2022年6月11日開催

国際会計研究学会

第1回カンファレンス

「いま、国際会計研究とは

何かを問い直す」

〔JAIASカンファレンスとは〕

 JAIASカンファレンスとは、2019年まで開催されていた東日本部会・西日本部会に代わる研究報告の場です。広めに設定された共通のテーマに適う意欲的な研究報告を集め、当該テーマについてインテンシブな討論を行い、報告者・audienceがともに新たな知見を得ることを期待しています。

 カンファレンスがこうした特徴を有していることから、カンファレンスに採択された論文は、JAIAS年報(学会誌)のファスト・トラックにのせることとしました。比較的短い期間で査読論文を公表する機会となることから、若手研究者からの積極的な応募をとくに強く期待しています。

〔統一テーマ「いま、国際会計研究とは何かを問い直す」とは〕

 国際会計研究の分野では、いち早く他国の制度を正確に紹介し、そこから日本の会計制度に対する含意を得ることに学界関係者の関心が寄せられていた時期もありました。ウェブを通じて多くの情報を入手できるようになった今日では、そうした営みで研究者に固有の強みを発揮するのは難しくなっています。

 その一例が示すように、学界関係者に期待される貢献は、研究を取り巻く環境や「国際会計(学)」の学問の成熟度に応じて異なります。いまを生きる我々にどのような役割が期待され、その期待に応えるためにはどのような手法の研究が求められるのかが今回のカンファレンスのテーマです。濃淡の違いこそあれ、国際会計を対象とする研究のほとんどが上記の問題と繋がっています。多くの方々からの報告希望をお待ちしています。

〔カンファレンスは予定通りに終了しました。ご参加下さったみなさまに感謝いたします。〕

日時:2022年6月11日(土)13時より

開催形式:Zoomによるオンライン形式

開催校:早稲田大学

参加費:無料(要事前登録)

プログラム

13:00-13:05 開会挨拶 小西範幸氏(国際会計研究学会会長・青山学院大学)

13:05-13:10 趣旨説明 米山正樹氏(JAIAS年報編集委員長・東京大学)

報告資料はこちらからダウンロードできます。

13:10-13:30 基調講演「基準開発の深層:国際会計研究からのメッセージ」 杉本徳栄氏(JAIAS前会長・関西学院大学)

報告資料はこちらからダウンロードできます。

13:30-16:30 報告セッション(一部変更の可能性あり)(各セッション報告25分、ディスカッサントによる討論10分、質疑応答15分)

報告セッション(1) 13:30-14:20

野口 倫央氏(愛知学院大学)

「のれんの事後測定と価値関連性―償却アプローチvs減損のみアプローチ ―」

報告論文はこちらからダウンロードできます。

当日報告資料はこちらからダウンロードできます。

ディスカッサント:宮宇地 俊岳氏(追手門学院大学)

ディスカッション資料はこちらからダウンロードできます。

報告セッション(2) 14:30-15:20

岡村 晋太郎氏(学習院大学大学院博士課程)

「除去費用の当初認識における会計処理の考察」

報告論文はこちらからダウンロードできます。

当日報告資料はこちらからダウンロードできます。

ディスカッサント:川村 義則氏(早稲田大学)

ディスカッション資料はこちらからダウンロードできます。

(3)報告セッション(3) 15:30-16:20

為房 牧氏(岐阜協立大学)

「米国における財務諸表の体系と表示の一体性」

報告論文はこちらからダウンロードできます。

当日報告資料はこちらからダウンロードできます。

ディスカッサント:米山 正樹氏(東京大学)

ディスカッション資料はこちらからダウンロードできます。

16:20-16:30 Concluding Remarks  米山正樹氏

報告資料等のリンクを切りました。ご了承下さい。

お問い合わせ

国際会計研究学会 第1回カンファレンス準備委員会

米山正樹・山地範明・草野真樹

113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院経済学研究科 米山正樹研究室

jaiasconference2022@gmail.com