この数年の間に、VR(バーチャルリアリティ)は多くの人にとって身近な存在になってきています。社会心理学会においても研究の対象として、あるいは研究の道具として興味をもっている方も多いのでないでしょうか。しかし、実際にVRを研究に使おうとする場合、どのような機材が必要なのか、それでどのようなことが実現可能なのか、どれくらいの金銭的人的コストがかかるのかなどよくわからないこともあると思います。
そこで、今回のセミナーでは、VRの基礎的な紹介から、VRを用いた心理学的研究でどのような研究が行われているのか、社会心理学においてVRをどのように活用できるのか考えてみることを目的としました。
VRの研究や技術を説明する3つの講演と、少し長めの休憩時間にVR装置を体験できる機会を2回用意しました(予定)。