2020年2月12日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」で、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者について、「感染者数が病床数を上回った場合はどう対応するのか」という羽鳥慎一の質問に対し、「理論的には厚労省は空気感染はないと言っているため、陰圧の病床でないといけないわけではなく、一般病棟の隔離でもいい」と回答した。これに対し「医療現場を知らない」などと批判された[9]。
2020年2月27日放送の「モーニングショー」で、「感染研がPCR調査を民間に拡大することに消極的な理由として、データを独占したいOBがいる」と発言した[10][11]。この主張に対し、国立感染症研究所は「事実無根であり、新型コロナウイルス感染症対策への悪影響を及ぼしている」と反論した[12][13]。
2020年3月16日放送の「モーニングショー」で、「肺炎で亡くなっても、コロナで肺炎という診断がつかなければ死者数に入らない」と発言した。これに対し「肺炎死亡者の中に新型コロナの患者がいたら院内感染が多発しているはず」などと批判された[14]。
2020年4月28日放送の「モーニングショー」で、テレビ朝日解説委員の玉川徹は、前日の東京都の新型コロナウイルスの感染者数39人すべてが民間の検査機関によるもので、行政の検査機関は土日に休んでいたと発言し、岡田も「全部、民間だというのは私も聞き及んでいます」と同調した[15]。しかし、翌日の放送で、玉川は、正しくは39人のなかに行政機関の検査によるものも多数含まれており、土日も休んでいなかったと誤りを訂正し、「このことにより、土日も働いてらっしゃる都庁関係者の皆様、保健所の皆様、そして検査機関の皆様、検体を採取する医療関係者の皆様、全てに多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。本当にすいませんでした」と謝罪した[16][17][18]。
2020年5月1日放送の「モーニングショー」で、新型コロナウイルス軽症者のホテル滞在について、「療養であり医療ではないので、医者がいるわけでもない」と発言した。これに対し、都民ファーストの会所属の東京都議会議員が「療養ホテルには医師は日中は常駐していて、看護師は24時間体制で常駐している」と指摘し、不正確な情報は視聴者の不安を煽ることになると批判した[19]。
2020年5月14日放送の「モーニングショー」で、前日に28歳の力士が新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことについて、「新型コロナで亡くなったというより、新型コロナの医療体制の不備で亡くなってしまったというイメージがある」「電話が繋がらない、病院はたらい回し」などと発言した。これに対し「検査を煽る番組があるから、医療機関にも苦情や相談の電話がたくさん来てて繋がりにくいのでは」「医療体制や政府批判に亡くなった方を利用するのは許せない」「亡くなったのは医療体制のせいじゃない」などと批判された[20]。