第30回日本障がい者スポーツ学会
NAGANO1998から2028へ! 30年の歩みの中で考える
2021年12月4日(土)
長野県障がい者福祉センター「サンアップル」現地開催と
WEB (オンライン/オンデマンド) 開催のハイブリッド方式
【What’s New】
2021/12/04 盛会のうちに無事終了しました。
2021/11/29 当日プログラムを公開しました。
2021/10/28 健康運動指導士及び健康運動実践指導者の登録更新講習会(3.0単位)に認定されました。
2021/09/17 演題登録を締め切りました。
2021/09/01 協賛受付と学会チラシの情報を更新しました。
2021/07/12 学会開催案内と参加申込用紙のPDF文書を以下に掲載しました。
2021/07/10 第30回日本障がい者スポーツ学会WEBサイトを公開しました。
【各〆切《重要》】
参加申込:2021/11/30 Tue ⇒ 締め切りました。
協賛受付:2021/11/18 Thu ⇒ ありがとうございました。
演題登録:2021/9/17 Fri 正午 ⇒ 締め切りました。
【2021/12/4 当日予定】
08:30 ~ 09:00 受付
09:00 ~ 09:10 開会式
09:15 ~ 10:05 一般演題Ⅰ(5題)
10:15 ~ 11:45 特別企画Ⅰ 特別講演「パラリンピアンの脳 -代償、適応と再編-」
11:45 ~ 13:00 昼食・学会理事会
13:00 ~ 14:30 特別企画Ⅱ 公開討論「わたしたちがつくるパラスポーツ」
14:40 ~ 15:40 一般演題Ⅱ(6題)
15:50 ~ 16:50 一般演題Ⅲ(6題)
16:50 ~ 17:00 閉会式
17:00 ~ 17:30 学会総会
【特別企画】※登壇者(敬称略)をクリックすると関連リンクに飛びます。
Ⅰ.特別講演(90分)
「パラリンピアンの脳 -代償、適応と再編-」
中澤公孝
【大会長あいさつ】 第30回日本障がい者スポーツ学会・大会長 岡田真平
「第30回」の大きな節目を迎える日本障がい者スポーツ学会が、信州の地で開催できますことを大変光栄に存じます。 この学会大会は当初、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が2020年夏に成功裡に閉幕し、興奮冷めやらぬ2021年2月に開催することで、障がい者スポーツの未来を熱く議論する貴重な機会になることを強く願っていました。しかし、佐賀での第29回大会終了後まもなく本格化した新型コロナウイルス感染症の拡大が予想以上に深刻化・長期化し、さらにはTokyo2020大会の延期もあり、2020年9月時点で本会の延期も決断せざるを得なくなりました。それから1年が経過してオリパラは何とか開催されることになりましたが、同様に当学会大会もこれ以上の延期は考えず、現地とWEBの併用によるハイブリッド方式で2021年12月4日に何とか開催する運びとなりました。ここに至るまでに数多くの方々のサポートをいただきましたことに、この場をお借りして改めて心より御礼申し上げます。
さて、過去の学会大会は、1泊2日で参加者間の交流や現地のおもてなしといった魅力を盛り込んだ充実したプログラムで実施されてきました。しかし今回は、感染防止の観点からこうした魅力を打ち出すことができません。ホストの立場としては非常に残念であり、大変申し訳なく思っています。一方で、こうした状況下だからこそ、1日限定で集中して参加しやすい日程にしたことや、WEB(オンライン/オンデマンド)でより多くの人たちに参加機会を提供すること、そして何より、魅力的なプログラム構成とすることで障がい者スポーツに関わるより多くの方々がこの学会の魅力に触れていただけるようにしたい!と考えました。
学会大会の全体テーマは「NAGANO1998から2028へ! 30年の歩みの中で考える」としました。1998冬季オリパラ開催地である長野が、30年後の2028年に国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催県になります。パラリンピックから地域の障がい者スポーツ振興まで、この時期この場所で議論することの意義深さを改めて皆さんとともに考えたいと思います。
午前の特別企画では、「パラリンピアンの脳 -代償、適応と再編-」と題して、東京大学大学院生命環境科学系認知行動科学講座の中澤公孝教授に特別講演をお願いしています。中澤教授はJPSAの科学委員長でもいらっしゃり、2021年2月に発刊された書籍「パラリンピックブレイン」に代表されるような実績から、障がい者スポーツ、パラスポーツ、パラリンピアンの魅力を、神経科学の専門家の立場から多くの人にわかりやすくお伝えいただきます。 また午後の特別企画では、「わたしたちがつくるパラスポーツ」と題した公開討論を企画しています。これは、障がい者スポーツ・パラスポーツの今後の更なる普及・発展を考えるうえで重要となる「多様な担い手」として、様々な立場からパラスポーツに深く関わってこられた方々にご登壇いただき、それぞれの実践や考え・想いなどを未来志向で語っていただきたいとお願いしています。演者は、パラアイスホッケー日本代表チーム・ドクターの加藤光朗・長野赤十字病院医師、(株)松本山雅の神田文之・代表取締役社長、(株)コロプラで車椅子バスケットボール「埼玉ライオンズ」所属の藤澤潔選手、(公財)日本障がい者スポーツ協会の三上真二・スポーツ推進部長の4名の方々にご登壇いただきます。また、太田澄人・長野県障がい者福祉センター(サンアップル)スポーツ係長と加藤彩乃・信州大学全学教育機構講師の2人が進行役になって議論を深め、2028年全国障害者スポーツ大会の成功も視野に入れつつ、広く末永いパラスポーツ振興について、参加者の皆さんとともに考えを深める機会になることを期待しています。 加えて、一般演題発表や、地域等での実践事例を共有できる機会を設けることで、さらに魅力ある会にしていきたいと思っています。ご発表いただける活動内容やデータをお持ちの方には、奮って演題登録をお願いいたします。
最後に、必ず開催する決意と方針は固めたものの、今後の感染拡大状況次第では臨機応変な対応が必要になるかもしれません。主催者側も誠心誠意、検討・協議しながら準備を進めてまいりますが、参加申込や協賛支援していただく皆さまにも柔軟なご理解とご支援を何卒よろしくお願いいたします。
実行委員会メンバー一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
《実行委員会メンバー <五十音順>》赤羽勝司(長野保健医療大学保健科学部)、稲山貴代(長野県立大学健康発達学部 )、太田澄人(長野県障がい者福祉センター)、岡田真平((公財)身体教育医学研究所)、加藤彩乃(信州大学全学教育機構)、加藤光朗(長野赤十字病院リハビリテーション科)、金井大地(長野県健康福祉部障がい者支援課 )、小林裕央(信州スポーツ医療福祉専門学校)、篠原利典(長野県障がい者スポーツ指導者協議会)、関口一道(前(公財)日本障がい者スポーツ協会)、轟寛逸(長野県障害者スポーツ協会)、野口京子(長野大学社会福祉学部)、橋本政晴(信州大学教育学部)、半田秀一((公財)身体教育医学研究所)、山﨑珠美(長野県障がい者福祉センター)