研究会概要

【開催趣旨】

 名古屋大学と国立天文台が共同で開発・運用してきたIRSF 1.4m望遠鏡は、2000年に南アフリカ天文台に設置され、2020年に20周年を迎えました。これを記念した赤外線研究会を、2022年12月1日-3日に開催する運びとなりました。IRSF望遠鏡20年間の成果の総括、近年の赤外線天文の成果報告、今後の日本の赤外線天文学におけるIRSFの貢献を目的としています。また、IRSFが設置されている南アフリカ共和国の研究者数人をお招きする予定です。渡航が難しい海外研究者はZoomでの発表になります。なお最終日には、今年3月に退職された京都大学の長田哲也先生の記念講演会を予定しております。

 IRSFユーザーのみならず、幅広いコミュニティーからもご参加いただき、IRSFによる研究を振り返るとともに、分野全体の将来を検討できる機会になることを期待しております。また、今後IRSF望遠鏡を使って研究を行いたいと考えている方々の参加もお待ちしております。


【日程】

2022年12月1日(木) - 3日(土)


【会場】

京都大学 益川ホール(北部総合教育研究棟内):以下のキャンパスマップ13番の建物

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-n

(現時点では、対面での実施を予定しております。)


【予定しているセッション】

・IRSF20年間のあゆみ:

- 赤外線天文学におけるIRSFの貢献

- 顕著な成果のレビュー

- 近年の成果報告

・IRSFの将来計画:

- 観測装置の計画

- 今後のIRSFでの観測計画(OISTERとの連携)

・長田哲也先生の退職記念講演会


【言語】

1日目&2日目:原則英語

3日目:日本語


【申込締切】

・講演申込:11月4日(金) 23:59

・講演なしの参加申込:11月25日(金) 23:59

【今後の予定】

2022年11月中旬 プログラム確定(ファイナルサーキュラー配信)

2022年11月25日 講演なし参加申込締切

2022年12月1日-3日 研究会


※本研究会は、2022年度国立天文台研究集会(NAOJ-RCC-2201-0208)として採択されており、研究集会経費の助成を受け開催いたします。


【世話人】

金田英宏(名古屋大学)、楠根貴成(名古屋大学)、栗田光樹夫(京都大学)、

永山貴宏(鹿児島大学)、西山正吾(宮城教育大学)、森鼻久美子(国立天文台)


【問い合わせ先】

irsf20th_AT_u.phys.nagoya-u.ac.jp(IRSF赤外線研究会実行委員会)