中村堂 菊池道場連続セミナーシリーズ

1. 発刊の趣旨

中村堂創業満10年記念出版第一弾!

注目のシリーズ、刊行スタート!

2023年5月3日から6月4日の1か月の間に5回開催された「機関誌・書籍で学ぶ 菊池道場オンライン連続セミナー」は、現在の菊池道場の学びの到達点を示すものとして、独自の輝きを放つ内容でした。

参加された方々からの反響はもちろん、それを伝え聞いた参加されなかった方々からも是非学びたいとの声が多く寄せられました。

【連続セミナーの内容】

(1) 「タックマンモデル」で成長の1年間を構想する

(2) 「10割ほめる力」を鍛えよう‐教師のみる目

(3) 豊かな対話・話し合いのある授業をつくろう

(4) 授業を変えよう-授業ライブ力を磨く

(5) ストップモーションによる授業分析


各回3時間で行われたセミナーの内容を、文字として記録し、世に問うことが必要だと考え、書籍化することを決定いたしました。

各回ごとに1冊の本とし、全5冊のシリーズとして発行いたします。

シリーズ2以降は、3か月ごとの発刊を計画し、1年程度で全5巻を完成させる予定です。


全体を通しての大きなテーマは、「授業を変えよう!」です。

現在、全国で散見される「硬くて遅い教室」を、「柔らかく速い教室」に変えよう!

「豊かな対話・話し合いのある教室」にしていこう!

という願いを込めたシリーズです。


▼▼▼《発刊記念スペシャルコンテンツ》▼▼▼

(音声だけが流れるRADIOスタイルでお送りします)

2. シリーズ1    クラスづくりのゴールイメージ

シリーズ1の本書では、チームの成長モデルである「タックマンモデル」を教室の成長に当てはめた提案をします。

目の前の子どもたちの状況を教師が見つめると同時に1年後の成長のゴールイメージを見据える中で、教師と子ども、子ども同士の関係性を育んでいくことの重要性を「タックマンモデル」は教えてくれます。


■もくじ■

 はじめに

 第1章 1年間を見通したクラスづくりの重要性

 第2章 「タックマンモデル」と教室の成長

 第3章 ビジョンを示し共有する 「5分の1黒板」をキーステーションに

  ◆実践報告 道徳「1本のチューリップ」

 第4章 菊池道場長の授業に学ぶ ① 「生き物はつながりの中に」

  ◆使用動画の紹介【動画①】

   2014年5月14日 菊池学級(6年1組)「生き物はつながりの中に」

 第5章 セミナー視聴者からの講師への質問 ①

 第6章 菊池道場長の授業に学ぶ ② 「海の命」

  ◆使用動画の紹介【動画②】

   2015年2月20日 菊池学級(6年1組)「海の命」

  ◆使用動画の紹介【動画③】

   2015年2月20日 菊池学級(6年1組)「海の命」

  ◆使用動画の紹介【動画④】

   2014年11月4日 菊池学級(6年1組)「やまなし」

 第7章 セミナー視聴者からの講師への質問 ②

 おわりに

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本書では、セミナーで使用された4本の動画をYouTubeで見ることができます。

①②③は、菊池先生ご自身による撮影

④は、学校開放週間の参観者による撮影

◆動画①

 2014年5月14日 菊池学級(6年1組)「生き物はつながりの中に」

 (6分45秒)

◆動画②

 2015年2月20日 菊池学級(6年1組)「海の命」

 (6分58秒)

◆動画③

 2015年2月20日 菊池学級(6年1組)「海の命」

 (14分32秒)

◆動画④

 2014年11月4日 菊池学級(6年1組)「やまなし」

 (10分33秒)

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著:菊池省三、牧野真雄、堀井悠平

定価2,2000円(本体2,000円+税10%)

ISBN978-4-907571-89-4

A5判 160ページ

  ・「シリーズ1」の発刊にあたって

その時その時の対症療法、指導法の羅列では何も解決しないのです。今日の牧野先生、堀井先生の分析された内容や提案を聞かせていただきながら、「1年間の見通し」をどうもつかということについて、改めて学んでいきたいと思いました。「タックマンモデル」を土台として、軸として理論を整理し、「5分の1黒板」などの実践もさらに深めて、ゴールイメージを具現化していくための在り方についても深めていきたいと思います。そうすることで、私たちが主張していることに、いい意味で一般性をもたせることができるのではないかと思います。           (本書「おわりに」から 菊池省三)

チームは、結局人間関係ですから、2 人以上が集まってチームができたときに、そのチームがどうしたら成長するのか、よくなっていくのか、お互いが成長し合えるのかの原理は同じなのだと思います。菊池実践には、その要素がふんだんに入っていますから、大きな企業でも少ない人数の職場でも、そして家庭でも使えます。あとは、使う人が、自身の環境、チームの状態をよく見て、菊池先生はどうしているかな、○○先生はどうしているかなと研究して、自分やチームの状態に当てはめて、よい方法を見つけていってほしいと思います。(本書「第2章」から 牧野真雄)

菊池実践は、ビジョンを分かりやすく示しています。どのように成長していけばいいのか、道標(みちしるべ)を明確に示していると思います。(中略)「ビジョン」を子どもたちに示したあと、それを具体へとつなぐことが重要だと、この1 か月強く思いました。(中略)子どもたちの成長を信じる覚悟や、人は成長する存在であるということを強く信じるという教師の在り方が何よりも重要です。(本書「第3章」から 堀井悠平)


「クラスづくりのゴールイメージ (菊池道場連続セミナーシリーズ1)」のご購入は、

▷中村堂オンラインショップ

https://nakadoh.stores.jp/items/649cf6b6393892002d88425d 

▷amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/4907571895/

▷Kindle(電子書籍)

 Coming Soon


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3. 今後の発刊予定

 シリーズ2 子どもをはげます言葉かけの極意(仮)    2023年10月末発売

 シリーズ3 学び合う空気が満ちた教室(仮)       2024年1月末発売

 シリーズ4 授業を変える教師のパフォーマンス(仮)   2024年4月末発売

 シリーズ5 対話・話し合いの授業で大切なこと(仮)   2024年7月末発売

【本サイトの更新履歴】

2023.7.6 公開