OS6:自律・創発・汎用AIアーキテクチャ

2018年度 人工知能学会全国大会 (第32回)

2018年6月5日(火)〜6月8日(金) 鹿児島県鹿児島市(城山観光ホテル

開催日:6月6日13:20-17:00

概要

今後の少子高齢化社会においては,AIを労働力として積極的に導入することが急務です.その場合,人とAIとのインタラクションが発生するが,人がAIに対して違和感や驚異を感じることがあってはなりません.人がAIに対して親近感や安心感を感じ,人間同士における間合いや気配りといった一体感を人とAIとの間でも構築できることが極めて重要となります.このように,AIが人と共生するためには,現在のツール型AIでは必要とされない「自律性と目的指向性」が極めて重要な要素となります.目的指向に基づいた人や環境の状態に対するセンシングと能動的な人や環境へのインタラクション能力を創出する必要があるのです.そして,そのような知能アーキテクチャには環境に対する高い適応性と汎用性が求められ,まだ黎明期になる創発型のアーキテクチャなどの開発にも重点を置く必要があります.本OSでは,今後において重要性が高まる自律型AIを実現するための知能アーキテクチャ,認知アーキテクチャ,行動選択アルゴリズム,自律エージェントアーキテクチャ,創発メカニズムなどに関する研究発表を募集し,人と共生する日本型AIを実現するための中核となる自律性に関する研究コミュニティの活性化を目指します.

キーワード

  1. 自律メカニズム・目的指向性
  2. 創発メカニズム・多段創発メカニズム
  3. 汎用人工知能
  4. 群知能
  5. 記号創発ロボティクス
  6. 脳型情報処理
  7. 複雑ネットワーク
  8. 階層型ネットワークアーキテクチャ
  9. 統合型認知アーキテクチャ

オーガナイザー

・栗原 聡(電気通信大学大学院情報理工学研究科)

・川村 秀憲(北海道大学大学院情報科学研究科)

・津田 一郎(中部大学創発学術院)

・大倉 和博(広島大学大学院工学研究科)

招待講演

■津田 一郎(中部大学創発学術院)

タイトル:創発インタラクションの可能性:脳科学に基づく創発型人工知能を目指して

概要:学習するニューラルネットとプログラム駆動型の人工知能の融合は1980年代から始まり今日の爆発的な進展へと至っている。その本質的な融合において創発インタラクションの果たす役割は大きいと考えられる。我々は特に脳の進化的及び機能的結合を介した機能分化に着目し、複雑な環境に対して機能分化を通じて即時適応する機構の解明とそれを実現するエージェントの提案を目指している。講演ではその一端をお示ししたい。

■谷口 忠大(立命館大学情報理工学部)

タイトル:記号創発ロボティクスが目指す自律適応型AIアーキテクチャ

概要:汎用AIは本来,地球上の生命がそうであるように,自律的に環境で活動しその感覚・運動情報から適応的かつ発達的に知能・機能を形成すべきである.記号創発ロボティクスは感覚運動情報から言語利用までをボトムアップに繋げ,トップダウンな社会からの制約も考慮に加えて記号創発システムの理解に構成論的にアプローチする学問領域である.階層ベイズモデルや深層学習をさらに統合し,より統合的な汎用AIに向かっていくための記号創発ロボティクスが目指す自律適応型AIアーキテクチャについて議論したい

パネル討論(テーマ: TBA)

栗原 聡(電気通信大学大学院情報理工学研究科),川村 秀憲(北海道大学大学院情報科学研究科)

津田 一郎(中部大学創発学術院),大倉 和博(広島大学大学院工学研究科)

谷口 忠大(立命館大学情報理工学部),山川 宏(ドワンゴ人工知能研究所)

スケジュール

・2018年2月12日(月)~3月9日(金) 発表申込&原稿提出 (今大会から発表申込と原稿提出は同時となります)

・2018年2月15日(木)~5月22日(火) 聴講参加登録 (早期事前登録は4月24日(火)まで)

・2018年4月上旬 応募演題採択通知

・2018年4月中旬 プログラム公開

・2018年5月22日(火) PDF公開

・2018年6月5日(火)~6月8日(金) 2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

発表申込み

  • JSAI大会2018の論文投稿の募集に従って論文の作成・発表申込みをお願いします.
  • 発表申込み期間は 2018年2月12日(月)~3月9日(金)です.

プログラム

TBA