏の年収8億円、高級腕時計コレクションは30本

一方『週刊文春』は、隆法氏の女性関係を含めた「私生活」をかなり具体的に掘り下げています。

きょう子氏は97年にも、隆法氏の身の回りの世話をする若い女性職員らと隆法氏との中を疑って、隆法氏と口論になったことがあるとのこと。

このとき隆法氏は、女性職員らを連れて軽井沢の教団施設で女性秘書らを夜勤にさせ、総裁用のロッジに毎晩1人ずつ交代で泊めていたといいます。

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http://6622.teacup.com/takanoriookawa19560706/bbs/2090

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隆法氏はお気に入りの若い女性を「過去世の妻」と言ったり、大川姓を名乗らせたりしているという話のほか、お気に入りの女性相手に隆法氏が

「○○ちゃん、ボクこれどうすればいいの?」

と赤ちゃん言葉のような口調で会話していた、といった話も出てきます。

お金の話も出てきます。

隆法氏は04年に心不全で倒れて一命を取りとめて以降、金遣いが荒くなったとか。

1着約60万円のジャケットを買ったり、600万円から中には2000万円もする腕時計を買ったり。

高級腕時計は30本以上持っているそうです。

収入は、本の印税を含めて8億円。

『週刊文春』は幸福の科学グループ広報局のコメントもかなりの分量で紹介しています。

広報は、「女性問題」はきょう子氏の誤解であり「一夫多妻」の教義もないとしており、女性信者に与えられた大川姓は「法名」だとしています。

■離婚調停は不調、舞台は法廷へ?

離婚調停の経緯について詳しく書いているのは『週刊新潮』。

これによると、昨年10月19日にはすでに、双方の弁護士による1回目の話し合いが行われていたとのこと。

しかし財産分与の内容で折り合いがつかず(教団の提示は5000万円だったとか)、11月9日にきょう子氏が離婚調停を申し立て。

1月11日に2度目の調停を行ったものの、それで打ち切りとなったとのこと。

きょう子氏は今後、子どもの親権も含めた「配偶者の権利」を裁判で争うとしています。

一方『週刊文春』の記事では、きょう子氏は「一連の誹謗中傷についても今後は大川と教団を名誉棄損で告訴するつもり」と語っています。

親権・財産分与をめぐる訴訟のほかに、名誉棄損に関する訴訟も起こされる可能性があるようです。

幸福の科学では、隆法氏がきょう子氏の霊の言葉「霊言」であるとして、

きょう子氏がいかにワガママでヒステリックな女であるかを教団信者に向けて発信し、信者たちが「悪妻封印祈願」を唱和するなどしています。

きょう子氏がこれを「名誉棄損」であるとして裁判を起こすなら、「霊言」が名誉棄損に当たるかどうかが争われることになるのかもしれません。

幸福の科学は、これまできょう子氏以外に何人もの存命中の人物の「霊言」を発表してきています。

これが果たして、名誉棄損にあたるのか。

きょう子氏が語る隆法氏の素顔にも興味が尽きませんが、「霊言裁判」も興味深いものになりそうです。

■教団のメディア対応にも注目

幸福の科学は、1991年に有名な「フライデー事件」を起こしています。

隆法氏を「分裂症」などとした講談社の『フライデー』の記事について、教団は講談社にFAXや電話を使って抗議をしまくり、講談社の通信を全社的にマヒさせました。

また、全国で訴訟も乱発しました。

こうした行為を幸福の科学は「希望の革命」と呼んで正当化し、いまだに反省していません。

今回の『週刊新潮』『週刊文春』の記事は、大川氏の女性関係や私生活に大きく踏み込んでおり、夜中に寝室で突然、霊言を語りだしたりする隆法氏について

「彼を病院で一度診てもらった方がいいのではないかと思った」というきょう子氏のコメントを紹介したりしています。

幸福の科学における最高神「エル・カンターレ」である大川隆法氏の人間性や精神面の健康が疑われるような内容になっています。

この記事に幸福の科学がどう反応するのかも、注目したいところです。

http://dailycult.blogspot.jp/2011/01/blog-post_27.html

信者たちに1口10万円の植福(お布施)を募り、

本やグッズを買わせるから、

教団には年間300億円が流れ込む。

http://6261.teacup.com/amamin/bbs/50

さて、「週刊文春」と新潮が熱心にやっているが、私が取り上げなかった記事に宗教団体「幸福の科学」の夫婦ゲンカ問題がある。

今週も両誌で、大川きょう子総裁夫人が夫と教団のおかしさを告白している。

彼女は2月24日に教団を名誉毀損で訴えるというから穏やかではない。

信者数は世界80か国1200万人を自称し、大川隆法総裁が本を書けば、ほとんどがベストセラーの上位に顔を出す。

最近では、政界進出も目論んで「幸福実現党」なるものを立ち上げ、400万票集めると豪語したが、23万票しか集められず失笑を買った。

この教団と私との因縁は、きょう子夫人が新潮の前号で触れているが、1991年、私がフライデーの編集長の時に遡る。

フライデーで「幸福の科学」を取り上げ、中で大川氏の経歴に触れた箇所が、大川氏と信者たちの怒りを買い、

信者たちが講談社社内に大挙乱入し、全国の信者たちからの電話やFAX攻撃で社業が妨害されたのである。

その後、信者で作家の景山民夫氏や歌手の小川知子氏を先頭に、「フライデーを廃刊せよ」というシュプレヒコールをあげ、

毎日のように講談社の前でデモを繰り広げた。

夫人によれば、怒った大川総裁は「3日で廃刊にしようと」気勢を上げたが、

「次の週もフライデーが出た時の脱力感はすごくありました。

あれ、3日で廃刊に追い込めるはずじゃなかったの、と」

私も初めて知ったのだが、その時、教団内部は別のことで教団の電話回線がパンクするほどのクレームが寄せられていたのだ。


「その原因は、出鱈目な伝道(信者獲得)が横行したことです。

総裁が信者100万人を目指せといったものの、そう簡単には集まらない。

そこで職員たちは同窓会名簿や電話帳を丸写しして、どんどん会員登録していったのです。

そこへ教団の雑誌の購読申込書を送れば、『入会した覚えはない』というクレームが山と寄せられるのは当然の流れです」


あきれ果てたというしかないが、それでも、お金を出してくれる信者はだいたい3万人はいるそうだ。

その信者たちに1口10万円の植福(お布施)を募り、本やグッズを買わせるから、教団には年間300億円が流れ込む。

夫人は、「今のペースでお布施を集め続けたら、信者が老後の蓄えを全部吐き出してしまって、問題になる」から、

総裁に話してくれと教団幹部から頼まれたことがあるという。

05年からは株取引にまで手を出したが、結局、損をしたそうだ。

「幸福の科学」は当初、他の新興宗教と違うスマートで緩やかな宗教団体だと思われていた。

だが、結局は信者から金を搾り取り、多くの女性を侍らせ、並みの新興宗教団体になっていってしまったのだ。

私がこの問題を取り上げなかったのは、この教団が、自分の予想どおりになったことを自慢しているようにとられるのがイヤだったからだが、

私が想像した以上に、夫婦仲も教団内部も危ういようだ。

エル・カンターレとは幸福の科学の本尊で、釈迦の生まれ変わりと称する大川総裁自身をも指す。


『週刊文春』2010.12.16

「幸福の科学」では「悪霊」呼ばわり

大川隆法総裁夫人「離婚トラブル」

高輪署に駆け込んだ!

独占スクープ


昨年、幸福実現党の党首として表舞台に登場した総裁夫人が公の場に姿を見せなくなって十カ月。

教団内では「伝道を妨げる悪妻」と糾弾され、役職から下ろされていた。

夫人の身に何が起こったのか。

小誌は渦中の夫人を直撃。

巨大教団のスキャンダルを追った──。


「幸福の科学のホームページから、大川隆法総裁(54)の妻で教団ナンバー2の、きょう子夫人(45)の名前が消えました。

著作もすべて絶版です。

そればかりか、港区白金にある別居中の住まいを大川総裁が教団に寄付するというイヤがらせを行った。

立ち退きを迫られたきょう子夫人が、最寄りの高輪警察へ泣きながら駆け込んだという話もあります。

以前から不仲がウワサされてきた大川夫妻ですが、ついに離婚に向けた話し合いが始まったようです」

(宗教ジャーナリスト)

秋田県の開業医の家に生まれたきょう子夫人は、東大文学部英文科在学中に入信。

大学四年のとき大川総裁と出会い、結婚に至ったいきさつをこう語っている。

《最初の啓示から『大川隆法と結婚する』ということで、これは大変だと、事務局長さんに相談したんです。

すると先生(隆法氏)が私の名前を聞いて『ああ、自分の霊界通信でも結婚すると言っている』と言うので》

(『女性自身』〇九年六月三十日号)


ハ八年に結婚後、大学三年の長男から中一の二女まで五人の子どもをもうけている。

教団においては主宰補佐、副総裁、立宗名誉補佐、女性会員の組織であるアフロディーテ会会長などを歴任。

教団では大川総裁ときょう子夫人のみが霊能者とされ、実質的に夫婦二人で切り盛りしてきた。

きょう子夫人が表舞台に登場したのは昨年の総選挙のこと。

幸福実現党の二代目党首に就任した。

大川総裁は、十八年ぶりにマスコミの取材を受けた『文藝春秋』昨年八月号で、夫人を起用した理由を、

「やはり能力と知名度です」 と語っている。

夫人評は、こう続いた。

《少なくとも麻生太郎や鳩山由紀夫より、ウチの家内は優秀です。

(略)日本の女性には珍しいくらいに、物事の白黒をはっきりつけるし、指揮命令も明確。

大軍を動かす将に向いています。

サッチャーやヒラリーなど、女性の政治家もいるけれど、家内はヒラリーみたいに軟弱じゃない。

とても怖い存在ですよ》

こんなに持ち上げられたのに、きょう子夫人は、投票日のひと月前に党首の職を解かれた。

そればかりか、立候補予定地をたらい回しされたあげく、結局は候補者名簿から名前が消えた。

今年の参院選でも、まったく顔を見せていない。

「内部でも、夫人が姿を現したのは今年一月二十九日が最後です。

『悪魔との対話』という『公開霊言』の収録で、霊媒役を務めました」(幸福の科学関係者)

