渋谷オープンパラバドミントン2024　大会レポート

2024年6月9日　＠渋谷区スポーツセンター

若手の選手からベテランの選手まで幅広い選手が集う渋谷オープンパラバドミントン。第1弾は大会レポートです。

2024年6月9日（日）に渋谷区スポーツセンターにて、渋谷オープンパラバドミントン2024が行われました。

渋谷区長杯から始まり、2022年度から渋谷オープンとして開催されているこの大会に、今年は29名の選手が参加しました。

WH1クラスは合計7名の選手が出場しました。

強化指定選手の飯塚裕人選手や大山廉織選手、次世代アスリート・アカデミーの友寄星名選手といった国際大会の出場経験もある選手から、JPBFが実施している体験教室を経て大会に初めて参加した選手まで幅広い選手がいる中、2グループに分かれ予選リーグが行われました。

予選を勝ち上がった4選手による決勝トーナメントが行われました。

セミファイナルでは、それぞれ

大山廉織選手（東京都）が、友寄星名選手（東京都）に21‐6, 21-18で、

飯塚裕人選手（神奈川県）が、森紀之選手（千葉県）に21‐11, 21-12で勝利。

決勝戦は強化指定選手の大山選手 対 飯塚選手という組み合わせになりました。

互いに手の内を知っている中、21‐16, 21-15で大山選手が勝利し、昨年に引き続き優勝しました。

SL3クラスは男子4名、女子3名がそれぞれ総当たり戦で試合を行いました。

男子SL3クラスでは、昨年準優勝だった梅田学選手（東京都）が優勝しました。

女子SL3クラスには、昨年の大会が大会初出場で、今年度より次世代アスリート・アカデミーとなった束原菜々香選手（東京都）、武田佳乃選手（東京都）が今年度も出場しました。

山田麻美選手（千葉県）が優勝を飾り、束原選手が2位、武田選手が3位となりました。

SL4クラスは男子4名、女子2名の合計6名の選手が出場しました。

2グループに分かれ予選リーグが行われ、その後予選を勝ち上がった4選手による決勝トーナメントが行われました。

女子SL4クラスの澤田詩歩選手（東京都）、中村鈴（福岡県）選手も、男子SL4クラスの決勝トーナメントに駒を進め、3位を獲得しました。

現在の目標は澤田選手に勝つ事と話していた中村（鈴）選手。女子SL4クラスの決勝戦で対決しましたが、強化指定選手の澤田選手が、アカデミーの中村（鈴）選手に対し、21‐2, 21‐4という安定した試合運びで優勝しました。

男子決勝戦は、中村海斗選手（東京都） 対 濵田健一選手（鹿児島県）という組み合わせになり、中村（海）選手が21‐10, 17-21, 21-12で接戦を制し、優勝を果たしました。

SU5クラスは、正垣源選手（東京都） 対 大山廉樹選手（沖縄県）の試合が行われました。

1ゲーム目は21‐14で正垣選手が取り、2ゲーム目は大山選手が16-21で取り返し、迎えた3ゲーム目。

最終的には正垣選手が大山選手を引き離し、 21-13で3ゲーム目を取り2連覇を果たしました。

SH6クラスは男子3名（1人棄権）、女子3名がそれぞれ総当たり戦で戦いました。

男子SH6クラスでは、次世代アスリートの上野智哉選手（東京都）が全ての試合でストレート勝ち、2連覇を果たしました。

女子SH6クラスでは、渋谷オープン初出場の鈴木優香選手（東京都）が、昨年度の渋谷オープン、日本選手権ともに優勝の杉本沙弥加選手（静岡県）、最年少の曽田菜々子選手（東京都）にストレートで勝利し、初優勝。

杉本選手 対 曽田選手の試合は、フルセットとなり白熱した試合でしたが、19-21, 21-18, 21-19で杉本選手が勝利しました。

大会結果の詳細はこちらからご覧ください。

MS WH1 & WS WH1

MS SL3

WS SL3

MS SL4 & WS SL4

MS SU5

MS SH6

WS SH6

表彰式

プレゼンターの皆様より、各クラス1位から3位までの選手にメダル、1位の選手には景品も授与されました。

また、社会福祉法人NHK厚生文化事業団から、WH1 寺田博之選手に敢闘賞が贈られました。

また今大会も多くの方のご協力のもと、実施することができました。ご協力くださった全ての皆様に感謝申し上げます。