本道場について

はじめに

大東流合気柔術 維心館は、史上最も進化した「合気」を中心に、大東流合気柔術を学びます。稽古を通して日本の伝統文化を知り、思いやりのある豊かな心を養成するとともに、健全な精神と肉体の向上を図ります。大人から子供まで誰にでもできることを目標に、無理のない楽しい武道を目指します。身につければ護身術として、最大の効果を発揮します。

大東流合気柔術の歴史

大東流の起源については諸説あり、最近の研究から江戸末期に会津で生まれた武術家、武田惣角正義(1859〜1943)が創始者とされています。惣角は会津を出て諸国を武者修行中、北海道北見にて堀川幸道に大東流を指導、幸道はその後同地にて幸道会を設立、多くの門弟を指導しましたが、その中に岡本正剛(1925〜2015)もいました。正剛は幸道から秘伝の合気を授かり、後に上京して六方会を設立、晩年その卓越した技は「合気の達人」と言われました。

本道場の指導者は平成8年六方会に入門し、当時かくしゃくとしていた岡本師範から約20年間にわたり親しく指導を受けました。

稽古の方法と術の特徴

「合気上げ」と「合気下げ」を中心に反復稽古することによって、より高度な技術を身につけることができます。特徴は、絶妙なタイミングや角度で相手に合気を仕掛け、自由自在にコントロールすることです。

決して力づくで押さえ込んだり、激痛を与えたりするものではありません。即ち、力の弱い人であっても大東流の術を身に付けることで、自己の能力を最大限にパワーアップすることが出来る、いま最も進化した柔術だと世界から注目されています。

稽古の効果

武道を通して礼節と寛容の精神を学ぶことは勿論のこと、稽古で培ったあらゆる技術が現在の危難からあなたの身を守ってくれます。稽古を始めた殆どの人は自信と誇りに満ち、毎日を生き生きと過ごしています。