坂本龍馬や松下幸之助ら歴史上の有名人から、菅首相や金正日など存命の人物の守護霊までもが大川総裁に降りてきて、

日本の進む道や人の生き方を語った、という本がシリーズで出版されている。

それを会員の目の前で行なって録画するのが「公開言言」だ。

「普通は総裁自身が霊媒役なのに、あの時はきょう子夫人に悪魔ルシフェルの霊を降ろして語らせたんです。

つまり、わざと悪役をやらせ、きょう子夫人はそれを引き受けたということになります。

この日の霊言は『エクソシスト入門』という本になりましたが、以後十カ月、きょう子夫人の消息はまったく不明のまま。

内部では『ルシフェルの霊が憑依してしまった』と説明されました。(同前)

会員の間にさらに動揺が広がったのは、先月二十七日のこと。

日本全国の支部に衛星を使って映像が配信された幹部向けの霊言「文殊菩薩との対話」が、司会者のこんな言葉で始まったからだ。

「エル・カンターレ信仰確立の上で、いま大きな障害が発生しています。

それは、大川総裁夫人のきょう子さんです。

きょう子さんは〇八年に『信者に愛を注ぐより、妻である自分に愛を注ぐべきだ』と言いました。

これに対して主は、妻のきょう子さんでなく、信者のみなさんを選ばれた」

エル・カンターレとは幸福の科学の本尊で、釈迦の生まれ変わりと称する大川総裁自身をも指す。


「汝は生ける悪霊なり」


続いて大川総裁が、

「家庭がうまくいっていない。いま私は子連れ狼状態で、五人の子どもを育てながら全国行脚をしています。きょう子は、建ててあげた自宅に住んでいる」

などと挨拶し、

「大川きょう子の守護霊にして過去生の文殊菩薩よ、幸福の科学に対する批判、大川隆法に対する批判を開陳して、忌憚(きたん)のない意見を述べてください」

と呼びかける。

やや間があって、文殊菩薩の霊が降りた大川総裁自身が、女性の口調で話し始めた。

「幸福の科学の原点は夫婦神信仰なのに、エル・カンターレ信仰になったら、私だけ信仰がなくなって暴走しちゃうじゃないですか」

以下、質問者との間で、こんなやり取りが続く。


───東大を出ることより、教祖様の妻になるほうがどんなに価値があることか。

文殊菩薩 「田舎では、そんなの通じないんだ。救世主もエル・カンターレも、誰も知らない」

───ではどうして、総裁先生に強引に結婚を迫ったんですか。

文殊菩薩 「強引に迫っていません。デートして『結婚しないと言うなら、会員にウワサを流す』と言っただけ」

───それは脅したということですよね。

文殊菩薩 「そうです」


繰り返すがこれは、きょう子夫人の守護霊である文殊菩薩が、大川総裁の口を借りて語ったという内容だ。

この霊言に続き、「悪妻封印祈願」と題する祈りが全員で唱和された。

この文言もまた凄まじい。


「幸福の科学の発展を阻害し、夫婦問題、家庭問題にすり替えて伝道を妨げる悪妻よ。

汝、この世に生まれて来る必要なし。

恥を知り、反省せよ。

夫のユートピア活動を妨げる悪妻よ。

汝は生ける悪霊なり。

ただちに懺悔し、改心せよ(以下省略)」


前出の幸福の科学関係者が語る。

「きょう子夫人は、『生ける悪霊』とまで言われてしまったのです。

この日以来、会員の間で、離婚説が信憑性を帯びて語られるようになりました」

小誌は消息不明とされたきょう子夫人を探し当て、話を聞いた。


──警察へ相談に行かれたのか?

「自宅を巡って追い出しをかけられていて、看板のかけ替えの工事を強行すると言ってきたので、高輪署に駆け込んで助けを求めたのは事実です。

その件については、弁護士に頼んで仮処分を申請している最中です」

──教団内で、いろいろ悪く言われているようですが。

「知っています」

──現段階で、離婚は成立されていない?

「ええ、まだ話し合いの途中です」


その家の登記を見ると、たしかに今年十月二十一日、大川隆法総裁から幸福の科学へ、土地建物とも寄付されている。

幸福の科学グループ広報局に尋ねたところ、

「きょう子氏は十月二十八日付けで勇退(還俗)しました。

会員籍と幸福実現党の党籍はあるが、双方とも肩書きはありません」

とした上で、こう説明した。

「現在、きょう子氏に対して信仰面に関する指導を行なっております。

総裁ご夫妻は、夫婦であっても根本的には師弟関係であるからです。

指導とは第一に、信仰面の問題です。

幸福の科学の信仰の中心は『エル・カンターレ信仰』ですが、きょう子氏はそこに、

自分の守護霊である『文殊』への信仰を入れるべきだと強く主張しているため、きょう子氏に対し『正しく導く愛』に基づいて指導しています。

第二に、伝道方針の違いです。

大川総裁は世界伝道に邁進したいと願われ、本年だけでも二百回を超える説法を行なっております。

しかしきょう子氏は、年数回の説法に限るように迫り、自分以外の人間が随行することを認めず、妄語を繰り返して伝道を止めようとしています」

このような指導が行なわれているので、著作は絶版になったとのこと。


ヒラ会員への格下げは過去にも


きょう子夫人が抗議している家の件については、次のように説明する。

「きょう子氏が住んでいる施設は、教団では公邸の位置づけであるため、維持管理費等も教団で運営していました。

多年にわたり総裁が数多く行なっている寄付の一環として、本施設も総裁より教団に寄付されています。

その後、きょう子氏が還俗されたため、通知書を持参して、在家であるきょう子氏が教団施設に居住することは難しく、

退去の必要がある旨を丁寧にお伝えしたところ、きょう子氏が激しく異論を唱え、法的な手続きを取られました」

さらに離婚協議について尋ねると、 「その件については差し控えさせていただきます」 と暗に事実を認めた。

法的な手段も含め、揉めに揉めているのは確かな様子。

だが、きょう子夫人のヒラ会員への格下げは、過去にもあったという。

「十年ほど前には、『私に仕事をさせろ。あなただけで教団の運営ができるわけない』と毎晩寝室で迫るきょう子夫人に、

寝かせてもらえない総裁が根負けして、元の地位に戻しました。

二年前にもホームページから名前が消え、本が書店から撤去されましたが、まもなく元に戻っています。

しかし今回は元のサヤに収まりそうにありません」(前出の関係者)

教団内部で何が起こっているのか?

冒頭の宗教ジャーナリストが解説する。

「大川総裁は、きょう子夫人のある種のカリスマ性を利用してきました。

総裁は滔々(とうとう)と説法しますが、きょう子夫人は絶叫アジテート型で、主婦層など違うタイプの信者を引きつけることができたからです。

しかし最近は、選挙や学校設立を通じて他の幹部が台頭し、"利用価値"が薄れてきた。

きょう子夫人にしてみれば、面白くないでしょう。

自分を信仰させることで価値を高めようとし、大川総裁の反感を買ったのではないか」

信者の前で、いわば壮大な夫婦ゲンカ。

付き合わされるほうは、たまったものではなかろう。


http://6261.teacup.com/amamin/bbs/49

さらに、亡くなった私の父親の霊まで登場したようで、もう呆れるばかりです

『週刊文春』 2011.2.24

「大川隆法総裁夫人が決断 「夫と幸福の科学を来週訴えます」

1億円名誉毀損


「二月二十一日の週を目処に、幸福の科学及び、大川総裁を訴えます」

これまで小誌が二度にわたって報じた大川隆法総裁(54)と、きょう子夫人(45)の離婚トラブル。

前代未聞の教祖夫婦のバトルは、ついに第二幕が開く。


http://spiruna.blog89.fc2.com/blog-entry-839.html


一月末、小誌が「大川隆法総裁夫人ついに明かした『教祖の私生活』カネと女」と題して夫人の告白を報じた前後、教団の幹部らは慌しい動きを見せたという。

きょう子夫人が言う。

「教団内では、週刊誌を買わないようにという内容のメールが事前に回っていたそうです。

さらに、発売翌日には、大川総裁の新たな霊言が全国の教団施設に衛星配信されたそうです。

週刊誌に記事を書かせるよう悪魔が私をそそのかした、という内容だったといいます。

さらに、亡くなった私の父親の霊まで登場したようで、もう呆れるばかりです」

これまで教団は、大川総裁や子供たち、それに教団幹部らを教祖殿である大悟館(東京・白金)に集め、

きょう子夫人の守護霊を呼び出すという"宗教的儀式"をたびたび催している。

「私の守護霊が話していると言っていますが、事実と違うことばかり。

子供や信者の前で、私が言ってもいないことを、霊言という形で公開し、私を誹謗中傷しています。

ですから今回、名誉毀損で訴えることを決めたんです」(同前)


「オウムは正しいかも」


訴訟にあたって、きょう子夫人が特に問題視しているのは昨年十一月に行われた霊言である。

既報の通り、小誌が入手したDVDやテープには、きょう子夫人の守護霊が降りたとされる大川総裁が、女性口調で、

子供や幹部と会話をする光景が延々と収録されている。


長男 あなたにとって先生(隆法氏)はペットと同じですか?

