ひなたぼっこ ~森田充さん~
2023.12.16 ひなたぼっこにつくば市教育長、森田充さんをお迎えしました。
構想から約3ヶ月、遂に森田さんとのひなたぼっこが実現しました。
テーマは『つくば市教育長が語る 世界の明日が見える教育』とし、第一部は講演、第二部は質疑応答と対話の時間に設定。事前にいただいたスライドのデータでその熱意が既に伝わっており、実際、講演の内容も素晴らしく、貴重な時間となりました。
講演では、森田さんの小学校への赴任からICT教育との出会い、それを通じて感じた、教師のあるべき姿勢、さらには、現在率いていらっしゃるつくば市の教育について語っていただきました。森田さんの教員生活についてでは、データに基づいた個別最適化教育との出会いから、自閉症スペクトラム症の子をクラスで持たれたお話、さらに幼稚園で感じたことのエピソードなどを通じて、教師としての人格形成、姿勢、クラス経営の仕方を考えさせられる内容でした。つくば市の教育については、"一人ひとりが幸せな人生を送る"という最上位の目標を達成するにあたり、子供たちに"大切にされていることを実感できる"、"学びたいことが思い切り学べる"、"自己決定が保証される" 学校を提供することが責務であると語られており、それに関連する事例も数多く拝見させていただきました。子供たち一人一人が相手を認められ、相手から認められることの重要さを感じること、それを伝えるため、自らの姿勢を子供たちに見せること。興味を持ったことをとことん追求できる環境の整備、ルールメイキングプロジェクトなど、これからの教育のベースとなるであろう、まさに世界の明日が見える教育を感じることができました。
第二部では、想定以上に、対話の花が会場中で咲いていた様に見受けられ、司会進行を務めた身としては安堵です。質疑応答でも、事前質問に丁寧にお答えいただいた後、会場の方々の質問に親身に回答くださいました。
ご多用の中、長期にわたり細やかに連絡を続けてくださり、また、このような大変貴重な機会をくださった森田さんに、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
たんた