太田一高 探究活動 その2
2024.1.15 太田第一高校に探究アドバイザーとして訪問させていただきました。
二度目の訪問。私たちの成長と生徒の成長がどちらも見えればいいなと思いながらの水郡線。と同時に、一度見たあのテーマがどうなっているのか。とてもわくわくした気持ちで訪問しました。
今回、1年生は発表の班とのマンツーマンでアドバイス。大体の仕上がりをみて改善案を、と思いましたが何を言おうか迷ってしまうくらいいい仕上がりでした。私の班では、伝えたいことを一番強く伝えてみようということ、自分たちのアイディアを大胆かつユーモアにしてみない?ということ、アドバイスしてみました。すると、どんどんアイディアが出てきました。そして、発表するときのアドバイスとして楽しんでほしいということを伝えました。私自身も経験したことですが、自分が楽しんでいると聞いている人も楽しくなることが多いと思います。必ずしもではないですが。実際、私は今回の探究活動は学びに来たと同時に生徒と楽しもうと思っていました。生徒が楽しんでくれていればいいなと思います。
2年生は、発表の班を中心に、あとは全体のポスターについて見て回りました。ポスターとスライドの違いに苦戦している班もいましたが、自分たちの言いたいことを中心に考えてほしいということを伝えると、これは消してもいい、これは色をつけようなどすぐに実行してくれました。見やすくするためには?文字の大きさは?いろんな困難がありながらも丁寧にポスターを作り上げていたと思います。また、ポスターを見たうえで少し質問を投げかけると迷いながらも答えを出してくれました。ここにも少しアドバイス。自分たちのやったことに自信をもって答えていいんだと伝えました。失敗してもいいし、逆に教えたくれる人がいるなら学びになることを伝えました。一筋縄ではいかないテーマも多かったのですが、がんばって形にしようとしていました。きっといいポスター、いい発表になあると思います。
アドバイスの方法も前回から少し変えて私自身のチャレンジ。短い時間のアドバイスですが、答えを最初から言うのではなく、ヒントを伝え自分たちで気付いてもらおうとしました。実際に、自分たちでアイディアを出してくれる班もあれば、自分の実力不足で悩んでしまうところも。時間が少ないことを言い訳にせず、もっと声をかける質を高められればなと思います。2回目ということもあり、いろんなことを質問してくれました。このような関係を築くために必要なこと、たくさんあります。周りの先生方は、私たちの陰でサポートしてくださいました。周りの先生方の声のかけ方、とても参考になります。一人一人に適切な声かけ。しっかりその子のことを見てあげないとできないと思います。私もそうなれるようにまだまだ学び続けたいなと改めて感じました。
このような機会を設けてくださった太田第一高校のみなさま、誠にありがとうございました。
蜻蛉