地震発生確率
政府の地震調査委員会は26日,今後30年以内に震度6弱以上の大地震に遭う確率を示す「全国地震動予測地図」の2018年版を公表した.J-SHIS 地震ハザードステーションで検索することができる.スタートボタンを押し,J-SHIS Mapの場所検索に住所を入力するだけでよい.
選択できる項目は以下のとおりである.
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30年 震度6強以上の揺れに見舞われる確率の分布図
30年 震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図
30年 震度5強以上の揺れに見舞われる確率の分布図
30年 震度5弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図
30年 3%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
30年 6%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
50年 2%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
50年 5%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
50年 10%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
50年 39%の確率で一定の揺れに見舞われる計測震度の領域図
その他の地図一覧
左図は日本全体を示したもの
大地震発生の可能性に応じて、0.1%未満、0.1~3%、3~6%、6~26%、26%以上の5段階でマップを色分けされる.マップは250mメッシュの高解像度で表示することができるので、大地震発生の恐れがある地域をピンポイントで確認できる.
30年 震度6強以上の揺れに見舞われる確率の分布図
J-SHIS Map
正午過ぎはサイトが混み合ってなかなかアクセスできなかったが,午後1時近くになってようやく接続できた.左上の「場所を検索」に具体的な場所を入力するとメッシュが表示される.下図は熊本市中央区を入力したときの検索結果である.熊本市中央区新屋敷と入れるとさらに詳しく表示され,6〜26%であることが分かる.熊本地震で墓石の倒壊が少なかった金峯山周辺は確率が低くなっている.
九州の主要活断層帯(2018)
2008年からのデータが閲覧できるようになっており,年を追うごとに増加していることがわかる.
赤帯 主要断層帯
黒線 その他の活断層
熊本地震について
過去1年間の地震発生回数をまとめて図示してみた.平成30年に入り6回程度まで減少したので,収束も近いのではと思ったが,5,6月は増加傾向にある.
2年前の地震の際に,子供たちが送ってくれた飲料水の賞味期限?が切れたので,洗米や煮物などに使っている.新たに2リットル✕18本を備蓄用に購入した.大阪の地震では友人がドドドドーンと音がしたとメールで知らせてくれた.熊本地震の際は何十回もドドドドーンを聞いたことを思い出した.気のせいではないかという人もいるが,音が聞こえるのは確かなようだ.