日本屈指のデータサイエンティスト集団

情報処理学会

ビッグデータ研究グループ 

情報処理学会 ビッグデータ研究グループとは

情報処理学会  ビッグデータ研究グループ(正式名称 : ビッグデータ解析のビジネス実務利活用研究グループ ,  英字略称 : IPSJ-PBD)は、ビッグデータ分析の利活用促進と社会への還元を推進しそのビジネス基盤を確立する事を目的として、2018年4月に情報処理学会の研究グループとして発足しました[参考1,参考2]。

本研究グループの活動は、従来の勉強会やチュートリアルセミナーを基盤に、研究会、全国大会などでのセッション企画、トランザクションを基盤とする各種出版物発行、関連する研究会、業界関連団体との連携によるイベントや事業展開、などを想定しています。また同時に国際的なイベントや企画への参画の可能性も模索していきます。

本研究グループはこれらの活動を通じて、ビッグデータ分析技術の教育・研究および、利活用を促進することにより、そのビジネス基盤を確立してまいります。

お問い合わせ

 kazuoishii2014@gmail.com(石井)までお気軽にご連絡ください。

活動

目的

近年、情報技術の進歩によりインターネットにおける情報トラフィック量が増加しており、従来のデータベースやデータ解析技術では対応できないほどの大規模データすなわちビッグデータが日常的に扱われるようになっている。これらのデータを処理したり分析したりするデータサイエンス技術である機械学習、人工知能、インターネットオブシングス(IoT)も著しい進歩と認知が拡がっており、社会からの要請も高まっている。これらビッグデータ解析の利活用を推進し、産業への応用を促すことは、第4 次産業革命やSociety5.0 を推進し、我が国の繁栄と発展に寄与する重要な課題と考える。しかし、ビッグデータ利活用とその処理・分析技術は多数の分野にまたがった複合的技術であり、これらを駆使する人材の育成や利活用の推進は期待されているほどに効果的にはなされていない。また、この分野は国際的にも競争が激しく、Google, Amazon, Netflix, Baidu などの有力な企業も少なくないが、この中で我が国の技術者、ビジネスマンがどのようにして戦っていくかということも重要な課題と考える。

本研究グループは、若手IT 技術者によるIT 勉強会をベースに、ビッグデータ処理技術とデータサイエンスの修得を行い、確固たるビジネス実務への利活用を促進し、社会への還元を進めることを目的とした情報処理学会IT フォーラム「ビッグデータ活用実務フォーラム」を母体としている。本研究グループの目的は、ビッグデータ解析の利活用促進と社会への還元を推進しそのビジネス基盤を確立することである。本研究グループの活用分野としてヘルスケア(健康・医療)、アグリカルチャー(農業)、ファイナンシャル(経済)、ビジネス(経営・マーケティング)、マニュファクチャリング(製造業)、ガバメント(政府・公共団体)などへの応用促進を想定し、その基盤となるインターネット(ウェブやソーシャルネット)、センサーやモバイル端末などへの活用展開を想定している。また、その利活用促進のためこれらのデータ分析を処理するための数学基盤(解析学、確率論)、統計学や、プログラミング、データ分析ツールなどの活用促進、人材育成などへの寄与も想定している。本研究会の活動は、⑴従来の勉強会やチュートリアルセミナーを基盤に、⑵研究会やソフトウエアジャパン、全国大会でのセッション企画、⑶トランザクションを基盤とする各種出版物発行、⑷関連する本会内部の研究会、業界関連団体との連携によるイベントや事業展開、などを想定している。また同時に⑸国際的なイベントや企画への参画の可能性も探っていく。

主な研究分野

運営委員会