夫人の守護霊 そらそうよ、大きなペットよ。資金源よ。月給取りよ。まぁ、運んでくる月給の運び屋。

だから世間のオヤジと同じなのよ。


また総裁に降りた夫人の守護霊は、実の長女ともバトルを繰り広げる。


夫人の守護霊 なんか、あんた変な存在ね。ナニ?もうブタ面して、何よ!


と始まり、挙句の果てには「自殺しといた方がいい」などと罵り合う。

その他にも夫人の守護霊は、

「医者はね、金が好きでなきゃ医者になる人なんていない。いませんよ、今頃。医者はカネ、医者はカネカネカネよ!」

「(幸福実現党が選挙で)負けるの分かってたから、(党首職から)逃げただけよ。バカ亭主に責任押し付けただけなのよ」

「オウムはボアすると言ってたよね。あれ、正しいかも知れないね」

「私も核ミサイルぶっ放してみたいですね」

などと、まくし立てる。

きょう子夫人は、

「言ってもいないことを全国の教団施設で公開し、家族や信者をマインドコントロールしているんです。

私に対する子供たちの憎悪を煽(あお)るだけでなく、子供と罵倒(ばとう)しあうような関係であることを信者に印象づけています。

さらに、私がことさら世俗的利益にこだわる人物であり、殺人をも厭(いと)わない過激な思想を抱いているかのようなイメージを植えつけているんです。

こうした行為による精神的苦痛に対して、一億円の損害賠償を求め、法廷で決着をつけることにしたのです」

きょう子夫人の訴訟準備が最終段階を迎えたことに対し、幸福の科学広報局はこうコメントする。

「改心を促すための宗教的指導を名誉毀損と主張されることに、哀れを感じます。

きょう子氏は以前、『私は信者さんたちのために生命を落としてもかまわない』と言っていましたが、

きょう子氏が全世界の信者の心を傷つけているのは、残念、気の毒のラインを超えています。

私どもはきょう子氏が一日も早く改心されることを心より願っております」

噛み合わない両者の主張。

裁判の行方は神のみぞ知る!?

職員たちは同窓会名簿や電話帳を丸写しして、どんどん会員登録していったのです。

『週刊新潮』2011.2.24

巨大教団激震!

