令和年度の研修内容

【開講式】 令和年4月26日(金)

令和年度の高等学校等情報教育継続研修開講式を行いました。

開講式では所長からの激励を受けて,研修者代表が一年間の抱負について述べました。いよいよ本日から

研修が始まりました。今年度は人の先生方が参加されます。

 開講式後に第1回の研修を次の内容で行いました。

【第1回】 共通研修「教育DXに向けた情報化の推進」及び「課題研究に向けた協議

Ⅰ  オリエンテーション,施設見学   

Ⅱ  教育DXに向けた情報化の推進

             1 社会における 情報化の急速な進展

             2 情報教育    

 情報モラルの指導と情報セキュリティ

                1 情報モラルからデジタルシティズンシップへ

                2 情報セキュリティ

 課題研究に向けた協議

        1 選択受講科目の説明

        2 選択受講科目希望調査

【受講者の声】

 午前中は,開講式と教育DXに向けた情報化の推進の講義があり,これからどのような研究をしていきたいか考えながら,世界の動きや情報化を知ることができました。これからの時代は,創造性や独創性が大切であり,そのような力を身に付けていく子どもたちを教育していくことの重要性を学ぶことができました。午後は,これらを踏まえ今後どのような研究をしていきたいかの計画と目標を立てることができました。 

 教育現場においてICT活用を推進している中で,私自身が分からないことが多く今回受講を希望しました。これからの社会で必要な情報教育を受講していく中で,現在の社会の動きや情報化において求められていることなどを知ることができ,受講したい選択科目をしっかりと考えて,20回の研修を有意義なものにしていきたいと思います。 

 日頃から情報教育について学ばないといけないと思っており広範囲で漠然としていましたが,第1回目の研修の講話を聴く中で学ぶ方向性が少し見えたような気がしました。今後の研修を通し,出来ることを増やし教育現場に還元していきたいと思います。 


【第2回】 令和年5月10日(金)

第2回の研修は次の内容で行いました。

 【課題研究の方向性】

 Ⅰ 課題研究のテーマの決定

 Ⅱ 選択受講科目の決定

  


新たな学びのカタチⅠ

 Ⅰ 新たな学びのカタチについて

 Ⅱ 授業支援システムの活用

 今回の研修は,課題研究のテーマや選択受講科目の決定をしたり,新たな学びのカタチについて学び,ロイロノート・スクールを活用した授業支援システムについて,研修を深めることができました。

【受講者の声】

 新たな学びのカタチⅠでは,メンチメーターを活用してアンケートを行い,その結果を可視化することができるので,とても分かりやすいプレゼンテーションツールだと再認識しました。リアルタイムで生徒の反応を可視化することで,生徒の興味関心をさらに高めることにつなげたいと思います。ロイロノートの実習では,これまであまり活用していませんでしたが,生徒の考えの経過をたどったり,協働的な学びを深めるツールとして,今後活用してみたいと感じました。  

 午前中は受講する内容を明確にし,課題研究内容について詳しく調べました。今後色々なことを学び,作品を作り上げたいと思います。午後は,ロイロノートについて研修しました。以前,研修で基礎を学びましたが,今回の研修ではクイズやWebカードの機能など応用的な内容を学ぶことができました。今後の学校での研修等でも役立てたいと思います。  

 学校でロイロノートの研修を受けていましたが,実際に授業で活用する機会はほとんどありませんでした。実際に使ってみると,思っていたよりも感覚的に使うことができました。これまでGoogle クラスルームを使っていましたが、生徒からロイロノートの方が使いやすいという意見もあったので,今回の研修を生かして,今後は授業に合わせてロイロノートも活用していこうと思います。 

【第回】 令和6年5月24日(金)

【新たな学びのカタチⅡ】

Ⅰ クラウド ・LMSの活用


Ⅱ 授業支援システムやクラウドサービスを活用した教材作成 

   

 今回の研修は,課題研究のテーマや選択受講科目の最終確認をしたり,新たな学びのカタチⅡについて学び,GoogleClassroomやGoogle Meetを活用した授業支援システムについて,研修を深めることができました。

【受講者の声】

 情報技術の他,今後の教育の方向性等についても大変深い講話でした。校内の教育活動に活かしていきたいと強く思いました。私がリクエストしたオンライン三者面談も採用していただき,研修することができました。今後の参考となったので活用したいと思いました。本校は,三者面談において「公共交通機関の利用」に限定しているので,オンライン三者面談を実現したいと思います。   

 本日は,GoogleやMicrosoftのクラウドサービスやウェブアプリについて学び,活動を入れながら研修を行いました。午後には,オンライン面談をすることを仮定し、どのような準備・案内・設定をすればうまくいくかをグループで話し合い,実践しました。ICTをどう活用すればいいか模索することも大事ですが,何より1つの課題に向き合い解決するためにはどう模索すればよいかを改めて知ることができました。   

 業務内容によっては、データを共有する方がスムーズに行えることが分かりました。配布書類の起案関係に時間がかかっていたので学校での業務に活かしたいと思いました。保護者との面談についても、離島等の遠隔地の保護者との対応に利用できるようにしていきたいです。