大阪工業大学情報科学部デジタル技術の活用による
水辺の価値創造チーム
共創メンバー 大阪工業大学情報科学部情報メディア学科インタラクションデザイン研究室、水都大阪コンソーシアム
活動テーマ:水辺,癒し,健康,ゴミ対策,ウェルビーイング,ストレス軽減,観光,価値創造,遠隔コミュニケーション,デジタルツイン
・私たちの共創チャレンジ:都市空間での水辺の価値をデジタル技術を用いて再発見し,水辺環境と共存するウェルビーイングな社会を構築していくことにチャレンジします.
・未来への宣言:デジタル技術を活用し,都市空間と水辺が共存する未来に貢献します.
・きっかけ:今まで,まったく知らなかった水都大阪の水辺の良さを再発見したことをきっかけに,水辺の良さをもっと知ってもらい,水辺の環境を改善したいという思いに至りました.
・取組の展開
下記の取り組みを,「水都大阪コンソーシアム」と連携して進めています.
(1)水都大阪の水辺の癒し効果の測定実験(2021~)
水辺の癒し効果を検証するために,水辺の景観画像を周波数解析し,1/fゆらぎを起こす条件を探求しています.また,水辺の水面から捉えた半水面映像に対する心拍変動解析を行い,ストレス改善効果を検証しています.
(2)昔の景観を体験できるストリートミュージアム実験(2020~)
現在の都市の水辺の景観画像に対して,現在の水辺を景観を残し,浮世絵から江戸時代の文化を重畳させ拡張現実感(AR)を体験できる試みを行っています.昔から水辺を中心として,どのように文化が移り変わり,どのような未来が期待されるのかを,AI×AR技術を用いて,過去・現在・未来の時空間を覗いてみるストリートミュージアムを創りたいと思っています.周遊船での活用も含めて検討しています.
(3)水辺のドローン実験(2022~)
水上のサップや船でのイベントやパーティなどの必要品をケータリングしたり,ゴミを回収したり,橋などのインフラのメンテナンスをしたり,災害時に救助をしたりするドローン活用を検討しています.
(4)水辺の良さを共有できるメタバース実験(2022~)
まだ,検討段階ですが,VRチャットを介して,水辺の良さを遠隔から発信し,実際に水辺に来てもらう社会実験を企画しています.
・共創を希望する方々:水辺の良さを発信したり,水辺の環境を守ったり,水辺に興味をもっている方々ととも,水辺の価値創造に取り組めたらうれしいです.
・SDGsとの関わり:
下記の3つも目標に関係しています.
11:住み続けられるまちづくりを
14:海の豊かさを守ろう
3:すべての人に健康と福祉を
・問い合わせ先:
大阪工業大学 情報科学部 情報メディア学科
佐野睦夫
E-mail: mutsuo.sano@oit.ac.jp