「大川きょう子総裁夫人」が告解する「幸福の科学」の正体

「フライデー事件」から「離婚劇」まで


私が辿り着いたのは、地獄そのものだった。

「幸福の科学」総裁・大川隆法氏(54)との離婚劇の渦中にいる大川きょう子氏(45)の言葉である。

総裁夫人が「告解」する巨大教団の内情、世上を騒がせた″あの事件″の真相。

そして、間近で見続けた「総裁」の正体とは。


元々、私は宗教というものに興味がありました。

中学生の頃にはもう聖書を読み始めていました。

ただし、教義の中にどうしても躓いてしまう点があったので、洗礼は受けなかった。

キリスト教は、信者でなければ天国には行けないという教えです。

しかし、それを考えながら学校へ行くと、"ああ、この人も天国には行けないのか、この人も、この人も……"と見えてしまう。

それは、私には地獄みたいに見えました。

同級生はみんなそんなに悪い人ではありません。

それなのに、何の罪があって地獄に行かなければいけないのか分からなかった。

そうして私はキリスト教から離れ、最終的に行き着いたのが「幸福の科学」でした。

私は「総裁夫人」として22年もの間、教団を内側から見続けてきました。

もちろん最初は教団に救われた面もあったし、楽しい時代もあった。

しかし、最後に私が辿り着いたのは、地獄そのものだったのです。

* * * * *

大川きょう子氏が"地獄"と表現する「幸福の科学」の現状。

それを象徴するのが、教団の総裁である大川隆法氏との常軌を逸した離婚劇である。

愛する子供にまで「ママには悪魔が入っている」と遠ざけられ、信者向けの講義では"悪妻封印祈願"なるものまで唱和される──。

きょう子氏の苦悩の日々については、本誌記事『「幸福の科学」の不幸すぎる離婚劇 捨てられた「大川きょう子」総裁夫人の嘆き』(2月3日号)で詳報した。

http://spiruna.blog89.fc2.com/blog-entry-365.html

* * * * *

もちろん表面上は離婚トラブルなのですが、コトの本質はカルト問題なのです。

昨年、総裁は信者向けの霊言「文殊菩薩との対話」を収録し、全国の支部に衛星配信しました。

文殊菩薩は私の守護霊です。

夫婦間のトラブルに守護霊が登場する。

この辺りが一般の方には理解し難いところだとは思いますが、簡単に言うとこういうことです。

総裁に私の守護霊が降臨する。

そうして私の"分身"となった総裁に、教団職員や私の子供たちが質問を投げかける。

それに答える形で総裁の口から出てくる言葉は、私の内心であり潜在意識である、ということです。

もちろん、実際には思ってもいないことが滔々と語られます。

次から次へと醜い言葉が出てくる。

それがお前の本心だ、と言われたら死にたくなります。

「文殊菩薩との対話」を収めたDVDは2本ありますが、私にとって本当に辛かったのは2本目のほうで、そこでは質問者として私の長男と長女が登場しています。

長男の呼びかけに対して、私の"分身"となった総裁はこう言う。

「バカ息子が。あんたのおかけで離婚しそうになってるんじゃないの!」。

長女に対しては、「なんか、あなた、変な存在ね?何、もう、豚面して、何よ……」という具合です。

極め付きは、次のやり取り。

長女に対して、「自殺しといた方がいいよ、もう、ほんとに」と発言。

そして彼女から「逆に、先に、帰天(教団用語で死亡、昇天の意味)されたほうがいいんじゃないですか」と言われるのです。

"私"が娘に自殺しなさいよ、と言っている。

親子で死ね、死ねと罵り合っているのです。

これ、地獄そのものです。

総裁との離婚調停は今年初めに打ち切り、今後は裁判で争っていきます。

一方、こうした霊言での誹膀中傷についても近いうちに名誉毀損で訴える予定定です。

* * * * *

きょう子氏によれば、「霊言」は時に、教団内の人事にも影響を及ぼしたという。

例えば、一昨年9月から昨年4月まで「幸福実現党」の党首を務めた木村智重氏。

彼が党首を降ろされた背景にも「霊言」があった。

* * * * *

いよいよこれから選挙だ、という時に党首を降ろされれば当然、なぜこの時期に、という空気が党・教団内に広がります。

すると教団幹部の元に、総裁が作成した《木村前党首守護霊意見》と題するペーパーが配られました。

《木村じゃ。許せん。絶対に許せん。ワシに恥をかかせおった。ワシはプライドだけで生きている人間じゃ。

(中略)大体、幸福の科学ではワシが一番頭がいいんじゃから、ワシに全権を渡せばいいんじゃ。

(中略)結論は、大川隆法がワシの能力と人望に嫉妬したということだ》。

つまり、木村さんは内心でこのようなことを考えているので党首には相応しくない、というわけです。

教団内では、信者からの人気が出てくると左遷される、と言われていました。

木村さんと同じように「霊言」で責められ、自殺を図った人もいます。

私は今 "外" に出たので総裁の霊言はおかしい、と分かりますが、"中"にいる人は気付かない。

自分たちが地獄にいるということが分からないのです。

一体、いつから幸福の科学はおかしくなってしまったのか。

それを考えるためには、一旦、時計の針を戻す必要があるでしょう。

教団の草創期、私が総裁と出会った頃まで。


初デートでプロポーズ

* * * * *

きょう子氏は1965年、秋田県矢島町(現・由利本荘市)で産婦人科医を営む家に生まれた。

小・中学校では常に成績トップ。

その後、東京の学芸大附属高校から東大文学部に進んだ。

一方、大川隆法氏は徳島県の出身。

地元の進学校から、一浪して東大法学部に進んだ。

卒業後、商社「トーメン」に一旦は就職するも、29歳の時に『日蓮聖人の霊言』などを上梓。

86年、30歳の時にトーメンを退社し、東京・西荻窪に「幸福の科学」事務所を開設して立宗した。

「正しき心の探究」を基本教義とする幸福の科学の本尊は、"至高の神"である「エル・カンターレ」。

教団に君臨する大川隆法氏は「霊天上界におけるエル・カンターレ」そのものとして、信者から信仰される絶対的な存在であり続けている。

* * * * *

私と幸福の科学の出会いは87年、大学4年生の時です。

87年といえば、教団が出来た翌年。

まさに草創期にあったと言えます。

私が元々宗教に興味があったということはすでに触れました。

私には兄がいます。

両親は、兄がダメだった場合、私を医者にしよう、と期待していた。

その期待に応えようと私は猛勉強を続けましたが心の安らぎはなく、それで手に取ったのが聖書だった。

しかし高校生の時にキリスト教からは離れ、同じ頃、兄が医学部に合格し、私はプレッシャーから解放されました。

だから大学時代は普通にキャンパスライフを楽しんでいました。

で、87年。

私はすでに外資の金融機関から内定をもらっていました。

そんな時、本屋で総裁の本に巡り合った。

そこでは、霊界の様子や死後の世界がありありと描かれ、私の心に響きました。

2カ月で10冊ほど読み、すぐに入会の申し込みをした。

そして、週に1回、西荻窪の事務所でボランティアをするようになったのです。

セミナーなどにも参加するうち、困ったことが起こるようになりました。

必要以上に敏感に人の感情を感じてしまうのです。

それを総裁に相談したら「できるだけ動じないほうがいい」とアドバイスしてくれました。

その後、総裁のほうから「もう一度会いたい」と電話があり、87年の12月、渋谷のハチ公前で待ち合わせをした。

それが総裁との初デートで、その時にプロポーズされたのです。

その日、総裁は「西友」あたりで売っていそうなセーターと紺のズボンという、あまりおしゃれとはいえない姿で現れました。

そして、代々木公園の辺りを散歩し、ふらりと入った喫茶店で「あなたが私の結婚相手だという霊示を受けている」と言われました。

それに対して私は「私もそうだと思う」と答えた。

結婚の申し出を了承したのです。

初デートでのブロポーズを即了承するなんて、と思われるかもしれません。

しかし、当時の私は人の怒りを感じただけで頭痛がするような状況でした。

そうした障害から私を守ってくれるのは総裁しかいないと思っていたのです。

結局、内定が決まっていた会社には『病気」を理由に辞退を申し入れ、最初は反対していた両親にも、最後は何とか納得してもらいました。

ちなみに、婚約指輪は1カラットのダイヤのリング。

値段は80万円でした。


印税は毎週100万円

* * * * *

正式に結婚したのは、88年の4月。

きょう子氏は大学を卒業したばかりだった。

2人は西荻窪の教団事務所の近くに家を借り、新婚生活を始めた。

* * * * *

88年から89年初めにかけての西荻時代は一番楽しかった。

立ち上がったばかりの教団には勢いがあった。

入会の申し込みが相次ぎ、1000人規膜の講演会でも応募者多数で断ることもありました。

試験に通らないと入会できない、というシステムはいかにも総裁らしい考え方でした。

総裁は個人の力とか頭の良さといったものを重要視する人でしたから。

信者獲得実績よりも、試験の成績が重視される。

信者に高学歴の方が多いのは、そうした事情があったのだと思います。

総裁の霊言は自宅で収録していました。

ジャージなどの楽な格好で、大抵、ソファなどに寝転がって行ないます。

横になって精神統一すると、霊が降りてきて喋りだす。

その声を、テーブルの上においたマイクで拾うのです。

で、録音した霊言を事務局の職員が文字に起こして出版する。

あまりに本が出るスピードが速いので、編集の会社の社員が病気で倒れてしまったこともあります。

印税は毎週100万円くらいずつ、現金で「幸福の科学出版」から届けられた。

銀行預金の残高は、見る間に膨れ上がっていき、教団も順調に拡大していった。

困ったことといえば、90年に国税局の査察を受けたことくらいでしょうか。

その少し前に教団のことが写真誌『FOCUS』で取り上げられたので、目を付けられたのかも知れません。

生活自体は、非常に落ち着いたものでした。

総裁の趣味といえば、喫茶店と本屋に行くことくらい。

お酒は弱いので、飲みに出かけることもない。

商社時代、酒場に行くとキツネや蛇の悪霊が見えて嫌だった、と言っていたことがあります。

人の後ろに尻尾が見えたりするのだそうです。

だから酒場ではなく、喫茶店。

総裁は寂しがり屋なので、喫茶店巡りをする時も散歩にでかける時も、いつも私と一緒でした。

この人についていけば幸せになれる。

そう信じて疑いませんでした。

この時点では……。

* * * * *

幸福の科学が宗教法人として認可されたのは、91年3月。

7月には東京ドームに5万人を集め、「御生誕祭」が大々的に催された、

「あなた方が目にしているのは大川隆法であって大川隆法ではない。エルーカンターレである!」。

そう宣言する姿はテレビでも取り上げられ、大いに話題を呼んだがその2カ月後、世に言う「フライデー事件」が起こる。

フライデーの記事に激怒した教団が、電話やファクス、デモによる組織的な抗議行動に打って出たのだ。

信者だった作家・景山民夫氏、女優・小川知子氏などがシュプレヒコールを上げる姿をご記憶の方も多かろう。

* * * * *

記事が出た後、怒った総裁は「これは教団の危機だ。マスコミ戦だ!」と宣言しました。

当時、本部は紀尾井町のビルに移っていたのですが、そこではなく、中野に一棟借りしていたビルに職員を集め、

「皆で抗議しよう!フライデーを3日で廃刊にしよう!」と気勢を上げた。

作戦を立てたのは事務局です。

