JVNワークショップ 2024
JVN(日本VLBI観測網、大学VLBI連携)の事業は2005年度に始まりました。20周年となる2025年に、JVNのこれまでの成果を総括し、将来に向けたシンポジウムを開催する予定です。このシンポジウムに向けて、2024年から1年間かけて議論を行います。その第一歩がこの「JVNワークショップ2024」です。
このワークショップでは、広い意味でJVNに関連するこれまでの研究成果の報告と、現在進行中の研究計画の紹介を行い、JVNの将来像について議論し、1年後のシンポジウムへ向けた道筋を決定したいと考えています。JVN関係者の皆様のご参加を期待しています。
プログラム
日程 2024年8月30日(金)午前10時頃~午後6時頃
会場 大阪公立大学・中百舌鳥キャンパス(https://www.omu.ac.jp/about/campus/access/)
開催形態 対面+オンライン
プログラム案(24/08/25版、随時改訂予定)
はじめに
ワークショップの趣旨 藤沢健太(山口大学)
JVNを用いた研究成果(科学研究、観測システム開発)
2016年のワークショップ以後の研究と開発 新沼浩太郎(山口大学)
茨城観測局の立ち上げと成果 米倉覚則(茨城大学)
周期強度変動する6.7GHzメタノールメーザーの検出とこれから 田辺義浩(茨城大学)
YI と JVN1基線で捉えたX線トランジェント Swift J1727.8-1613 の広がった構造が大規模なジェットを形成するか 穐本正徳(山口大学)
山口32m新受信機搭載活動記録 藤巴一航(大阪公立大学)
現在進行中の研究計画(科学研究、観測システム開発)
日立山口干渉計による近傍超新星爆発の電波フォローアップ観測 岩田悠平(国立天文台)
VERA 水沢搭載用 6-18 GHz 帯広帯域受信機の開発 野原祥吾(山口大学)
巨大ブラックホールジェットの生成・加速機構の解明に向けたVERA86GHz帯冷却受信機開発の現状と今後の計画 亀山 晃・近藤 奨紀(大阪公立大学)
福井工業大学の電波天文学研究計画 宮本祐介(福井工業大学)
(岐阜大学)
(鹿児島大学)
(国立天文台)
(臼田)
JVNの将来像の提案
山口大学における星形成研究の現状とこの先 元木業人(山口大学)
(国立天文台)
シンポジウムへ向けた方針の議論
議論 ~10年後のJVNのあるべき姿の検討~
懇親会
会場
アクセス 〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1番1号
※ 小川英夫教授の研究室が現地世話人を務められます。
講演申し込み(申込期限 2024年8月23日)
講演を予定している方は、以下の情報を世話人(藤沢, kenta@yamaguchi-u.ac.jp)にメールでお知らせください。講演時間は未定ですが、20分程度を想定しています。
発表者(氏名、所属、メールアドレス)
講演タイトル
簡単な要旨
対面・オンラインの選択
懇親会参加の有無
申込期限 2024年8月23日(金)・・・締め切りを過ぎましたが、まだ受け付けます。
ワークショップ後に懇親会を開催予定です。