触媒科学計測共同研究拠点（以下，本拠点という。）では，⾃然災害やその他の災害による被災の影響を受け，研究の遂⾏に⽀障をきたしている⼤学および研究機関等の研究者の活動を⽀援するために，共同利⽤・共同研究（被災研究者⽀援）の募集を常時⾏っております。 

本拠点における共同利⽤・共同研究は，本拠点外の研究者が研究代表者となり，本拠点の研究者を研究分担者として本拠点において共同実施するものです。このたび公募する「被災研究者⽀援型」は，被災により研究の遂⾏に⽀障をきたしている研究者に研究実施の場を提供し，その活動を⽀援するものです。

（1）  受⼊単位

共同利⽤・共同研究の受⼊単位は，本拠点を構成する研究機関に所属する研究者となり，関係受⼊研究者が研究分担者となります。なお，申請に当たっては，受⼊研究者と研究計画について，なるべく事前に相談を⾏ってください。各研究者の研究概要，連絡先については別表Ⅰを参照願います。

（２）   研究期間

採択⽇から当該年度の３⽉３１⽇までの期間とします。

（３）  研究経費

共同利⽤・共同研究の経費は，予算の範囲内（下表参照）において本拠点が負担します。購⼊可能な物品は，申請課題の遂⾏上直接的に必要なものに限りますが，各受入研究者の所属機関によって購入可能な物品が異なりますので，受入研究者にご確認ください。原則，旅費は，本拠点へのものとし，申請書に記載のある研究代表者，分担者について⽀給できます。

　　件数 年間最⼤１０件程度

　　　 配分研究費      1 件当たり１５〜３０万円程度 

申請をする研究代表者は，学外の国公私⽴⼤学，公的研究機関及び⺠間企業に所属している研究者⼜はこれに準ずる研究者であると本拠点本部⻑が認めた者とします。

研究代表者は，当該研究を遂⾏するため，本拠点受⼊研究者である研究分担者の外，上記資格を有する国内外の研究者や大学院生（学部学⽣は除きます）を「研究分担者」として加えることができます。なお，研究分担者に加える場合には，事前に受入研究者の承諾を得てください。

申請書（別紙様式 1 Word ファイル）に必要事項を記⼊し，随時提出願います。なお，研究機関等に所属している⽅については，所属⻑の内諾を得たうえで申請してください（名誉教授等で，現在研究機関等に所属していない⽅を除く）。原則として，電⼦メール申請での受付となっております。申請書を添付し，メールの件名を【被災 共同利⽤・共同研究応募】と明記し提出願います。 

採否，採択額については，本研拠点課題等審査専⾨委員会の議を経て，本拠点本部長が決定します。 

直接申請者へお知らせします。なお，採択後，「共同利⽤・共同研究承諾書」（別紙様式２ Word ファイル ）を提出していただきます。

（１）共同利⽤・共同研究報告書

共同研究実施期間終了後 10⽇以内に，「共同利⽤・共同研究報告書」（別紙様式 3Word ファイル  ）を提出願います。報告書は本拠点ウェブサイトに掲載し，公開させていただく予定です。 ただし，成果を論⽂にて公表あるいは公表予定であれば，成果公表後に論⽂別刷りを送付することでレポートに代えることを認めます。

（２）学会発表・論⽂発表

本共同利⽤・共同研究によって得た成果を学会や論⽂等で公表する場合は，本拠点の共同利⽤・共同研究で得られた成果である旨を謝辞として次のように要旨集や論⽂等に明記してください。発表後は，要旨集や論⽂のコピー等を速やかに本拠点の受⼊研究者及び下記提出先に提出願います。

（和⽂）触媒科学計測共同研究拠点共同利用・共同研究に基づき実施された（採択番号...）。

（英文）This study was supported by the Joint Usage/Research Center for Catalysis. (Proposal#.........)

（３）知的財産権の取り扱いについて

本共同利⽤・共同研究によって⽣じた知的財産権の取扱いについては，別途協議するものとします。