考えたあげく、最終的に落ち着いたのが電話とファクスによる"攻撃"だった。

原始的なやり方でしたが、当時、コアな信者だけで8000人はいましたから、十分有効な抗議活動になりました。

抗議活動の一番の目的は、フライデーの次の号を止めること。

だから、抗議活動を繰り広げたにもかかわらず、次の週もフライデーが出た時の脱力感はすごくありました。

あれ、3日で廃刊に追い込めるはずじゃなかったの、と。

その後、抗議活動にデモが加わった。

地方の信者は電話とファクス、東京の人たちは白兵戦、というわけです。


資金ショートの危機

* * * * *

こうしたきょう子氏の「告解」について、幸福の科学グループ広報局は次のように回答した。

「総裁がそうした指示を出した事実はなく、捏造記事に公憤を感じた信者有志が自発的に抗議を行なったものです。

(霊言について)職員の守護霊で総裁の悪口を言う者はおりませんし、総裁が職員を責め立てた事実もありません。

なお霊言がイコール総裁の言葉、考えではありません。

(きょう子氏について)改心を促すための宗教的指導を名誉毀損と主張されることに、哀れを感じます。

メディアに自ら露出して全世界の信者を傷つけているのは、残念、気の毒のラインを超えています」

* * * * *

教団側の回答は予想通りですが、私としては、現状に気付いていないあなたたちこそ残念、気の毒だと言いたい。

‥‥話を戻しましょう。

フライデーに噛み付いていた91年は、実は教団内部も混乱していました。

教団は、猛烈な抗議で講談社の電話回線をパンクさせた、笑い話のようですが、実はその裏で教団には、

電話回線がパンクするほどのクレームが寄せられていたのです。

その原因は、出鱈目な伝道(信者獲得)が横行したことです。

総裁が信者100万人を目指せといったものの、そう簡単には集まらない。

そこで職員たちは同窓会名簿や電話帳を丸写しして、どんどん会員登録していったのです。

そこへ教団の雑誌の購読申し込み書を送れば、「入会した覚えはない」というクレームが山と寄せられるのは当然の流れです。

その上この時期、教団は全国に支部を次々と開設していました。

ところが、信者獲得は出鱈目で会員は増えていませんから、教団に入るお金も変わらない。

年末までに100億必要なのに、全く足らない。

このままでは資金ショートする、と教団幹部は真っ青になった。

で、教団が8000人ほどのコアな信者たちに頭を下げて貸付金を募ったのです。

すると、すぐに100億近い金が集まった。

これはやっぱり宗教のすごいところですが、振り返れば、教団の歴史は混乱とドタバタの連続でした。

そして少しずつ歯車が噛みあわなくなっていったのです。

幸福の科学という宗教団体も、私と総裁の夫婦関係も-。

あるとき、私は教団幹部から

「総裁に、実はウチの活動会員は3万人くらいしかいないことを説明して下さい」

と頼まれたことがあります。

巨大教団が揺れている。

「幸福の科学」総裁・大川隆法氏(54)と決別し、教団の内情を赤裸々に語った大川きょう子氏(45)。

年間約300億円もの資金を集める教団は、「霊言」に振り回され、あの「選挙」に突入していった──。

総裁夫人の「告解」、後編である。


幸福の科学という宗教団体は、明らかに危険な方向に突き進みつつある。

今回、私はそうした教団の内情を広く知っていただきたいと考え、手記を公表しました。

いい加減、教団の中にいる人たちには目を覚まして欲しい、という思いも込めたつもりです。

ところが手記の公表を受け、教団から私の元へ届けられたのは1通の「内容証明」でした。

前回、「幸福実現党」の木村智重元党首の《守護霊意見》を紹介しましたが、それが「秘密漏示」に当たるといった内容です。

教団に歯向かう者に対しては徹底的に「圧力」をかける。

かつてとやり方が何も変わっていないことに暗澹とした気分になりました。

* * * * *

大川隆法氏との出会いと結婚、教団の草創期、そして1991年の「フライデー事件」まで……。

前回の手記で、過去を振り返りながら教団の内情を語った大川きょう子氏。

彼女がまず明かすのは、96年の教団本部移転を巡るドタバタ劇である。

* * * * *

総裁が急に地震を恐れるようになったのです。

前年に起こった「阪神・淡路大震災」の影響もあったのでしょう。

イエス・キリストが降臨し、

「東京タワーが真っ二つになる、97年に1回、98年と99年に2回ずつの地震で東京は壊滅する」

と言うのです。

また、別の時には「もうすぐ地震が起きる」と予言、次の日、総裁は一生懸命に新聞をめくる。

すると、《房総沖震度1》。

確かに地震は起きたけど震度1とは……。

漫画のようですが、総裁は至って本気で、東京が壊滅したときのシミュレーションもしていたし、本部移転先の候補も宇都宮と決まっていました。

その一方、全く逆の霊言も出る。

霊言の主はヘルメスで、「ギリシャ人は海の見えないところには住まない。宇都宮になんか誰が住めるか」と言うのです。

とにかく日替わりのように、「宇都宮に行く」「やっぱり行かない」と、霊言に振り回される。

教団幹部は頭を抱えていました。

で、結局、96年7月に東京から宇都宮に総合本部を移転したのです。

しかし、宇都宮にいたのは1年ほど。

最終的にはまた総裁が「東京に帰る」と言い出して、戻ることになりました。

* * * * *

霊言に振り回されていたのは、教団だけではない。

きょう子氏は大川総裁との間に5人の子供をもうけたが、その教育にも度々霊言が用いられた。

* * * * *

総裁は受験マニアというか受験オタクというか……。

長男を日本一の秀才にしたい、とすごい執念でした。

幸福の科学の指導霊が出てきて

「必ず開成中学に合格する。筑駒(筑波大付属駒場)も受かる。この子は天才児だ」

と言う。

しかし、長男の偏差値は志望校に全然届かない。

それを訊ねると「家庭教師が悪い」。

長男には、何人もの教団職員の家庭教師をつけていました。

皆、東大埋Ⅲや文Ⅰの出身者です。

ちなみに子供たちにはそれぞれ、侍女もついていました。

皇室をモデルにしたのだと思います。

総裁は"親ができなければ子供もできない"という論理で、私も一緒になって受験勉強をさせられ、

長男が受けるかもしれない開成、筑駒、麻布、駒東(駒場東邦)、慶応などの10年分の過去問を全部解きました。

子供以上に勉強したような気がします。

そんな過酷な受験勉強のおかげで私も長男もボロボロになってしまいました。

それで私は、慶応や学習院といったエスカレーター式の学校を受けさせたい、と総裁に頼んだ。

それくらいの学校になら合格できる水準までは来ていましたから。

しかし、ここでもまた霊言です。

それぞれの学校の守護霊が降臨する。

慶応であれば福沢諭吉が出てきて「ウチはダメだ」、学習院は昭和天皇が降臨して「反対だ」……。

一方、麻布の創立者・江原素六氏の霊は「ぜひウチに来なさい」。

結局、その霊言を信じて麻布中学を受験し、落ちてしまったのです。

* * * * *

それが00年のこと、91年の「フライデー事件」からこの頃まで、きょう子氏も大川総裁もあまり外を出歩かない生活をしていたという。

* * * * *

総裁は、外に出ると信者が鈴なりに並んでいると本気で信じていました。

熱心な信者が何十万人もいると思っていたのです。

総裁からそう言われ、私もそれを信じきっていました。

00年に長男が麻布中学受験に失敗し、私は気が抜けたようになってしまいました。

幸福の科学に来て、総裁についていけば幸せになれるはずだったのに、なぜいつまでも幸福が見えないのだろう。

どこまでいったらこのトンネルを抜けられるのか、という気持ちを毎日抱え続けていました。

で、02年頃に私は思い切って外に出てみたのです。

そこからなのです。

総裁から聞いていた状況と外の状況が違うと私が認識したのは。

何しろ、外に出てもどこにも信者がいません。

私も長男も、どこで誰が見ているか分からないから、とサングラスをかけて歩いていたのですが、そんなことをせずとも誰も私が総裁夫人だとは気付かない。

総裁の霊言に疑問を待ち始めたのは、この頃からです。


霊言で株取引

* * * * *

総裁が現状を正しく認識していない。

そのことは、教団の資金面にとっても由々しき問題だった。

* * * * *

例年、教団には約300億円のお金が入ります。

総裁自身が行なうセミナーの参加費だけではなく、97年頃からは支部でも悪霊撃退祈願などを行なうようになった。

その参加費が1回約5000円。

その場で本やグッズの販売も行なう。

教団幹部の間では、お金を出してくれる信者は大体3万人くらい、というのが暗黙の了解になっていた。

それでも、1口10万円の植福(お布施)を募れば、それだけで30億円です。

そうした諸々を合計して、年に300億円。

活動信者が3万人だとすると、1人平均100万円を出していることになります。

あるとき、私は教団幹部から

「総裁に、実はウチの活動会員は3万人くらいしかいないことを説明して下さい」

と頼まれたことがあります。

「お布施の目標があまりにも大きすぎる。

ウチには医者とか社長とか、裕福な信者は多いけど、そうではない人もいる。

今のペースでお布施を集め続けたら、信者が老後の蓄えを全部吐き出してしまって、問題になる」

と。

で、05年に私は総裁に「実はウチの活動会員は3万人くらいしかいないらしいです」と話したのです。

総裁はその前年に心臓発作を起こして倒れ、その後療養を続けていました。

そのことで以前よりは弱気になっていたので、散歩の最中に思い切って言ってみたのです。

すると総裁は

「バカなことを言っちやいけないよ。

ウチの予算は年間300億円近くある。

3万人だとすると、1人頭100万円取ることになる。

そんなに取ったら社会問題になるよ。

信者は少なくとも13万5000人はいるはずだ」

と言うのです。

総裁の言う13万5000人というのは、「三帰信者」の数です。

三帰、というのはキリスト教における洗礼みたいなもの。

1回でも支部にきて三帰をやれば三帰信者になる。

しかし彼らはほとんど休眠会員になっており、実際に動いてお金を出してくれるのは3万人くらいしかいないと言われていました。

しかし総裁にはそれが分かっていなかったのです。

05年からは、お布施としてお金を集める負担を軽減するために株取引も始めました。

しかし、ここでも霊言です。

総裁が(相場師の)是川銀蔵や福沢挑介の霊を降臨させ、彼らに銘柄を選んでもらっていましたが大外れ。

結局、損をしてしまいました。


海外に飛ばされた幹部

* * * * *

教団移転、受験、株取引……。

全て霊言によって失敗してきたわけだが、そうした混乱の最たるものが09年に大川総裁が設立した「幸福実現党」を巡る騒動だったという。

* * * * *

何しろ総裁が信者の数を正確に把握できていないのですから、混乱は最初から目にみえていました。

総裁は約20万の信者が1人20票ずつ集めて400万票と読んだ。

しかし、私や教団幹部は、活動できる信者2万5000人が1人20票ずつ集めて、計50万票と読み、やる前から負けることが分かっていました。

その上、急に「選挙戦から撤退する」と言い出したかと思えば、すぐにその方針もひっくり返る。

そういうことは、例えば、〈総裁が立候補すべきかどうかの指導霊アンケート〉などを参考にして決めているのです。

総裁が一度撤退を口にし、すぐにその方針をひっくり返した時、「(総裁は)おかしいよ」と呟いた教団幹部がいました。

