渋谷オープンパラバドミントン2025
2025年6月8日 @渋谷区スポーツセンター
2025年6月8日 @渋谷区スポーツセンター
若手の選手からベテランの選手まで幅広い選手が集う渋谷オープンパラバドミントン。
2025年6月8日(日)に渋谷区スポーツセンターにて、渋谷オープン パラバドミントン2025が開催されました。
渋谷区長杯から始まり、2022年度から渋谷オープンとして開催されているこの大会に、今年は28名の選手が参加しました。
今大会は参加者数により、一部種目において男女混合で行われました。実施された種目は以下の通りです。
WH1 男子(3名)
SL3 男子(3名)、女子(3名)
SL4 男女混合(男子5名、女子1名)
SU5 男女混合(男子4名、女子1名)
SH6 男子(5名)、女子(3名)
今回の大会レポートでは、選手のコメントともに大会の様子をお届けします!
渋谷オープン初出場の江口翔一朗 選手(次世代アスリート)が、森紀之 選手、寺田博之 選手に勝利し、初優勝をおさめました。
また、渋谷オープンが始まった2022年度から毎年メダルを獲得している森選手は、今大会でも銀メダルを獲得しました。
優勝 江口翔一朗 選手
寺田博之 選手
森紀之 選手
女子優勝 河合紫乃 選手(強化指定選手)
半年ぶりの試合で、やっぱり自分の成長を見られてる人がたくさんいたと思うので、また半年後の日本選手権に向けて頑張りたいと思います。ありがとうございました。
今大会の参加選手の中で最年長の梅田学選手(昨年度優勝)は、2試合ともにファイナルゲームまでもつれ、天野亜登夢 選手との試合は45分、田上優都 選手は51分と長時間の試合となりました。51分間の試合を制した田上選手が優勝を手にしました。
女子SL3クラスでは、河合選手が初優勝。河合選手(強化指定選手)が取られた点数の合計はわずか5点と、パラバドミントン歴は短いですが、小さい頃から培った技術が光りました。2位は昨年度優勝の山田麻美 選手となりました。
武田佳乃 選手
優勝 河合紫乃 選手
山田麻美 選手
梅田学 選手
優勝 田上優都 選手
天野亜登夢 選手
準優勝 小川航輝 選手(次世代アスリート)
決勝でいつも当たる中村選手だが負けてしまった。
とても悔しい結果でした。
これからしっかり練習を積み重ねてもっともっと強くなれるように頑張ります。
応援ありがとうございました。
今大会、唯一決勝戦が行われたSL4クラス。決勝は昨年度の日本選手権と同じく、中村海斗 選手 対 小川航輝 選手(次世代アスリート)という組み合わせになりました。
1ゲームは互いに一歩も譲らず、お互いに点を取り合う展開に。中村選手が25-23で1ゲーム目を先取すると、その流れのままに2ゲーム目も21-11でとり、優勝を果たしました。
日本選手権 21-13, 22-20
渋谷オープン 25-23, 21-11
また、体験教室から初参加の登坂友晴 選手、杉本大地 選手、そして翌週に行われる第7回日本知的障がい者バドミントン選手権大会にもエントリーしている近藤翼 選手も参戦。幅広い選手が戦いを繰り広げました。
優勝 中村海斗 選手
女子優勝 中村鈴 選手
小川航輝 選手
登坂友晴 選手
杉本大地 選手
近藤翼 選手
準優勝 正垣源 選手
個人的には、2年前に東京に引っ越して、毎年3回目の出場になります。
一時期はアスリート雇用だったんですけど引退して、毎年同窓会みたいな感じで東京に来て、ここの大会に出させてもらって、こういう機会がいただけるのはすごくありがたいなと思っています。
去年・一昨年は優勝することができたんですけども、今回、大山くんに初めて負けてしまって、
いつかはこういう日が来そうだなと思ってたんですけども、もうちょっと競って負けたらよかったけれど、思ったよりもスコンと自分がバテて負けてしまったので、そこはもうちょっとできることがあったのかなというふうに思いながら、また仕事とバドミントンを両立しながら大会に出られたらいいなと思っています。今日はありがとうございました。
3位 & 女子優勝 亀山楓 選手
今日は急遽男子の枠の中で試合して、2勝できて嬉しかったですけど、結構疲れました。
5位 安藤悠馬 選手(パラバドアカデミー選手)
