第42回エアロゾル科学・技術研究討論会を2025年8月27日(水)~8月29日(金)の日程で,兵庫県姫路市にある姫路商工会議所にて開催します。エアロゾル研究に携わる研究者・技術者の交流や情報交換の場として有意義な討論会にするため,多くの方の発表・ご参加をお待ちしております。
討論会では,例年のとおり一般講演(口頭発表・ポスター発表;若手プレゼンテーション賞の対象も含む)および特別セッション(井伊谷賞)を開催し,討論会の前日(8月26日(火))には,基礎講座および若手討論会も開催を予定しています。また,討論会内で日本結核・非結核性抗酸菌症学会との合同シンポジウムが2日目に開催されます。コロナ禍を経験した我々にとってバイオエアロゾルとの付き合い方も大切であることを認識した上で,異分野の学会の交流による学会活動の活性化を意図して本シンポジウムを企画しました。さらに,3日目の午前中には,クリーン化技術に関するシンポジウムをSCT研究会が中心となって企画しております。近年我が国において半導体産業の工場が多数建設されており,エアロゾルを含む多種多様な汚染物質を適切に処理するクリーン化技術に再度脚光が当たるとの意図で企画しました。
討論会の詳細については,学会ホームページおよび討論会ホームページにて随時更新予定です。重要なアナウンスもありますので,そちらも必ずご覧ください。
討論会の実施形態ですが,通常通り全面対面で開催します(ハイブリッド形式での開催は行いません)。また,懇親会は通常通りに盛大に開催する予定です。
詳細につきましては討論会ホームページや学会事務局からの電子メールでお知らせしますので,情報にご留意いただきますようお願いします。また,討論会の前日(8月26日(火))には同会場にて基礎講座および若手討論会も実施します。こちらも奮ってご参加ください。
会場となる姫路市は兵庫県の南西部(播磨地方)の瀬戸内海に面し,国際会議観光都市に指定された人口52万人程度の都市です。播磨臨海工業地帯の中核都市として,古くから商工業が発展してきました。また,世界遺産の姫路城や書写山圓教寺などの観光資源があります。会場の姫路商工会議所までのアクセスは,JR姫路駅からバスを利用して10分ほど,徒歩で20分ほどです。JR姫路駅は少ないながらも新幹線のぞみが停車します。期間中は大阪万博が開催されていることもあり,大阪周辺での宿泊は困難になると予測されます。姫路駅周辺を中心にビジネスホテルは多くありますが,万博と併せて訪れる観光客によりホテル確保が困難となることも予想されます。また,姫路市内への宿泊者数に応じた助成金の申請を検討しておりますので,僅かでも学会参会が予想される方は,今すぐにでもホテルの予約をご検討頂ければ幸いです。
討論会および要旨投稿の詳細につきましては,今後の会告および 学会ホームページ でお知らせいたします。第42回の討論会では,皆さまとお会いできることを楽しみにしております。