もとは福岡植物研究会の一部として、糸島地域の植物を調べるために活動を始めた団体です。昭和43年(1968年)の発足以来、採取した植物は1300種を超え、標本の多くは伊都国歴史博物館(福岡県糸島市)に寄贈して、地域の植生の変化の記録としても役立てられています。そうした調査の一方で、現在は広く一般からも会員を募り、主に糸島周辺を会場にして植物観察会を行っています。また夏休みの時期には子どもたちの植物採集と標本づくりのお手伝いをしています。