彼はその後、ヨーロッパの支部に飛ばされてしまいました。

幸福実現党の初代党首を務めた饗庭直道さんも同様です。

わずか12日で党首の座から降ろされた饗庭さんは総裁の霊言に不安を抱いていて、選挙に負けた後も

「なぜ霊言は外れるんですか?」

と私に聞いてきたことがある。

彼もアメリカの支部に飛ばされました。

* * * * *

前号に続き、教団の語られざる内情を詳らかにしたきょう子氏の「告解」。

対する幸福の科学グループ広報局は、

「様々な霊人の意見を参考に、教団運営は総裁や理事会などで、ご家族のことはご家族で、主体的に判断してきました。

霊言で振り回されてはおりません。

現在、教団は世界80カ国1200万人の規模に成長しています。

きょう子氏の語る教団の姿は、偏った見方であり、事実と異なっています。

なお、彼女の行動はイエスに対するユダの行いのようで哀れみを感じますが、どんな状況の中でも人々の幸福のために伝道してまいります」

* * * * *

ちなみに昨年の参院選挙比例区における幸福実現党の得票数は23万票足らずにすぎなかった。

総裁と教団は選挙の総括を全くしていない。

それどころか、国民が悪い、と言っている。

国民は救世主を選ばなかったことによって、罪を犯した、と。

反省するのは自分ではなく、国民。

自分を選ばなかった日本は、滅亡するであろう──。

私は2月24日、霊言による誹謗中傷について、教団を名誉毀損で訴えます。

幸福の科学は、総裁の霊言に振り回され、どんどん危険な方向に進んでいる。

それを誰かが訴えて止めていかなければいけないと思っています。

私には、かつて自分も教団を運営する側にいたという心の痛みがある。

たとえそれが孤独な戦いだとしても、教団の危険性を訴え続けていくつもりです。

ママには悪魔が入っている

『週刊新潮」2011/2/3

「幸福の科学」の不幸すぎる離婚劇

捨てられた「大川きょう子」総裁夫人の嘆き


「ママには悪魔が入っている」──。

愛する子供にまで遠ざけられる苦悩の日々を振り返り、大川きょう子氏(45)は涙を拭った。

突然「一夫多妻制」を言い出した「幸福の科学」総裁・大川隆法氏(54)に捨てられ、

教団からも「追放」……。

総裁夫人が語る離婚劇の全貌。


大川きょう了氏は秋田県の出身。

「幸福の科学」総裁・大川隆法氏と結婚したのは1988年、東大文学部卒業後のことだ。

大学生の長男を筆頭に5人の子供に恵まれた彼女は「文殊菩薩」の生まれ変わりとされ、総裁補佐や副総裁など教団の要職を歴任。

09年に一時、幸福実現党の党首を務めたことも記憶に新しい。

まさしく「夫唱婦随」で教団を運営してきた2人の関係に決定的な亀裂が入っていることが発覚したのは、昨年11月27日である。

この日、全国の教団支部に向けて衛星中継された講義の中で、

「私は今、子連れ狼状態。5人の子供を育てつつ、全国行脚をしている」

と、大川総裁自ら"家庭不和"に言及してみせたのだ。

それだけではない。

大川総裁の"特技"といえば「霊言」。

坂本龍馬など歴史上の人物や偉人、存命中の有名政治家の守護霊を自身に降臨させ、語った内容を次々と出版してきた。

その日、大川総裁はきよう子氏の守護霊である文殊菩薩を降臨させ、質問役の職員と罵り合いを演じて見せたのだ。

何とも複雑怪奇な夫婦喧嘩だが、その場では「悪妻封印祈願」なるものまで唱和された。

"封印"されるべき"悪妻"とはもちろん、きょう子氏のこと。

教団トッブ夫妻が抜き差しならない状況に陥っていることが推察されたのである。

一体2人の間に何が起こっていたのか──。


「総裁と別居状態になったのは、08年4月からです。

その4カ月後には総裁補佐などの役職も全部剥奪されました。

以来、私は教団での居場所を失い、5人の子供たちとも会えない状態になってしまいました」

と、当のきょう子氏が振り返る。

「何より辛かったのは、子供に罵倒されることです。

"ママには悪魔が入っている"と言われました。

総裁に言われ、"ママは悪魔だ"と信じ込んでいるのです。

それがあまりに辛くて自殺衝動が出て、しばらく病院にも通っていました。

ただ、その当時は私も総裁が言うのだからそうなんだろう、自分に悪魔が入っているのだろう、と思っていました。

こんなに激しい自殺衝動が出るということは、本当に悪魔が入っているのかもって……」

突然、子供から「悪魔」呼ばわりされるとは尋常ではない。

別居状態になったそもそもの原囚は何なのか。

この点、彼女の相談に乗っている知人は、

「総裁夫妻の関係がおかしくなるのは、別居する1年前、07年6月頃から。

その頃から総裁は、ある女性秘書を殊更に寵愛するようになったのです」

と、こう明かす。

「きょう子さんが、その女性をそばに置くのはやめて欲しいと訴えると、総裁は"この人がいないと仕事ができない。

仕事をするのに必要なんだ"と言い張った。

挙句の果てには"彼女は過去世(前世)の妻だ"とまで言い出したのです」

きょう子氏に聞くと、

「07年の10月、総裁は私にこう言いました。

"お前は学生時代に学んだキリスト数的な一夫一婦制という間違った思想を持っている。

エル・ーカンターレ系の基本は一夫多妻制だ"と。

なぜそんなに酷いことを言われなければならないのかとショックを受け、教団本部で幹部に泣きながら相談しました」


一夫多妻制?

ユートピアの創設を教義の柱に据える教団トップの言とは俄かには信じ難いが、実際、大川総裁の「霊言集」にもそれらしき記述が見て取れる。


《「一夫一婦制は、神の教えとは違う。

人間界の掟や契約の問題であり、基本的には、嫉妬心からできている"戒律"である」

と私は理解しております》

(『世界紛争の真実』より)


〈税金を一千万以上払ったら、結婚は自由です。

なんぼでも、どうぞ。

イスラム教の人数を超えてもかまへん」

というのが、わしの考えやな》

(『松下幸之助日本を叱る』より)


「総裁が一夫多妻制を言い出すなんて大変な事態だと思うのですが、教団の幹部は結構平然としていました。

教団では総裁が絶対なので仕方がありませんが。

私も教団幹部から諭され、一旦は冷静になった。

ところが総裁は私を遠ざける策に出た。

住んでいた教団施設から私を追い出したのです」(きよう子氏)


自宅に届けられた離婚届

大川総裁が「幸福実現党」の設立を発表したのは、09年5月。

翌月、きょう子氏は党首に就任した。

すでに別居中だった大川総裁からしつこく説得されて党首就任を引き受けた彼女の頭には、離れて募らす子供たちのことがあったという。

「総裁の言うことを聞き入れれば、また子供たちに会えるかもしれない、仕事で貢献すれば、家に帰してもらえるかもしれない、と考えたのです。

こんなことを言うと有権者の方々に叱られてしまうかもしれませんが、私は政治の世界で何かやりたいことがあったわけではない。

取材などで"政治家として"なんて聞かれると"ああ、何だか申し訳ないな"という気持ちになりましたね」

と、きょう子氏。

結局、この年の衆院選で同党が1議席も獲得できなかったことはご承知の通りだ。

「総裁は"150議席は獲れる"と豪語していましたが、私は強い疑問を感じていました。

会員数をもとに票読みも行ない、その予想は比例区で約45万票という実際の結果に近い数字だった。

勝てないというのは、教団の理事も皆分かっていました。

だから私はこの選挙のことを"9月までに終わる運動会"と言っていたのです。

勝てないと分かっているのに有権者に"お願いします"と頭を下げるのは辛かったですね」

選挙で没収された供託金は約11億円という巨額になった。

しかし彼女は、

「正直に言って、11億円というのは教団にとって大した金額ではない」

と、言い切る。

「何しろ、お布施だけで年に約300億円も集まりますから。

総裁が出す書籍の売上げが大きいと見られているようですが、実はそちらは大したことがない。

本の宣伝費用で利益は吹っ飛んでしまいますし、映画事業もなかなか厳しい。

やはりお布施のほうが大きい。

ただ、選挙の後、お布施が思うように集まらなくなったという話も聞きました」

いずれにせよ落選者の山を築くだけに終わった選挙は、総裁夫妻の間に走る亀裂をさらに深くもした。

「選挙期間中に私は"1人も勝てない!"と騒いで。

"どうしてこういう出鱈目なことを始めたのか" と総裁を非難する立場にいたのです。

それでも、昨年2月に娘の受験が終わったら家に戻してもいい、という話を総裁はしていた。

私はそれを信じて待っていたのです。

ところが、それも裏切られて……」

何があったのか。

きょう子氏の相談に乗っている知人(前出)が語るには、

「総裁が新たな女性職員を寵愛している、という話がきょう子さんの耳に入ったのです。

総裁に気に入られた彼女は千手観音の生まれ変わりだとされ、いきなり教団の専務理事に取り立てられたという。

その上、あろうことか"大川姓"を名乗らせている、とも。

ショックを受けたきょう子さんは傷心を癒すためか、昨年3月、イスラエルヘ旅行に行ってしまいました」

帰国した彼女を待っていたのは、離婚届だった。

「仏が帰国してすぐ自宅に教団の幹部3人がやって来て、お手伝いの女の子に離婚届を渡して"明日までに判を捺して返せ"と言ったのです。

離婚届には総裁の判子が捺してありましたよ。

人を人とも思わないような強引なやり方に驚きました。

話し合いもしていないのに、明日までに判を捺せなんてあり得ません」

と、憤慨するきょう子氏がここに至ってようやく気付いたことがある。

「やっぱりこの人おかしい、と思い姶めた。

怖い、と。

もしかしたら教団も全部おかしいのかもしれない、と。

秋田の実家にも帰って相談しました。

でも、自分も信者の1人である母は"我慢しなさい"という。

"総裁はよく気が変わるから、また変わるかもしれない。

まず黙りなさい"と。

でも私は、"幸福の科学が間違った宗教だと分かっていて続けたら、私はどんな地獄に落ちるか分からない"と家族に言い続けました」

そしてきょう子氏は昨年10月、最終的に離婚を決意したのである。


激しいバッシング

「10月19日に、弁護士同士の第1回の話し合いが持たれました。

そこできょう子さん側は"財産分与で、今住んでいる家の権利を譲って欲しい"と求めた。

すると、相手側はすぐに家の名義を総裁個人から教団に変えてしまったのです。

教団に寄付する、と。

離婚の話し合いを始めてからそういうことをするのは詐害行為として禁止されているにもかかわらず、です」

と、先の知人は語る。

『教団側の主張は、きょう子さんに5000万円を譲るからそれでマンションを買え、というものでした。

それ以外に財産分与の意思はない。

教団のお金は渡さない、というのです。

10月28日には教団からきょう子さんに"退職通知"が届いた、事実上、教団から追放されたわけです」

彼女が離婚・調停を申し立てたのは、11月9日。

「教団の職員2人が突然自宅に来たのは、11月27日のことでした。

"ここには職員が住むことになりました。

〈大川〉の表札のかけかえ工事を明日行います"と言うのです。

弁護士が教団と交渉してくれて何とかエ事は止まったのですが、そこから私に対する激しいバッシングが始まって……。

"悪妻封印祈願"が全国のセミナーで行なわれるようになったのも、その頃からです。

離婚調停は今年1月11日に2回目をやって、打ち切りました。

今後は、裁判で常識的な範囲で配偶者の権利を争うつもりです」(きょう子氏)