今日は勝てなかったけど、とってもいい経験になりました。
昨年度は2名の選手のみでしたが、今年度は5名がエントリーし、選手層の広がりを実感させるような選手たちが集いました。
また、男女混合で行われたため、パラリンピック出場経験もある亀山楓選手が男子選手と戦う珍しい試合も見られました。
昨年度も出場した正垣源選手と大山廉樹選手はお互いに全勝で最後の試合を迎え、優勝を賭けた直接対決となりました。
昨年度は、21-14, 16-21, 21-13で正垣選手が勝利。
今年度は、13-21, 13-21で大山選手が勝利し、初優勝を飾りました。
亀山選手と金井選手との試合では、1ゲーム目を金井選手が取りましたが、亀山選手が2ゲーム目を取り返しファイナルゲームへ。
結果は、14-21, 21-14, 21-16。亀山選手が丁寧な試合運びで勝利し、銅メダルを獲得しました。
安藤選手は中学2年生。昨年度広島で行われた体験教室をきっかけにパラバドミントンの世界へ。緊張しながら懸命にシャトルを追う姿や選手同士で振り返りをしている姿がみられました。
優勝 大山廉樹 選手
正垣源 選手
金井航 選手
安藤悠馬 選手
女子優勝 亀山楓 選手
男子優勝 畠山洋平 選手
久しぶりに渋谷オープンに参加することができて、優勝することができてよかったです。応援ありがとうございました。
男子3位 小見憩 選手
前回の12月の大会では3位決定戦で敗れてしまったんですけど、今回、半年後に今まで練習してきた成果が実ってメダル獲れたことは嬉しかったなと思いました。
男子は畠山選手が4試合合計で取られた点数は55点と貫禄を見せ優勝。
3位は小見選手。小見選手は、昨年度の日本選手権、今大会ともに初戦の相手が畠山選手。
昨年度の日本選手権、3位決定戦で鈴木彪河選手に18-21, 19-21で惜しくも敗れメダル獲得を逃していましたが、今大会では、21-18, 22-20で勝利。初のメダル獲得となりました。
女子は昨年度優勝の鈴木優香 選手が今年度も優勝を果たしました。
上野智哉 選手
優勝 畠山洋平 選手
小見憩 選手
佐藤博紀 選手
鈴木彪河 選手
曽田菜々子 選手
鈴木優香 選手
杉本沙弥佳 選手
敢闘賞は本大会での闘いぶり、そしてこれからのバドミントン界に期待される選手を表彰しようと設けられた賞です。
今年度はSU5クラスの金井選手が受賞しました。
SU5 金井航 選手(次世代アスリート)
2回目のパラの大会参加でしたが、勝った数より負けた数の方が多く、悔しい結果でした。
これからはしっかり勝ち切る力をつけて、もっと上を目指したいと思います。
各クラスの優勝者及び敢闘賞受賞者
男子WH1 江口翔一朗(次世代アスリート)
男子SL3 田上優都
女子SL3 河合紫乃(強化指定選手)
男子SL4 中村海斗
女子SL4 中村鈴(パラバドアカデミー)
男子SU5 大山廉樹
女子SU5 亀山楓
男子SH6 畠山洋平
女子SH6 鈴木優香
敢闘賞 金井航(SU5, 次世代アスリート)
詳細についてはこちらからご確認ください。
表彰式
松澤香副区長より各クラス1位から3位までの選手にメダルが授与されました。
1位の選手にはパラスポーツを応援する草の根運動の会(渋谷)より副賞も授与されました。
また、社会福祉法人NHK厚生文化事業団から敢闘賞が贈られました。
また今大会も多くの方のご協力のもと、大会を実施することができました。
審判業務をしてくださった東京都バドミントン協会の皆様、ボランティアの皆様をはじめとするご協力くださった全ての皆様に感謝申し上げます。
今年度実施予定の連盟主催大会
<第7回日本知的障がい者バドミントン選手権大会> 終了
開催日:2025年6月28日(土)・29日(日)
開催場所:清水総合運動場体育館
(静岡県静岡市清水区清開2-1-1)
<Japanパラバドミントン国際大会2025>
開催日:2025年11月5日(水)~9日(日)
開催場所:草薙総合運動場 このはなアリーナ(体育館)
(静岡県静岡市駿河区栗原19-1)
<第11回日本障がい者バドミントン選手権大会>
開催日:2025年12月13日(土)・14日(日)
開催場所:長崎県立総合体育館
(長崎県長崎市油木町7−1)
情報は随時更新していきますので、連盟HPやSNSよりご確認ください。