令和8年度の研修内容
令和8年度の研修内容
令和8年度の高等学校等情報教育継続研修開講式を行いました。
開講式では、所長からの激励を受けて、研修者代表が一年間の抱負について述べました。いよいよ本日から研修が始まりました。今年度は5人の先生方が参加されます。
開講式後に第1回の研修を次の内容で行いました。
【第1回】共通研修「教育DXに向けた情報化の推進」「課題研究に向けた協議」
1 オリエンテーション、施設見学
2 教育DXの推進について
・ いま、求められている教育DXの推進
・ 本県における取組
3 課題研究に向けた協議
・ 効果的なスライド資料の作り方
・ テーマ別選択科目の説明
・ テーマ別選択科目の希望調査
【受講者の声】
・教育DXについての講話や、これから受講する講座についての説明を受け、この1年間で学びたいこと、身に付けたい技術などをたくさん見つけることのできた1日になりました。これから1年間よろしくお願いいたします。
・様々な講座について話を聞くことができ、大変勉強になった。この研修が、少しでも自分の成長につなげられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
・教育現場でのDX推進・活用の必要性を理解することができました。
【第2回】 共通研修「教育DXに向けた情報化の推進(補講)」 「課題研究に向けた協議 」
1 課題研究に向けた協議
・ 効果的なスライド資料の作り方
・ テーマ別選択科目の説明
・ テーマ別選択科目の希望調査
2 教育DXの推進について(補講)
・ いま、求められている教育DXの推進
・ 本県における取組
【受講者の声】
・課長からの講義を通して、我々教員が現代の社会や教育DXに対して学び、激しく変わる環境にいち早く適応しないと、子どもたちが求める学習は提供できないのかもしれないと感じました。また、新たなアプリケーションや生成AIの活用方法などを教えていただき、これから研究する内容についての幅が大きく広がりました。次回もしっかりと学びを深めていきたいと感じました。
・プログラミングや生成AIの様々な活用方法・場面について考える機会となりました。使用する際には教育場面や日常生活などでどのような課題に対してアプローチできるのかという発想・創造する力が求められると感じました。
・教育DXについての講話や自己紹介のデータ作成、今後受講する講座の検討などを行いました。所員の皆さんは何でも知っているので非常に頼もしく感じています。ここで学んだことを生徒に還元できるように頑張ります。
【第3回】 「課題研究に向けた協議 」「自己紹介・課題研究テーマ発表」
1 課題研究に向けた協議
・ テーマ別選択科目の説明
・ テーマ別選択科目の希望調査
2 自己紹介・課題研究テーマ発表
・ Canvaスライドから自己紹介・課題研究テーマの発表
・ Canva Live、Kahootのデモンストレーション
【受講者の声】
・午前中は、希望講座の最終調整と自己紹介のデータ作成でした。午後は、自己紹介から他の研修者のことを知ることができました。次の研修からは各講座になるので非常に楽しみです。今回の研修で扱ったKahootやCanvaなどの知識も増やしていきたいです。
・今日の発表では、同じ受講者である先生方の目標だけでなく、趣味なども知ることができ、さらに親睦を深めることができました。AI等の導入に伴い、情報の変化が加速しているといわれていますが、今日の研修でもアプリのアップデートを目の当りにして、その進化の速さを改めて痛感しました。
・1年間一緒に研修を受ける先生方と、たくさんコミュニケーションをとりながら新しい知識や技術を学ぶことができ、今日も充実した研修になりました。特にCanvaのWebページ作成やKahootはとても興味深く、学校の業務に取り入れていきたいです。
【第4回】 「生成AIの活用」「クラウドサービスの活用」
1 生成AIの活用
・ 生成AI活用場面と注意点について
・ カスタムAIの作成
2 クラウドサービスの活用
・ 県域教育用アカウントの特徴と活用できるサービスについて
・ 課題の「共有」と「配信」の違いをGoogle ClassroomとCanvaを使って実演
【受講者の声】
・生成AI活用とクラウドサービスに関して、CanvaやNotebookLM、Geminiなど普段使用している機能以外のことを学ぶことができて勉強になりました。より便利な方法を知ることができて嬉しさもありましたが、難しさもありました。忘れないように活用していきたいです。
・生成AIに関する基礎知識から応用まで、学ぶことができました。業務改善にとつなげて、本校職員や生徒に還元していきたいと感じました。また、クラウドサービスに関して、配布と共有のそれぞれの特性を理解し、情報漏洩等につながらないように十分注意して有効に活用したいと感じました。
・One DriveとShare Pointの違いや、NotebookLM、CanvaAIなどの生成AIを活用する方法を学び、実際にいくつかのGemを作成することで、利便性はもちろんですが、AIを使いこなす難しさを感じました。
・生成AIには様々なものがあり、自分が使いやすいものを選択して使用していきたいと感じました。また、生徒に教える際にも注意点など事前指導の必要性を感じました。クラウドサービスは便利なものがあるので今後使用していきたいです。
【第5回】 「Unityで2D・3Dワールド作成」「UnityでARアプリ作成」
1 Unityで2D・3Dワールド作成
・ Unityの基本的な使い方、環境構築
・ 2Dワールド(鬼ごっこゲーム)
・ 3Dワールド(ドミノ倒し)
2 UnityでARアプリ作成
・ ARアプリの仕組みについて
・ ARマーカーの登録
・ ARアプリ制作とARアプリを使った作品の展開について
【受講者の声】