一連の経緯について幸福の科学グルーブ広報局は、

「きょう子氏の一連の主張は全て事実ではありません。

信仰を失った者は教祖の妻や補佐役でいられるはずはなく、総裁が特定の幹部を特別扱いすることや一夫多妻を説いて実践するなどありえません。

また大川姓を始め、法名を与えられた幹部は男女多数存在します」


きょう子氏が慨嘆する。

「子供たちの親権についても、弁護士の先生に背中を押されて争うことにしました。

せめて面会権でもいいから認めて欲しい。

このまま子供から"悪魔"と言われ続けるのは辛いですから‥‥。

でも向こう側の言い分は、財産は渡さない、子供にも会わせない。

こういうのをカルトと言うのではないでしょうか?」


幸福の科学を揺るがす「不幸すぎる」離婚劇。

今後の波乱は必至である。

ここに書いたのは、かつて彼が、

『君が過去世(かこぜ)の妻だ』といった女性のうち、

私が把握している人たちです


『週刊文春』2011.3.3 仰天スキャンダル

きょう子夫人が初めて公開する大川隆法総裁と「7人の女リスト」


「Yさんと結婚すればよかった」

元CAから保母さん、チェ・ジウ似のインテリ女性まで、

夫人が見た「幸福の科学」の奥のオク


「一連の離婚トラブルで、総裁は霊言と称し私に対する誹謗中傷を繰り返したため、二月二十五日に名誉毀損で裁判を起こし会見も行います。

そもそも離婚の原因は総裁の女性問題です。

ここに書いたのは、かつて彼が、『君が過去世(かこぜ)の妻だ』といった女性のうち、私が把握している人たちです」

幸福の科学・大川隆法総裁(54)の妻、きょう子夫人(45)は、そう言って一枚の紙を差し出した-。

夫人直筆の紙には、これまで総裁から寵愛されてきた七人の女性たちの実名や法名、プロフィールが記されていた。

リストは二つに分かれ、まず「97年7月~9月に存在した総裁秘書チームのとき」という表題の下に四人の名前がある。

きょう子氏が説明する。

「その当時、私が切迫早産で入院していたため、総裁の身の回りの世話をするために、総裁が八人の秘書を任命したんです。

彼は、そのうちの四人を特に気に入っており、"過去世の妻"として、特別な法名を与えました」

幸福の科学は転生輪廻を説いていて、つまり総裁が「キミは前世でボクの妻だった」と認定したわけだ。

「一人目は、Yさん(当時三十歳代)。

台湾人とのハーフで、国仲涼子似の美人です。

既に退会しています。

過去世の名は"ヤショーダラ"。

これは釈迦の第一夫人の名前です。

総裁は釈迦の生まれ変わりとされていますから、当時、総裁が最も気に入っていた女性だといえます。

その証拠に、私が切迫早産で入院する前の晩に彼と喧嘩をしたとき、

『ママみたいなキツイ女性とボクは結婚しなきゃよかった』

『ボクはYさんと結婚すればよかった』

と言ったのを今でもはっきりと覚えています」

ちなみに大川総裁、実の娘の過去世も"ヤショーダラ"としているそうだ。

きょう子氏が続ける。


弥勒菩薩はキミだ!


「次にMさん(当時三十歳代)。

釈迦の第三夫人と言われています。

元日航のスチュワーデスで接客上手。

松下由樹似の美人です。

部下をよくしつける人で、現在も教団にいます。

当時二十歳代後半のSさんは、次男のベビーシッターをしていました。

真面目な性格で、熱がでた子供に添い寝をしてくれるような優しい女性。

蒼井優のようなはかなげな雰囲気がありました。

のちに四十代女性としては異例の常務理事に抜擢されています。

自律神経失調症で昨年一月には教団を去ったそうですが、『(総裁から)信じられない言葉をかけられた』と言っていました。

そして当時二十歳代後半のTさん。

現在は幸福実現党の要職にあり、細面の美人で男っぼい性格。

長男の家庭教師をしていました」

「〇七年九月、東京正心館に千人くらいを集め、総裁が弥勒菩薩に関する愛のエピソードを説法したんです。

すごく美しい話で感動していると、説法を終えた彼は、『弥勒菩薩はキミだ』と、当時二十歳代で次女の家庭教師だったKさんに告げたんです。

事実上のラブコールを送ったんですね。

目が大きく子猫みたいに可愛らしい人で、私もすごく可愛がっていました。

その後、総裁は映画や散歩などに誘っていたうです」

ところがKさんは、その後職員を辞めてしまった。

「彼女はかなり悩んでいました。

だって、父親のように尊敬していた人が、突然"男"になったんですから。

教団内で。

"総裁の愛人"のように見られることも辛かったでしょうね。

精神的に追い詰められてしまいましたが、今では別の男性と結婚しています。

その点、同時期に寵愛を受けていた二十歳代後半のRさんは、あっけらかんとしたものでした。

もともと保母さんで、『これどーじょ』と赤ちゃん言葉で総裁に話しかけたり、肩や脚を触ったりが、ごく自然にできるタイプ。

総裁は『ボクはこの人がいないと仕事が出来ない』と私に言ったこともありました」

Rさんが秘書となった頃から、総裁は地方巡錫(じゅんしゃく)の際、女性秘書をホテルの部屋に入れたがるようになったという。

「簡単にいうと、事務作業は男性の秘書。

女性秘書は総裁の話相手になったり、脚にバンテリンを塗ったり、お茶出しなどが仕事です。

私が『どうして男の秘書だけで(地方を)回れないんですか』と彼に問いただすと、『ボクのパンツを誰が片忖けるんだ!』と声を荒げました。

〇七年十月、私も一緒に大阪のリッツ・力-ルトンに泊まったときには、突然女性秘書が『失礼しま~す』と部屋に入ってきて、『荷物の片付けしま~す』。

彼は、『○○ちゃん、お願いね』みたいな態度。

私がいても、パジャマ姿で夜、部屋に女性を入れるんですから、一人の時は推して知るべしでしょう」


年収三千万円の過去世の妻

きょう子氏のリストの七番目に書かれているのは、現在一番お気に入りのOさん(二十歳代半ば)。

チェ・ジウ似で大卒、外国語も堪能な才色兼備だという。

「彼はきれいで頭のいい女性が好きなのですが、実はRさんはそれほどでもなかった。

ですからOさんこそ本命ではないかと思います。

〇八年、彼女を連れてソウルに行ったときには、同じフロアに泊まらせようとしていました。

Oさんは今、大川姓を名乗り、"千手観音"として祈願の対象になっています」

きょう子氏によると、教団の幹部でもあるRさんの推定年収は三千万円、Oさんも二千五百万円以上だという。

幸福の科学グループ広報局は、

「きょう子氏は、総裁や教団に対する数々の虚偽の風説を流布したため、教団から永久追放の懲戒処分となりました。

総裁に女性問題などありませんし、過去世の妻が総裁の愛人を意味するなどあり得ません」

と言うが、きょう子氏が意を決して夫婦の不和の根本原因と訴えているのだから、ぜひ総裁にも取材を受けていただきたいものだ。

また、お気に入りの女性職員は『どーじょ』と言いながら、大川にジュ-スを飲ませていたことも。


大川隆法総裁との結婚生活は二十二年余り。

きょう子夫人が時に涙を浮かべながら語ったのは教祖の知られざる実像だった。

お気に入りの女性職員と赤ちゃん言葉で会話、意外に質素な食生活、休日は映画や公園で散歩……

教祖の驚くべき私生活が初めて明かされる。

「結局は、彼の女性問題が原因なんです。今後は裁判で争うつもりです」

そう打ち明けるのは、幸福の科学・大川隆法総裁(54)の妻、きょう子夫人(46)である。

二人の離婚問題については、既に小誌「大川隆法総裁夫人『離婚トラブル』高輪署に駆け込んだ!」

(一〇年十二月十六日号)で報じているが、今年になって状況は悪化。

協議は決裂し、教祖夫婦のバトルは、いよいよ裁判に持ち込まれることになった。

教団関係者が解説する。

「これまできょう子氏は、教団ナンバー2であり、信者からは"美の女神"として崇められていました。

しかし今では、"悪魔の手先"だと教えられています。

地球侵略にやってきた爬虫類型の宇宙人だといわれているんです。

もちろん信者も皆そう信じています」

きょう子夫人が大川総裁と出会ったのは大学四年の頃。

八八年、彼女は東大文学部を卒業してまもなく大川総裁と結婚する。

二人の間には、大学三年の長男から中一の二女まで五人の子供が生まれた。

「きょう子氏は約三年間、総裁先生とは別居状態にあり、子供たちと自由に会うこともできない状況です。

子供たちはみな大川総裁の側につきました」(同前)

事態は深刻だが、そもそも夫婦の亀裂を生んだ原因は何なのか。

小誌の取材に対して、きょう子夫人が重い口を開いた。

「栃木県の宇都宮で暮らしていた九七年のことです。

大川の側で身の回りの世話をする複数の若い女性職員との仲を疑って、大川と口論になったことがありました。

当時、私は切迫早産で入院したのですが、病室に大川からFAXが届いたんです。

『彼女たちと暮らすから、お前は東京に行け』という内容でした。

つまり『出て行け』ということですよね。

そして彼は、入院中の私を置いて、数人のお気に入りの秘書的役割の女性職員や子供を連れ、軽井沢に行ってしまったんです」

きょう子夫人のいう軽井沢とは教団施設の一つだ。

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軽井沢で「セックスは天国で光を入れるのと同じ」というセックス教義を女性職員達に語っていた。

http://6622.teacup.com/takanoriookawa19560706/bbs/2090

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前出・教団関係者の解説。

「当時、軽井沢には木造のロッジが五棟ありました。

A棟と呼ばれるロッジは大川夫妻専用で、B棟が総裁の子供たち専用。

A棟は一階がリビング、二階には寝室などの部屋があります」

基本的にA棟へは一般信者が自由に立ち入ることは出来ないというが、きょう子夫人によれば、

「大川は、女性の秘書を夜勤にさせ、具合が悪くなったら呼び出すからということで、総裁用のロッジに毎晩一人ずつ交代で泊めていたことを後になって知りました」


女性職員と赤ちゃん言葉で

結局、大川総裁ときょう子夫人が別々に暮らすには至らなかったものの、二人の亀裂はここから始まったと見ることができる。

東京の高級住宅街・港区白金に「大悟館」と呼ばれる教祖殿が建ったのは二〇〇〇年のことだ。

大川一家はこの新居で新たな生活をスタートさせた。

大悟館の地下一階と一階では職員が働き、二階には、子供たちと女性職員、ベビーシッターが暮らす部屋があるという。

三階は総裁夫妻の寝室で、四階が大川総裁の専用室。

このフロアには、ソファーや机がある執務室だけでなく、眼下に庭を見渡すことができる瞑想室などもある。

大悟館でも三階や四階には、一般職員が自由に出入りすることはないという。

「四階の総裁専用室には、エレベーターで下から直接行ける構造になっています。

そこに昼間、二十代の女性職員をあげているのを目撃したこともありました。

大川はお気に入りの若い女性を"過去世の妻"だといって、自分の側に置くようになったのです」(きょう子夫人)

