14th KAGURA CROSS CHALLENGE

東日本大震災をきっかけに始まった
Kagura Cross Challenge

世の中の何か役にたちたいという思いと、クロスの発展を目指し
参加者皆が沢山レースできるようにレースフォーマットを組みあげます
大会には趣旨に賛同した、高原宜希・市川貴仁・元木康平・元木勇希・生駒大祐など
みつまた育ちのTOPプロ達やファミリーが運営をサポート

日本は災害の多い国でもあります
いつ自分に降り注ぐかわかりません
災害の事、今一度考える機会に
なって欲しいです
また、今年もそうですが気候変動による
天候不順
私たちは自然の中で
スポーツをし遊んでいます
雪が無くなれば、大好きな
ウィンタースポーツを楽しめません
クロスは特に多くの雪が必要とされる競技
パウダーももっと滑りたいです
17年前に記事で温暖化に触れてました
しかし、何も出来てませんでした
行動に移すのは難しいです
まだまだ完璧とは程遠いですが
少しづつ意識も変わり、
行動にも起こせるようにもなりました
この大会がきっかけに
皆も意識改革のきっかけになれば
良いなと思っています

大会実行委員長 福島大造

現地訪問の報告(輪島市)

7月5日、福島大造(主催者)と高原宜希(Pasco)は、皆様からお預かりした寄付金206,080円を輪島市役所に代表してお届けしました。このチャリティー大会は、東日本大震災の際に「今、何ができるか」を問いかけ始まりました。今回で14回目を迎えましたが、その間にも数々の天災が起こりました。そして、記憶に新しい1月1日に発生した能登半島地震。同じ北陸三県の福井県出身で、当日もワールドカップの合間を見て帰省中だった高原も大きな揺れを感じていました。大会運営主要メンバーで今年の寄付先について話し合った際に、高原から能登への寄付の提案が出され、満場一致で決定させて頂きました。

報道でも様々なことが伝えられています。現地で出会った方と話すまでは、報道と同じように復旧復興の遅れだけを取り上げて話していました。実際、輪島に向かう高速道路の片側車線は、未だ手つかずの状態で、車どころか歩くことも困難な状態です。輪島市内に入ると、多くの家屋が倒壊し、道路にも飛び出しています。車道も歩道も凹凸が多く、信号や電柱も曲がったまま。交差点の角にある鉄筋コンクリートのビルも倒れたままで、朝一通り周辺は紛争地帯のような惨状でした。

寄付を輪島市に届けた後、輪島より先に住んでいる方とお話しする機会がありました。「現在、復興が遅れていると報道されていますが、決してそんなことはありません。まずは、水、電気、ガス、道などライフライン、インフラの整備が最優先です。それがようやく確保されたのです。見た目の瓦礫だけで判断しないでください。復旧作業のために危険な作業をしてくれている人がいるので、遅れているとは言わないでほしい。毎日、少しでも一歩ずつ進んでいるのですから」と話されました。予想外の言葉に胸が打たれました。そして、その方に「見てほしい」と言われ特別に許可を頂き、国道249号を北上しました。海岸線を走るこの国道は、棚田で有名な白米千枚田や塩田、能登のゴジラ岩が続く風光明媚な道が懐かしいです。

国道もかなり走りやすくなったとはいえ、隆起や液状化で凹凸だらけです。わき見運転は非常に危険です。そして、国道沿いにむき出しで設置された青い管。おそらく水道でしょうか。海側の崖の場所はいつ崩れてもおかしくありません。そこを補強工事しています。山側は土砂崩れ。電線やフェンスでかろうじて抑えられている箇所もあります。そんな危険箇所を安全に通れるように日々作業をしている人々がいます。余震や雨などで2次災害の恐れも高い中、懸命に作業をしている人がいるのです。そして、街中でも郊外でも多く見られる、黒いトンパック(大きな土嚢)は様々な場所で補強や二次災害を防ぐために使われています。これを作っていたのも国道249号沿いです。そして、千枚田より先は一般の人は入れない通行止めですが、住人の方に見てほしいということで特別に通行止め地域に入らせていただきました。

この先は、より大きな土砂崩れで今も道路が埋まったままの箇所があります。海岸線のこの辺は、道の横が海だった場所です。今回の地震で海の中も隆起し、海岸が広がった箇所もあります。土砂崩れを避け、海に降り隆起した岩盤の上に迂回路を作り導線を確保しています。山側には土砂崩れの跡と元々あった堤防が見えます。そして、新たな道の両サイドには波から守るためだと思う土嚢が積み上げられています。さらに進むと名舟漁港があります。遠目では分かりにくいですが、防波堤やテトラポットは隆起で1-2メートル位、海面から上に飛び出しているように見えます。さらに進むと土砂崩れで埋まった道を新たに土砂の上に作っている箇所もありました。そして、南志見を過ぎたところで、大きな土砂崩れの跡で完全に通行止めとなりました。ここも現在海に道路を作っている感じがしました。そして、この先に住んでいる人々の為にインフラ整備を進めているのでしょう。
今、ここで復興のために準備している方や復旧作業をしている方が生活をしています。この生活が安全に担保されなければ、復興にはつながりません。危険を顧みず復旧作業をしている方にリスペクトしたいです。