・時間の関係で、Unityの深い部分まで勉強することはできなかったが、今後知識を増やしていきたいと思いました。本校では課題研究などでゲーム制作が多いので、今後のためにもしっかりと勉強していきたいです。
・Unityを学び、ゲームの構造や仕組みへの理解が深まりました。今後の学校探検や行事、課題研究に生かせる手ごたえを感じたので、内容を忘れないように復習して生徒の学びにつながる具体的な活用を検討したいと思います。
・Unityの基本的な扱い方から2D・3Dでのゲーム作成を体験し、情報技術科の生徒が興味関心を抱く内容で、ぜひ実習や課題研究に取り入れたいと感じました。
・Unityの基本的な使い方について学びました。プログラム通りに動くと達成感があり、大変興味深かったです。様々な場面で活用できそうだと感じました。また時間を見つけて作ってみたいと思います。ゲーム作りについては興味がある生徒も多いため、学校でもこういったことができる環境が整備されるといいと感じました。
【第6回】 「Kotlinでandroidアプリ開発」「GAS(Google Apps Script)の基礎」
1 KotlinでAndroidアプリ開発
・ Androidアプリ Kotolinについて
・ サンプルアプリからアプリの構造を知る
・ アプリケーションの作成
2 GAS(Google Apps Script)の基礎
・ GAS(Google Apps Script)とは
・ プログラム作成の準備 開発環境
・ プログラミングの手順
・ GASによるプログラムの例
・ GAS × LINE Messaging APIの使い方
【受講者の声】
・Android StudioでのKotlin操作やGASについて学びました。非常に学ぶ内容が多く、充実した研修となりました。業務効率の改善につながる内容がとても多く、実用的なものを制作したいと感じました。LINEとGASを活用したものも学校で情報を共有したいと感じました。
・実用的な講義を通じて、両者(Androidアプリ、GAS)を連携させた業務効率化の可能性を実感でき、非常に有意義な研修となりました。
・KotlinでのAndroidアプリ開発とGASの基礎について学ぶことができ、とても勉強になりました。初めてのことで戸惑うこともありましたが、うまく使いこなすことができれば、仕事の効率化につながると感じました。活用して何か作ってみたいと感じました。
【第7回】 「プログラミング基礎」「Raspberry Piの基本的な活用」「課題研究」
1 プログラミング基礎
・ アンプラグドプログラミング
・ ビジュアルプログラミング
・ フィジカルプログラミング
2 Raspberry Piの基本的な活用
・ Raspberry Pi(ラズベリーパイ)とは
・ 基本設定・環境設定
・ いろいろな操作方法
・ Thonny(ソニー)でLED制御
・ TerminalでWebカメラ制御
3 課題研究
・ 各自課題研究に向けた準備等
【受講者の声】
・Raspberry Piは初めて使うものだったので、非常に楽しみにしていました。使ってみると便利であることがわかりました。時間があるときに勉強して、できることを増やしていきたいです。
・午前中は視覚的なプログラミングと外部センサーの連動を通して、義務教育における実践と高校段階で求められる指導レベルを知ることができました。午後からのRaspberry Piの研修ではさらにステップアップした内容としてハードウエアの制御やシステム構築を学ぶことができました。
・午前中は課題研究として、GemとNotebook LMを活用した生徒の自学自習環境を研究し、今後の方向性なども考えることができてあっという間に時間が過ぎていきました。午後からのRaspberry Piの講義を受けて、生徒の実習にぜひ取り入れたいと感じました。
・午前中のプログラミング基礎では、Scratchやmicro:bitについて学びました。カラフルな視覚的ブロックを使って、キャラクタや電気(LED)をプログラム通りに動かす楽しさを実感しました。商業科でもプログラミングの授業を行いますが、生徒間で生徒・不得意が二極化しやすい傾向があるので、こうした親しみやすい教材を取り入れることも有効だと感じました。
【第8回】 「マクロ・VBAの基礎」「obnizの基本的な活用」「課題研究」
1 マクロ・VBAの基礎
・ マクロ・VBAとは
・ 「マクロの記録」によるマクロ作成
・ 絶対参照、相対参照の違い
・ VBAプログラミング
・ ユーザーフォームの作成
2 obnizの基本的な活用
・ IoTデバイスとは
・ obnizでiotのイメージをつかもう
・ ブロック(ビジュアル)プログラミング
・ HTML(Java)プログラミング
3 課題研究
・ 各自課題研究
【受講者の声】
・マクロとVBAを改めて学び、基礎への理解を深めることができました。自分の業務改善に積極的に活用していことはもちろんですが、授業で生徒の教える際にも、生徒たちが便利な機能を主体的に使いこなして、将来の強みにしていけるように指導していきたいと思いました。
・Excelの応用的な使い方を学び、普段使用しているファイルなどの仕組みを知り、いままでかなり強い先入観から学んでいなかったと気づくことができました。これからは積極的に利用していこうと思います。また、obnizの活用については貸し出しをさせてもらったので、どのような活用ができるか試行錯誤してみたいと思います。
・普段の業務で扱っているマクロの仕組みや、VBAの基礎など、今後の業務改善に役立つ技術を学ぶことができました。また、午後からのobnizについてはこの研修で一番学びたい内容だったのでとても充実した時間になりました。今後の課題研究に生かしていきたいです。
・福祉情報の授業や福祉教育におけるプログラミング指導に悩んでいましたが、今日の研修で授業実践の方向性を見出すことができました。マクロによる実践的な学習やobnizを用いた介護現場への課題解決につなげていきたいです。