界面現象の数理・

モデリング研究合宿 2019

本研究集会の目的

本研究会は,様々な界面現象の数理モデリング,数学解析,数値解析に関するテーマを広く取り上げ,合宿形式で参加者が研究発表と議論を行うことを目的としています.最新の研究成果のみならず,新たなモデリング手法や数学解析につながることが期待される萌芽的なアイデアについての意見交換を行います.宿泊可能人数に制限がありますのでご注意ください.

開催予定

参加予定者(順不同,2019年6月2日現在)

石渡 哲哉(芝浦工業大学),木村 正人(金沢大学),井元 佑介(京都大学),榊原 航也(京都大学),大塚 岳(群馬大学),可香谷 隆(九州大学),三浦 達彦(京都大学),三竹 大寿(東京大学),物部 治徳(岡山大学),水野 将司(日本大学),桑名 一徳(山形大学),林 邦好(聖路加国際大学),田中 良巳(横浜国立大学),森口 昌樹(中央大学),Mohammad Rhudaina(京都大学),池田 幸太(明治大学),小林 俊介(明治大学),上形 泰英(明治大学),山本 宏子(東京大学)

プログラム

7月4日(木)

14:20–14:30 オープニング・諸連絡

14:30–15:00 三浦 達彦(京都大学)

曲がった薄膜領域上のナヴィエ・ストークス方程式に関する特異極限問題

15:00–15:30 小林 俊介(明治大学)

床面付近における紙のすす燃焼現象の不安定性と回転波

15:30–16:00 上形 泰英(明治大学)

画像輪郭抽出によるパラメータの決定手法と紙の燃焼モデルのパラメータ推定に向けて

16:30–17:00 Mohammad Rhudaina(京都大学)

Surface energy-driven interface dynamics with junctions and volume constraints

17:00–17:30 桑名 一徳(山形大学)

燃焼における界面現象

7月5日(金)

09:00–12:00 フリーディスカッション

13:10–13:40 大塚 岳(群馬大学)

クリスタリン曲率流による幻視スパイラル成長の数値計算シミュレーション

13:40–14:10 池田 幸太(明治大学)

Rayleigh–Plesset 方程式の解に対する線形化 Navier–Stokes 方程式の解の性質について

14:10–14:40 山本 宏子(東京大学)

自己重力作用のある圧縮性粘性ガスの Jeans 不安定性

15:10–16:10 渡辺 勢也(東京工業大学)

特別講演:界面に適合する細分化格子を用いた自由界面流れの大規模並列計算

16:40–17:10 森口 昌樹(中央大学)

平均曲率流と幾何形状処理

17:10–17:40 林 邦好(聖路加国際大学)

多変量統計モデルにおけるモデル評価について

7月6日(土)

09:00–09:30 可香谷 隆(九州大学)

接触角条件付き1次元表面拡散に対する進行波解について

09:30–10:00 物部 治徳(岡山大学)

指数型の曲率依存性のある界面方程式の解の挙動

10:30–11:00 田中 良巳(横浜国立大学)

螺旋の濡れの安定形態

11:00–11:30 水野 将司(日本大学)

変分解析による動的な結晶方位差と三重点を含む結晶粒界のモデリング

プログラムのpdfファイルはこちらからダウンロードできます.

世話人

井元 佑介(京都大学 高等研究院)

榊原 航也(京都大学 理学研究科 & 理化学研究所 数理創造プログラム)