- 論文中で用いる用語については,以下のような点について熟考し,使用すること.
- 「診断」「治療」「治療者」「患者」「症例」などの医学用語は可能な限り使用を避け,「アセスメント」「セラピー」「援助」「セラピスト」「面接者」「クライエント」「事例」などの心理臨床学用語を用いることが望ましい.ただし,医療機関における処遇を記載する必要がある場合,文献の引用部分にこうした用語が用いられている場合,あるいはそうした表現を特に用いる必要がある場合は,この限りではない.
- 差別的な用語や言い回しがないか点検する.
- 外国の人名,地名等の固有名詞は,原則として原語を用いる.その他の外国語はなるべく訳語を用いること.外国語を用いる場合は,初出の際,訳語に引き続いて( )をつけ示すものとする.
<人名・地名例>Freud, S./Sullivan, H.S./New York/London
<外国語例>コミットメント(commitment)/分離不安(separation anxiety)/抱えること(holding)