太田一高 探究活動
2023.9.25 太田第一高校に探究アドバイザーとして訪問しました
私たちは太田第一高校・付属中学校で、「大学生による探究ゼミ」にアドバイザーとして参加させていただきました。高校生との探究ゼミでは、高校1・2年生が班ごとに課題を設定し探究活動を行っていました。私たちは話を聞きながら、感じたことや疑問に思ったことを投げかけ、高校生と意見交換をしました。高校生に自身が考えたことを自身の言葉で説明してもらうために、「なぜ」「どうして」といった聞き方をするように心がけました。交流の中では、データをアンケートや実地調査で実際にデータをとったり、資料集の地図やデータを参照したりなど、情報の収集を工夫して行っていることに感心しました。探究ゼミの後では、現職の先生に混ざりボスの「総合的な探究の時間」についての講演会を聴きました。髙木先生の講演会でも学んだ、PISAの読解力が求める資質・能力や、子供たちに積極的に考えさせながら授業を展開することなどを聴き、これからの学校教育に求められることを再確認することができました。その中で、現場で働く先生方の本音を聞いた時は、理想通りに学校教育を進めることの難しさを感じ、またそのような場合でも本質を失わず臨機応変に対応することが大切なのだと教えられました。個人的な反省点を挙げると、高校生の質問に対して的確に答えること、大学生という視点からアドバイスをすることがうまくできなかったと感じました。また、高校生からも分かるくらい緊張していたので、自然に接せるように場数を重ねていきたいです。11月には、もう一度大学生との探究ゼミが予定されています。今回の反省を生かし、次回は高校生・大学生ともにより深い知見を得られるよう精進したいと思います。
ハチ