学生作品プレゼンテーション
2023年度|日本映像学会 中部支部| 第3回研究会
2024年3月6日[水]
担当校:名古屋造形大学
2023年度|日本映像学会 中部支部| 第3回研究会
学生作品プレゼンテーション参加者の作品を大学別(五十音順)で掲載しております。
3月6日[水]の研究会開催日まで、公開予定です。
研究会当日は、作品上映はありません。
一人(一組)3分程度のプレゼンテーションと、5分程度の質疑応答を予定しています。
研究会開催前までに、ご視聴いただきますようお願い致します。
●愛知県立芸術大学
花人| 4分16秒
鈴木 絢子(美術学部 デザイン工芸科 メディア映像専攻 2年)
作品概要:
生まれつき体から花が咲いてしまう「花人」。
その体質にコンプレックスを抱えていた主人公の心情変化を日常の出来事によって描いた短編作品。
●愛知淑徳大学
THE BUDDY −裏切りの弾丸−| 9分23秒
曲直瀬 陽紀(文化創造研究科 文化創造専攻 メディアプロデュース専修)
作品概要:
「逃走」「ガンアクション」「格闘」で構成された、演者の身体運動を誇張編集したアクション映画。
〝相棒〟の忠告を無視し、組織を裏切った主人公は、ケースを持ち去り、組織から追われていた。主人公は待ち伏せていた覆面の男率いる組織との銃撃戦や刀での戦いに身を投じる。
● 静岡文化芸術大学
きれいなわたし| 2分
柿山 いづる(デザイン学部デザイン学科)
作品概要:
ルッキズムをテーマとした 2 分間の手描きアニメーション作品です。自分の容姿を他人から
否定された、嗤われたという事実や想像が、一人の少女にもたらす影響を人形に投影する形
で表現しました。少女の心理的な孤独さや、「きれい」になるために淡々としていながらも
エスカレートしていく行動を描いています。
● 静岡理工科大学
オドロキ| 5分47秒
先端アート研究室3年生(情報学部 情報デザイン学科 3年)
作品概要:
先端アート研究室3年生5人が、それぞれの「オドロキ」を映像で表現しました。
● 情報科学芸術大学院大学(IAMAS)
風景を採取する自転車建築 |4分55秒
門田 健嗣(メディア表現研究科2年 )
作品概要:
自転車の荷台に360°カメラを内蔵した建築模型を設置し、自転車が走行する街並みが模型内に光の像となって映し出される。記録した映像はHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を介して空間として体験する。道を選びながら自転車で走行する行為によって、模型内の空間はデザインされ、時間軸をもつ空間作品が生み出される。
Observing Variation: in Sliced Loin Hams / 差異の観測: スライスロースハム群 |4分13秒
森田 明日香 (メディア表現研究科2年)
作品概要:
スライスハムを被写体に制作した作品群である。スライスハム特有の製造工程や, 物質性, そして1枚1枚の微かな差異に注目し, 均質化されたハムに潜在する “生物の痕跡”を顕在化させ、オーディオビジュアルインスタレーションで展開した。
● 中部大学
音色とかまり|14分
白井 湧宇 (人文学部コミュニケーション学科4年 )
作品概要:
津軽三味線奏者の高校の同級生をメインにしたドキュメンタリー映画。古き伝統が若い世代に受け継がれることの重要さや三味線奏者の思いを語った作品です。
● 名古屋市立大学
鯨|7分10秒
CHANG SHICHENG (大学院 芸術工学研究科1年)
作品概要:
作品はシングルマザーが離婚後、生活に不調やストレスがあっても、娘の願いをかなえようと努力する一方、娘も母のために頑張っている物語を通し、おやこの間の愛を伝えたいです。
● 名古屋学芸大学
Trace of Simulations|2分53秒
石川 真衣 (大学院 メディア造形研究科 1年 )
作品概要:
板タブレット使用時における現実でのペン先の動きと、画面上でのカーソルの動きとのズレに着目した作品。板タブレットに紙を敷き、綿棒で作ったペン先に絵の具を付けた状態でロトスコープを用いてデジタル作画を行なった。そうすることで同時にできたアナログ作画(現実のペン先の痕跡)と、デジタル作画を組み合わせて構成した。
腹鳴恐怖症|4分18秒
小沼 亜未(大学院 メディア造形研究科 2年 )
作品概要:
ぐー。お腹が鳴ってしまった。恥ずかしい。止めたいのに止められない。
中高生時代の「お腹が鳴ってしまう」という経験をもとに、メタファを多用して制作したアニメーション作品。
● 名古屋芸術大学
IRODORU |1分23秒
尾上 優衣(芸術学部 イラストレーションコース 4年)
作品概要:
「日々を彩る」をコンセプトにロトスコープを用いてアニメーション作品を制作しました。
普段の日常の中で見慣れている物事でも、見る角度や考え方を変えるだけで新しい発見があり、非日常を見出すことができます。それが楽しさやポジティブな感情に繋がると考えました。
その日を楽しくできるかは自分次第であり、日々は自分の力で彩ることができるということを伝えられる作品にしたいと思い制作に取り組みました。
Starry night party |1分3秒
山田 音羽(芸術学部 メディアデザインコース 4年)
作品概要:
星をコンセプトにしたVtuberアイドルグループのプロデュースと、ライブのオープニング映像を制作した。
私は初めて行ったVtuberのライブで流れていたオープニング映像の、非日常が始まる高揚感と会場全体が同じ気持ちを共有していく一体感が忘れられない。
あの時の感動を作品を通して知ってもらい、ライブへ足を運ぶきっかけに繋がればと思う。
● 名古屋造形大学
救世サービス |16m14s
澤村 要 (造形学部 情報表現領域 4年)
作品概要:
「フリオチ」という方法論から、「オチオチ」という手法を考え、それに基づく動画作品を制作した。それは、冒頭からある程度おもしろく、最後にそれ以上におもしろいオチがある、という形式である。それにより、視聴をやめず継続して最後まで見てもらえるのではないかと考えた。
インターフェースデザインゼミ 2023年度インタラクティブ作品 |1m33s
荒川 楓 (造形学部 情報表現領域 4年)
作品概要:
2023年度に制作・展示したインタラクティブコンテンツの記録映像。こまきこども未来館に展示している作品、ハーベストの丘で展示した作品、名古屋造形大学卒業制作展で展示した作品の3本。測域センサを用いることで人のいる位置や触れた位置を取得し、プロジェクターによって映し出される映像を変化させていく。
● 名古屋文理大学
9月1日、それぞれの思い|19分47秒
佐藤稜真 (情報メディア学部 情報メディア学科 4年)
作品概要:
2023年9月1日、関東大震災から100年が経った。追悼式はお年寄りから子供まで多くの人で溢れ、静かながら賑やかな雰囲気であった。震災の跡を追う中で知った「朝鮮人虐殺」という事実。様々な思いが交錯し、事実が見えなくなってしまった時、人間はどうなってしまうのでしょうか。