被災した方も、場所や被災状況などで様々な考えや意見があると思います。外部の人は見た目だけで判断することは被災者に失礼だとも思いました。住人のおっしゃってることが、よくわかりました。

能登という特殊な立地や地理。同じような場所は日本にはたくさんあると思います。そして日本は地震大国でもあります。いつどこで起こるか分かりません。備えをすることも大事です。今一度、地震や災害のことを考え話してみてください。

写真は朝一通り周辺を歩いて撮影。北上した時の写真は、作業してる方優先で危険個所などの写真を撮る状況では無かったので、比較的安全な所で撮影。実際はもっと危険なところで多くの方が作業していました。

朝一通り周辺

凹凸だらけの歩道

倒壊したビル

倒壊した家

朝一通り周辺

崖崩れ(小)

堤防の下を走る

千枚田の先、
隆起した海の上に道

輪島市長より

輪島市役所より.pdf

寄付の報告(POW)

先日、大会を代表して、市川貴仁(elematec)と春山禅(みつまたスノーボードスクール)2人で、気候変動の問題に取り組んでるPOWに寄付金(20万)を届けてきました。
昨シーズンも雪不足。この夏も猛暑の予報。年々おかしくなってる気候。
出来る事、やっていきましょう!雪が降らなくなっちゃいます!!

2024年 14回目の寄付内容

大会に賛同して頂いた協賛メーカー様やスキー場・みつまたスノーボードスクールやスタッフの協力で寄付が出来ています。

14th Kagura Cross Challenge の寄付金内訳
・大会エントリー 500円×117人=58,500円
・高原宜希事前キャンプ1,000円×54人54,000円

・敷島製パン労働組合 88,580円
・高原宜希(PASCO SSC)45,000円
・市川貴仁(elematec)40,000円
・元木康平(M's Racing)35,000円
・元木勇希(M's Racing)35,000円
・みつまたスノーボードスクール 40,000円
・大会参加できなかった方から  10,000円
合計 406,080円が集まりました

寄付先
輪島市役所 206,080円
POW 200,000円

大会時に使用できる医療器具を寄贈していただきました

3名のドクターから、大会時に使用できる、必要医療救護物品 を寄贈して頂きました。SAJ全日本終了後に寄贈して頂き、このチャリティー大会の時にも使用しました。複数人で滑走するクロス競技は、不可抗力でも怪我が起こりえる競技。スキー場パトロールとも協力し、適切な対応が出来るように引き続き運営を行っていきます。

寄贈していただいた3名のドクター
小島理恵 先生(埼玉セントラル病院)
後藤和海 先生(関東労災病院)
藤巻良昌 先生(昭和大学横浜市北部病院)

14th Kagura Cross Challenge 結果


結果14kcc.pdf

2024年大会を応援してくれる協賛企業様

過去の寄付実績

KCCチャリティー実績寄付先.pdf

2023年 13回目の寄付内容

今年の寄付金内訳
・大会エントリー 500×115=57,500
・高原宜希事前キャンプ+トークショー 1,000×49=49,000

・敷島製パン労働組合 91,580
・高原宜希(PASCO SSC)30,000
・市川貴仁(elematec)30,000
・元木康平(M's Racing)24,000
・元木勇希(M's Racing)24,000
・みつまたスノーボードスクール 30,000

合計336,080円が集まりました
寄付先は
一般社団法人Protect Our Winters Japanに¥200,000
一般社団法人F-WORLDに¥136,080

7/6 POWの事務所がある白馬に、大会をサポートしてくれる市川貴仁(elematec)と

大会で集めた寄付金をもって行きました。

気候変動や電気の使用についてなど様々な話をしてきました。

雪がかなりのペースで減ってます。雪があってのスノーボード。自分も分かってはいるけど中々行動に移せてない自分もいますが、自分に出来る事をコツコツやってます。皆さんも何か行動を起こせたらいいなと思っています。
大会を通して、より多くの人に気候変動の事を考え行動に移せるきっかけになればいいなと思います。

来年もチャリティー大会を開催します。クロスを楽しみながら雪の事も考えていきましょう!

