土浦湖北高校 茨大研
2024.9.26 土浦湖北高校に訪問させていただきました。
土浦湖北高校にボスの講演会学生サポーターと高校生との交流会大学生として参加させていただきました。加えて、4時限目の全授業を自由に授業参観させていただく許可もいただき多種多様な授業を見させていただきました。
授業参観させていただいた中で家庭科の授業が印象に残っています。この日は赤ちゃん人形を用いた保育指導をしていました。頭ってこんなに重いんだ。こう抱いたら赤ちゃん腕痛そうじゃない。など実際に赤ちゃん人形を抱いてみることでしか感じられない学びがありました。また、班に迎えられた赤ちゃんに向かってボスの一言「赤ちゃんの名前は?」。その一瞬で生徒たちの輪に入ってしまうボスのわざには考えさせられます。加えて、生徒たちの授業への意識を高め愛着をもって触れるようにしていたと思います。土浦湖北高校ではこの後、実際に本物の赤ちゃんに触れる交流会が設けられているそうです。このような貴重な会が可能になった背景には地域の方々のご協力とより良い関係を築いてきた学校の尽力が合ってのことだと思います。一つの学校という場は狭い世界かもしれませんがその学校は多くの方々の協力の上で成り立っていることを忘れてはいけませんね。
ボスの交流会ではアイスブレイクを用いて生徒を引き込むことから始まりました。前方の生徒たちはボスの巧みな話術に魅了され意欲的な姿勢でした。しかし、後方になると声の聞こえやボスの動きが見えづらいこともあり、だんだんと意欲が下がってしまうのが見受けられました。ここを少しでもサポートするのが私たちの役目だったのでしょうがうまく引き込む声かけというのは難しいですね。逆に、現職の先生の素晴らしさに圧倒されてしまいました。生徒の意識が離れているのを感じてただ叱るのではなく、その意識や手遊びを学びに繋げる臨機応変な声掛けをしていました。このような対応が自然と生徒の学びを促進しているのでしょう。
高校生との交流会では8人くらいのグループになり実際に生徒たちと対話させていただきました。自分の好きなことと将来したいことの差に悩む子。大学という知らない場所に興味を持っている子。現在の自分の苦手を改善したい子。それぞれに多種多様な悩みを抱えていました。共通していることといえば各々が己と向き合ってこれからについて真剣に考えている点だと思います。生徒たちの真剣な姿勢を見るとどうにか力になりたいという気持ちになりました。しかし、少し真面目に話過ぎたかもしれません。もっと勉学だけに囚われない伸び伸びとした学びを含められたら良かったと思います。
土浦湖北高校の皆様、この度は誠にありがとうございました。また、ご縁がありましたらよろしくお願いします。
AI