次世代を担う若手のための創薬・医療薬理シンポジウム2022

実行委員長 山村 彩

(愛知医科大学医学部生理学講座)

「次世代を担う若手のための創薬・医療薬理シンポジウム2022」において実行委員長を務めさせていただくことを大変光栄に存じております。まず、長期にわたるパンデミックとの闘いで奮闘されてこられた医療関係者や大学教職員の皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。

さて、本シンポジウムは2022年8月27日(土)に日本薬学会薬理系薬学部会主催にて、静岡県立大学薬学部の多大なるご厚意により開催することになりました。今後、日本が医療分野で世界をリードしていくためには、新しい治療法の確立や優れた新薬の開発を担うべき次世代の薬理学研究者の育成が必要不可欠と考えられます。本シンポジウムでは、次世代を担う若手研究者や学生に、その研究成果を自由活発に発表・討議できる場を提供したいと考えております。一般演題には基礎薬理学、臨床薬理学およびその関連分野に関する演題を募ります。また、基礎、臨床、あるいはこれらの橋渡し研究も強く推奨します。また、大学院生が主体となる大学院生シンポジウムを企画いたしました。特別講演では、愛知医科大学学長の祖父江元先生に若手薬理研究者への熱いメッセージを込めて、基礎研究と臨床研究の架け橋となる研究についてご講演いただく予定です。

新型コロナウイルス感染症も徐々に終息し、少しずつではありますが、学会本来の機能と役割を取り戻す時期ではないかと期待しております。感染対策には万全を期して、全国からの薬理学研究者や学生を精一杯おもてなしさせていただきます。多くの皆様からのご参加と演題を心よりお待ち申し上げております。

令和4年5月吉日