コラム・
生前戒名ビジネスは詐欺です。所属宗派の戒名しか授与できません。
生前戒名ビジネスは詐欺です。所属宗派の戒名しか授与できません。
当会にも、法名の相談がよせられます。そもそも、お墓は仏教の慣習ではありません。戒名や位牌、お墓は、中国の儒教の先祖供養に由来します。
しかし、宗教知識が希薄な現代では、「戒名を3万円で授与します」といったビジネスが一部の僧侶によって行われています。
1.僧侶は民間資格です。
2.戒名は、お寺の墓地に入るための会費です。(公営墓地では戒名は不要です)
そのため、公営墓地以外の施設、寺院の墓地は、その寺院の信者を対象にしています。例えば、浄土真宗の僧侶がつけた戒名で、浄土宗のお寺に埋葬することは出来ません。しかし、一部の悪質な業者と僧侶が多宗派の戒名を売っています。そのため、ビジネスで売っている生前戒名を授与されても、寺院のお墓には埋葬させて貰えません。
市営墓地などであれば、戒名は不要です。必要であれば、自分でつけてもよいのです。
現在の戒名料は、戦後、地方から都市部に労働力が流出し寺院の経営が厳しくなったため、生まれたビジネスです。
葬式の読経で、何十万、何百万もお布施を貰えないので、お布施の金額に応じて、戒名がゴージャスになっていく仕組みが出来上がったのです。
戒名料は、檀家活動が激減した寺院の維持費です。逆に、檀家活動が行われている寺院では法外な戒名料は要求されません。
宣伝ではありませんが、浄土真宗(西本願寺)の法名(戒名料)は1万5千円前後で本山から授与されます。戒名ビジネスをやっていないので、寺が赤字で無人化していっています。
どうしても無宗派で公営墓地に入れる故人の戒名が必要なら、東京では会費無料の築地本願寺倶楽部に入会すると、浄土真宗の法名を授与される資格がえられます。(本来は所属寺院の信徒に授与するもの)。
浄土真宗(西本願寺)の法名(戒名)の貰い方。
東本願寺(真宗大谷派の法名(戒名)の貰い方・・・年会費1万円程度の会に入るか、所属寺院が必要です。
著作権は、林雄介(林和志)・・・元キャリア官僚・・・日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員、日本児童文学者協会会員にあります。無断転用、引用は御遠慮ください。著作権法違反になります。