スキルアップしたい
書き始めて10年を迎えました。「講義メモ」でということで書き始めた。BLOG【Excelテクニック and MS-Office recommended by PC training】。BLOGの目次のようなサイトを作っております。
様々な関数や機能と組み合わせることで、さらに時短へパワーアップ!
Excelのグラフ。ちょこっとプラスするだけで、おおっ!って感じのグラフが作れちゃうんですね。
時短をするなら、やっぱりマクロVBA。意外と難しくはないので、スキルアップしてみませんか?
四則演算や簡単な関数を使った資料では、イマイチになってきた昨今。ちょっとしたことで、一つ上のレベルの資料を作ってみましょう。
事務職の資料にプラスα。重回帰分析を「データ分析」機能でみてみよう
クエリ。Accessの関数を使って様々なクエリを抽出していきましょう。
簡単にスライドを作ることは出来るけど、資料として、もう少し見栄えが…などなど。そこで、少しテクニックをプラスするといいんですね。
レイアウトを揃える。インデントとタブ。そして裏技も色々あるんですね。
<MOSの取得に関して思う事>
資格もっていたほうがいいですか?
パソコン関係の資格。たくさんありますね。その中にMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)という資格があります。ご存知の方も多いでしょうし、すでに、持っていますよ。という方も多いでしょう。
この資格に関して、学生さんや、求職者の方から、「資格もっていたほうがいいですか?」とご質問を受けることが良くあります。
あくまでも私感と経験上の話と断った上で、お話しさえていただくのですが、【取得しておいた方がいいですよ】と答えております。
確かに、資格を取得したからすぐに、仕事が大幅に早く出来るようにあったということは、難しいかもしれません。資格取得後も、さらなる鍛錬・練習・スキルアップが求められるでしょう。ただ、学生さんや求職者さんとすでにお仕事をされている方では、MOSに対して、とらえ方が変わってくるのだろうと。
学生さんの場合ですと、彼らから良く聞くことは、「資格がないと、内定がとれないので…」と。確かにその一面はあるのでしょう。
しかし、これから彼らが、社会人として、どんな職種についたとしても、パソコンスキルは求められるでしょう。
ですので、"資格を取得する"⇒"内定"ということもありますが、社会人になる前に、少しでも、ビジネススキルとなった、パソコンスキルに慣れておく、習得するということは、決してマイナスにならないと考えます。
求職者さんの場合ですと、1つ目は、自信をつける意味でも、資格の取得を検討されるのがいいでしょう。MOSの取得に向けて、どうしても、独学での限界というのがあります。MOSの特性上、短時間で問題を解答していく必要がある以上、コンパクトな操作の習得が必要になってきます。
私は、資格取得よりも、この勉強・練習こそが、大事だと考えております。スムーズな操作は、実務の場面で、使えるスキルとなっていくことでしょう。
また、今までの自分にプラスされるわけですから、パソコンの操作をはじめとして、ExcelやWordへの恐怖心が和らぎ、自信へとかわっていくことでしょう。現に、多くの求職者の方がそうでした。
2つ目は、【出来ますか?】という質問に「出来ます」から「資格を持っています」に代わるという事。これは、非常に大きい点です。
面接の際などに、人事担当者からの質問に、「出来ます」という相対的なものから、「資格」という客観的視点からの判断に変わるわけです。私が以前求職者さんから実際に聞いた話ですが、仕事決まりましたよ。とそして、資格があったので、それが良かったみたいです。と。
今度は、仕事についている方からMOSを見た場合ですが、資格があろうが、なかろうが、既職者からみれば、どっちでもいいというのが、ホンネではないでしょうか?仕事は、効率的な操作をしたほうが、いいのでしょう。
ただ、どうしても、【独学】である以上、トータルの操作の速さは、MOSの練習をしてきた方のほうが、スムーズのように感じられます。トータルの操作の速さは、MOSの練習をしてきた方の方が、スムーズのように感じます。
また、どうしても、企業内での操作は、いつも一定である可能性があり、例えばExcelは長く仕事で使っていても、ピボットテーブルは使ったことがないとか、関数もあまりしならい。という方も多いでしょう。となると、新しい資料を作成するにあたり、知っていれば仕事で使えたものも、知らないことによって、作業効率が悪くなってしまう可能性がありますね。
そこで、ある種一定のスキルとして、MOSの勉強をしてもいいのでは、と考えます。特に、Excel エキスパートの試験範囲は、かなり難易度が高いスキルが多く、それを短時間で回答していく力は、実務。仕事でも有効なものと考えられます。
すでにお仕事をされている方であっても、MOSの取得するための勉強というよりも、スキルアップをしていくというスタンスで、挑戦されてもいいのではと思っております。
<Excel関数は難しくない>
Excelの初心者の方からよく『関数が苦手なんです』ということをお聞きします。Excelの関数は476個あるといわれており、非常に多岐にわたっておりますので、全部覚えている人は、たぶん皆無だと思われます。ではどこに原因が潜んでいるのでしょうか?あくまでも、多くの研修を担当させていただいた私感ですが、大きく2点あるように思っております。
どの関数をを使っていいかわからない?
『どの関数を使ったらいいのかわからない』というのも、苦手になる一つの要素ではないでしょうか?
どの関数を使ったらいいのかではなくて、『何がしたいの?何を算出したいの?』というやりたいこと(目標)をハッキリさせることが、まず大事なんだと思うのです。例えば、新宿店の売上金額の合計を求めたいとしたら、「合計を求める。しかも条件付き」と明確にしてあげると、使えそうな関数を見つけやすくなりますし、さらに、関数ダイアログボックスでも、検索することができますので、やりたいこと(目標)をハッキリさせるだけでも、関数の候補が絞れて、見つけやすくなると思いますよ。
関数の引数(カッコのなかみ)がわかりにくい!
関数の引数(カッコの中)がわかりにくいというのも、苦手になる一つの要素ではないでしょうか?ちなみに、引数=ひきすう と読みます。
例えば、IF関数ですが、最初は、論理式を設定しますが、『論理式』って日ごろ言いませんよね。やりたいことは、この条件って合致しますか?しませんか?という二択をする関数ですから、『論理式=質問』と置き換えてみてはいかがでしょうか?次の真の場合も偽の場合も、日常、「真の場合」とか「偽の場合」と使いませんので、『真の場合=Yes』『偽の場合=No』と置き換えてあげれば、わかりやすくなると思います。
特に、人気のある、VLOOKUP関数なんて何をいっているのか、初めて使う方には、ハードルが高いように受け取ってしまいます。
苦手、苦手といっていても、資料が完成するわけではありませんので、日常業務で少しずつ、使ってあげて、慣れていきましょう。少しでも苦手が改善することを、願っております。