元信者の一人が補足する。

「総裁の女性関係については、大悟館に出入りしている教団職員なら知っている者も多いはず。

総裁の口説き文句は『君はボクの過去世の妻だ』。

実際にそう口説かれた女性信者から『総裁から、ボクの子供を産むことになっているといわれて困った』と話を聞いたことがあります」

きよう子夫人は、大川総裁の女性にまつわる話は多々あると打ち明ける。

「例えば、大川の日課だった散歩に、お供していた女性がいました。

私がテニスでギックリ腰になったため、代わりに散歩係として彼に同行するようになると、彼女は大川と親しくなっていきました。

大川も彼女のことを『○○ちゃん』と呼び、そのうち、彼女も総裁専用室に出入りするようになりました。

なかには教団幹部にまで登用され、例えば"転法輪蘭"という法名をもらった方や、祈願の対象にまでなった女性もいる。

寝室で、別の二十代女性に肩や足を揉ませている光景も目撃しています。

最近では、チエ・ジウ似の二十代の女性に大川姓を名乗らせています。

こういったお気に入りは、二十代でも専務理事などの役員に取り立て、高額な報酬を支払っているんです。

近隣の目黒自然公園や有楢川公園に女の子と二人で散歩に出かけたり、品川プリンスホテルに映画を観に行ったりもしています。

大川は以前から映画の話題作をよく観に行きますし、スピリチュアルものなども観ます。

黒木瞳さんが出ている『怪談』(〇七年公開)なども観ています。

そうした女性は、大川とタメロに近い言葉で話すんです。

飛行機のファーストクラスでは、私もその場にいたのに、大川は赤ちゃん言葉のような甘えた声で、 『○○ちゃん、ボクこれどうすればいいの?』と話しかけた。

また、お気に入りの女性職員は『どーじょ』と言いながら、大川にジュ-スを飲ませていたことも。

やっぱり、それは妻として許し難いことでした」

そんな大川総裁は〇四年、心不全で倒れたことがあるという。

きょう子夫人が振り返る。

「カテーテル手術をして、なんとか一命を取り留めたことがあったんです。

いまから掘り返ると、この頃から大川は変わりました。

それまでは部屋にこもりきりで地味な生活を送っていたのに、金遣いが荒くなったのです」

きょう子夫人によれば、大川総裁の平均的な日常はこうだ。

朝六時半ごろ起床し、七時には朝食を済ませる。

子供たちを学校に送り出した後は、のんびり散歩に出かけ、仕事がないときは、部屋で黙々と読書三昧だという。

子供たちの前では、普通の家庭の父親の姿とさほど変わらない。

カチッとした七三分けの髪型は、専属のヘアメイクが手がけている。

自身の健康には特に気を遣い、食事は専用のコックが作る。

力ロリーは控えめで、贅沢な食事はしない。

メニューは、薄味の和食が多いという。

「大悟館の中で過ごすときは、基本的に白色や紺色の体操着で過ごしています。

ブランドはellesseg。

表に出る時は、紺やグレーのスーツが多い。

しかし、心不全で倒れてからは、一着約六十万円のジャケットを渋谷の東急本店で買ったり、腕時計も、ヴァンクリーフ&アーペルの『巴里の夜空』や、

サーカーのドレスウォッチなど、約六百万円から、中には約二千万円を越えるものを購入するようになりました。

高級腕時計は三十本以上持っており、散歩に出かけたついでに、銀座にあるショップの本店や、新宿の伊勢丹などで買うんです。


年収は印税を含め約八億円

私の知る限り、彼の年収は本の印税を含めて八億円くらいありました。

私にも高価な宝石を買ってくれたことがありましたが、当時はそれも愛だと思っていました。

今思えば間違っていましたね」(同前)

最近、大川総裁の公の場における活動として、目立つのが「霊言」だ。

きょう子夫人はこう話す。

「坂本龍馬、マッカーサー、金丸信、最近は菅直人首相や宇宙人の霊までもが大川に降りてきて、日本の危機を警告し、人の生き方を語って聞かせるのです。

これを読んでみてください」

そういってきょう子夫人が小誌記者に手渡したのは昨年六月に出版された『宇宙人との対話』(幸福の科学出版)である。

一節を引用すると、


《──あなたは、どこの星から来た人ですか。

ウンモ星人(略) ウン、ウン、ウ、ウ、ウンモ星、カラ、来タ者デス。

──いつごろ、地球に来たのですか。

ウンモ星人 二百年前ニ、来マシタ。

──地球に来た目的は何ですか。

ウンモ星人 地球二移住デキルカドウカ調査二来マシタ》


こんな具合に、ウンモ星人の魂が、大川総裁の口を借りて語り続ける………

ここに昨年十一月に、大悟館で撮影されたとされるDVDがある。

昨年小誌でも一部内容を報じたが、大川総裁が、きょう子夫人の守護霊である文殊菩薩を呼び出して話を聞くという趣旨の内容だ。

大川総裁の正面には長男と長女が同席し、大川総裁にのり移った、きょう子夫人の守護霊と罵り合う姿が延々と映されている。


《夫人の守護霊 この教団は狂ってるから。

長男 いやいや、あなたですよ狂ってるのは。

夫人の守護霊 あなた(長女)はやがて私みたいになるの。

だから早く自殺しといた方がいいよホントに。

世の中に迷惑かけないために。

長女 逆に先に帰天(死ぬこと)されたほうがいいんじゃないですか》


この映像は一部の信者にも公開されたという。

このDVDを見たというきょう子夫人は、

「子供に悪魔呼ばわりされる母親なんて、私だけでしょうね。

早く子供たちを洗脳から解いてあげたいんですが‥‥‥」

と、言葉を詰まらせた。

今回の取材できょう子夫人に、「大川総裁の霊言は、事前にシナリオが用意されているのではないか」と尋ねると、彼女からは意外な答えが返って来た。

「そう思われるかもしれませんが、シナリオなんて無いんです。

実は〇〇年頃から、大川は寝室で霊言を話すようになりました。

夜十時半頃になると、突然、始めるんです。

あの頃、多かったのは教団の理事長を務める人の守護霊でした。

内容は人の悪口ばかり。

そんな内容を毎晩聞かされていたんです。

夜中に突然起き出して、何枚もの紙に霊言のようなことを書きなぐる日もありました。

起こされてそれを読まされるんです。

最初は、異常だと思いました。

でも、妻として、夫のおかしな行為を表に出すわけにはいかないと思い、隠し通そうと頑張ったんです。

正直、彼を病院で一度診てもらった方がいいのではないかと思ったこともあり、私なりに悩み苦しみました。

でも教団という組織の中では、『教祖がおかしい』などと言って彼を病院に連れて行くことなんて無理なんです。

霊言も誰かが糸を引いていて、大川が演じてくれていれば、どんなに楽だったか」

そういって、薄っすらと目に涙を浮かべた。

「〇七年には、大川から『お前は学生時代に学んだキリスト教の一夫一婦制という間違えた考えを持っている。

エル・カンターレ(幸福の科学の本尊で大川総裁自身のことも指す)は一夫多妻制だ』と言われました。

宗教は人の規範となるものです。

総裁のやることは弟子もやっていいということになるんです。

教団を出て思ったのは、トップが誤った方向に傾いたとき、それに組織が従ってしまう恐ろしさです。

私もこれまで総裁夫人として教団を率いてきたのは事実です。

どうしたら罪を償えるのでしょうか。

責任を感じています」

幸福の科学グループ広報局はこう説明する。

「きょう子氏は、離婚協議で『総裁の女性問題』だと主張していますが、誤解にすぎず、そのような事実は全くありません。

信仰を失った者が教祖の妻や総裁補佐でいられるわけはなく、補佐機能を保つために男女の秘書チームが聖務にあたることになったものを、

『女性問題』とか『一夫多妻制』と思い込んでいることが、今回の問題につながっています。

当教団には、『一夫多妻制』などという教義は存在しませんし、総裁がこれを実施したような事実もありません。

当教団では、性別、年齢、学歴にかかわらず適材適所で登用され、二十代、三十代の幹部や法名(法名には姓も名もあります)を与えられている者は、男女ともに多数おります。

仏教で尼さんが『釈○○尼』と称するのと同じように、『大川』という法名を与えられている者もおります。

弟子に与えられる法名の一つです」

また、大川総裁の年収や腕時計については、

「収入については公開しておりませんが、大川総裁は、教団や幸福の科学学園に対し、すべての印税収入をはじめ、多額の布施をしておられます。

総裁が説法などの公務中に身に着けておられるものは、個人の所有ではなく、すべて宝物として教団が所有し管理しており、今後、何千年も伝え残していく予定のものです」

さらに、DVDの内容に関しても、こう反論する。

「きょう子氏は、『総裁のお子様たちがDVDなどで自分のことを悪魔だと公言した』などと主張しておりますが、

これは同氏の曲解であり、当該DVDの内容はそのようなものではありません。

なお、きょう子氏が信仰心を失い、大川総裁の伝道活動をあまりに妨げたため、お子様たちの信頼を失い、きょう子氏から離れることとなったのが事実です」

両者の主張は真っ向から対立するが、「一連の誹謗中傷についても今後は大川と教団を名誉毀損で告訴するつもりです」(きょう子夫人)とのこと。

教祖夫婦の前代未聞の戦いは、いよいよ法廷の場にうつりそうだ。