大会オーガナイザー 福島大造

以下は昨年の記事です

大会の運営を手伝い、個人的にも寄付をし、このチャリティー大会をサポートしていただいた敷島製パン株式会社所属で北京オリンピックに出場した高原宜希(PASCO SSC)と大会MCも務めた生駒大祐の二人が皆様の代表で、¥164,276を
一般社団法人F-WORLD CHANNEL SQUAREに届けてきました。


北京パラリンピック出場し、大会でも大いに盛り上げ、個人的にも寄付をしてくれた市川選手(elematec)と大会の発起人の福島大造が気候危機から守るために様々な活動を行っている一般社団法人Protect Our Winters Japan
(POW)に17万円を届けてきました

 Our般社団法人 Protect Our Winters Japan 

12th Kagura Cross Challenge
今僕たちに出来る事 大会報告

寄付金内訳

以上合計¥334,776を以下の場所に寄付をします


 寄付先

 最後に

12回目のチャリティークロス。集まりました寄付金を今年度もCHANNELSQUAREと私達滑り手が直面してる気候変動について取り組みを行っているPOWに寄付をいたしま

晴天に中、ボード・スキー・バイクの幅広い層の方が参加し、白熱した戦いが繰り広げられました。

大会の運営手伝ってくれてる、世界で活躍する高原宜希をはじめ、元木兄弟に市川貴仁。そしてMCの生駒の「みつまたファミリー」によるエキシビジョンはレースは大いに盛り上がりました
参加者の協力もあり、レースが早く終了したので、急遽練習会も開けました!
ボードは一時期よりはエントリー数は減りましたが、また回復傾向に。スキーは幅広い層の方が参加。バイクはいつも通りまとまりがあり、ボードやスキーの選手に刺激ある走りを見せてくれました。
カテゴリーを越え、皆で一丸になりクロスがより盛り上がりをみせれれば嬉しいです。


今回開催にあたり、各メーカー様や企業の方のサポートで大会が開催することが出来た事、そして参加者や大会をサポートしてくれたスタッフやスキー場にもお礼申し上げます。

来年も引き続き、クロスの発展に加え、何か少しでも世の中の為になったり、災害や気候変動など意識改革につながるきっかけになる大会を目指します。


また来年お会いしましょう


大会オーガナイザー

福島大造




チャリティー大会
13th Kagura Cross Challange 2022 今僕らに出来る事 
協賛企業・ブランド

 

3.11がこの大会の始まり

 3.11が起こった時、今自分たちが何が出来るかを考えた時、滑る事しか知らなかった私達は競技を継続することも大事ではないかと思い、開催することになりました。
エントリー費の一部やオークションやスタッフから集めた寄付金を東北の方や福島の子供達、時にはネパールの震災に寄付を続けてきました。
現在でも、日本そして世界で起こり続けてる災害や気候変動。私達、雪山で遊ぶ者にとって、すごく重要な事が日々私達に降り注いでます。
この大会で少しでも、様々な災害や気候変動などに興味を持ってもらえたらと思っています。

 

 

クロスを楽しむ為に

 この大会では、少しでもクロスを楽しんでもらえるように、出来るだけ多く滑り競い合ってもらえる様に
特別なヒート表を作ります。特にビギナーや子供達には沢山レースをしていただき、クロスの醍醐味を味わっていただきたいです。
人数が多いクラスやレベル差が激しいと予想されるときは、1回戦を予選とし、同じクラスを2つに分けてレs-スをしたりします。変則的にはなりますが、全て楽しむ為。その分、1日としては通常より多くのレースを行います。レースを完結する為にも参加者のご協力が必要です。よろしくお願い致します。

 

2021年度大会報告

寄付金内訳

以上合計129,000を以下の場所に寄付をしました


 寄付先

 最後に

4月に行いました、11回目のチャリティークロス。集まりました寄付金を今年度もCHANNELSQUAREと今年度より、私達滑り手が直面してる気候変動について取り組みを行っているPOWに寄付をいたしました。

今回はエントリー費の一部が500円×129人、ゲストライダーで大会の運営も手伝ってくれた、世界で活躍する高原宜希、パトロールの廣石さんが、みつまたスノーボードスクールからの129,000を寄付いたしました。

今回開催にあたり、各メーカー様や企業の方のサポートで大会が開催することが出来た事、そして参加者や大会をサポートしてくれたスタッフやスキー場にもお礼申し上げます。

来年も引き続き、クロスの発展に加え、何か少しでも世の中の為になったり、災害や気候変動など意識改革につながるきっかけになる大会を目指します。


また来年お会いしましょう


大会オーガナイザー

福島大造




 1月みつまたで開催予定でした「Mitsumata Ups ’n’ Downs Opening Kagura Cross Challenge」が中止になり
代替えとして今回のチャリティークロスに併催してプロ戦を行います

pro tour & G2の写真集です。こちらもご覧ください

大会コース

1 日目

PSA PRO TOUR & JSBA G2

2 日目

11th チャリティークロス

息子たちの応援に来ていたのに、急遽村岡さんにお願いして大会のオフィシャル写真撮影をして頂きました。沢山撮っていただきました。
ボード・スキー・バイクなどなど600枚あります!「チャリティークロス写真集」をクリックしてください

14th Kagura Cross Challenge 結果